三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

手術後初めて山に登りました

2016-10-28 05:46:23 | 日記
まず初めに前回の記事の訂正。
冒頭の「前回の訂正」の個所「……書くべきでした。を挿入するとき……。」で文の字が間違っていました。訂正文の訂正というまったくもっておっちょこちょいのわたしです。ワードプロセッサば便利なのですが,注意を怠るととんでもない文字に変換されたりします。ご用心!

さて,昨日(10月27日)はお休みをいただきました。快晴のいい天気でした。無線機の改造作業を再開する予定でしたが,天気に誘われてサイクリングに出かけた次第です。
目的地はいつもの赤村。当地から15kmほどのところです。
赤駅で昼食。
食べ終わった頃に郵便屋さんが来ました。駅前のポストから郵便物を収集です。このポストは懐かしい円筒形のものです。この村にこの手のポストが幾つあるか尋ねたところ,ここだけだという返事でした。
食後急に登山を思いつきました。もう少し進めば故郷の懐かしい山があります。足の具合も悪くない。ペダルを踏む足に力が入ります。
急な坂を途中から自転車を押して登りきると登山口です。

いきなり急な登りです。しかし,足は特に違和感を感じません。と言うか,もう1年余り膝をかばって歩く癖がついているようです。変化の著しい場所では左右の足の進め方を入れ替えたりしながら慎重に登ります。
突然神秘的な場所が現れました。

不動明王です。
最近,不動明王とは何者か調べましたが,ついに要領を得ませんでした。苔むしたひんやりとした場所です。夏に来ればいい所でしょう。
この辺りは岩が多く,ごろごろしています。下の写真は自然のなせる業としか言いようがありません。

上から岩が落ちてきて,2つの岩に挟まった形です。途中で引っかかって止まっているところが素晴らしい。登山道はこの中を通るようについています。
もっとも,用心深い人はこの中は通らないでしょう。万一上の岩が落ちてきたら大変です。
幾つか岩を通り過ぎると稜線になります。

いいですね,この灌木の中の登山道。わたしの好きな場所です。木漏れ日が何とも言えません。
足は快調です。何だかずっと登山を続けていた気分です。1年ほども休んでいたというのが不思議な気がします。
八畳岩です。

平らな大岩です。本当に8畳あるのかどうか分かりませんが,子どものときから馴染みのある岩です。ここまで来れば,頂上はもうすぐです。
実はわたしが子供の頃住んでいた町はこの山の反対側にあり,頂上まで登ってさらにここまで来るのが慣わしでした。したがって,この八畳岩から先(今回登ってきたコース)は未知の領域だったのです。
ここまで来れば勝手知ったる登山道。幾つかの馴染みのある岩を見ながら歩を進めます。
梵字岩とか国見岩とかいう岩場に来ました。

この梵字,何と読むのか分かりませんが,ハングルに当てはめるとKIKと読めます。多分偶然の形の一致でしょう。足が悪いので岩には登りません。
頂上です。

展望台が作られていて,周囲の樹木が伐採されています。見晴らしを良くするためでしょうが,伐り方がちょっと乱暴な気がします。
その展望台からわたしの生まれ育った町を望みます。

こうして見ると何とも狭い谷あいの町ですね。生まれてから20年間を過ごした場所です。
以上