店つながり。
今度の店も食べ物を提供する店。
でも「かもめ食堂」とだいぶテイストは違う。
全体にこだわり過ぎの「食」の描写は現実的。
でもいきなり開業して、こてこて好みの店を作り、一日一組しか予約させないスタイルで
親への借金を返すつもりの主人公は非現実的。
破天荒なおかんのキャラは好感が持てるのだけど、
このおかんとの関係に「確執」という言葉を使う主人公には違和感がある。
おかんが病気になった瞬間に見事なチェンジをする娘。
これってありうるのかなあ。
なににせよ、エルメス調理の描写の衝撃を引きずったままエンディングを
迎えてしまった。