三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

馬ヶ岳に登りました

2016-11-12 19:44:02 | 日記
実は2か月前の膝の診察で「もうスポーツをしてもよろしい」と言われました。しかし,その後も「あんよが上手」の域から出ません。平坦な道はそれなりに歩けますが,坂道や階段は苦労します。特に下りがよくありません。何と表現したらいいのか分かりませんが,とにかく膝がぎくしゃくしているのです。スポーツなどとんでもないことです。
しかし,そんなことで膝をいたわっていたらいつまでも回復しないのではないか?――ということで,きょうは近場の山に登ってみました。約30年ぶりです。
馬ヶ岳という標高200mほどの小山です。数年前NHKの大河ドラマ「官兵衛」で有名になりました。ご存知の方もいるのではないでしょうか?
登山口までの往復は自転車を利用します。
登山口です。

いきなり階段です。どうも最初から気が滅入ってしまいました。しかし,意外にもササッと登っていけました。そのうち軽く汗ばむようになり,セーターを脱ぎました。
展望台というところに着きました。

又兵衛岩,官兵衛岩,太閤岩などという看板が建てられています。30年前にはありませんでした。さらに,展望台という場所そのものが(拓かれてい)なかったと思います。
小休止の後傾斜のゆるい下りになりました。二の丸との間の鞍部です。
ここでコシアブラの木に気づきました。

特徴のある5枚葉です。黄葉しています。この先注意して歩くとコシアブラがたくさん見つかりました。来春が楽しみです。10人以上の団体で来ても充分ありそうです。
階段を100段ほど登ると二の丸です。その広場の北側に祠があり,「貫神」と読めます。

写真の祠の上に聳える小高いピークが小倉南区の貫山です。この山と関係があるのでしょうか?初めて認めました。
本丸との鞍部を歩きます。いいですね,この雰囲気。

また急な階段を100段ほど登ったら頂上です。

新田氏の顕彰碑(だったかな?)が聳えるように立っています。ここからは京都(みやこ)平野が一望のもとに見下ろせます。

写真の丁度中央付近にわが家があります。
コシアブラの群生を認めた有意義な一日でした。
以上