やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

インフルエンザ その1

2012-02-24 10:32:58 | 息子
インフルエンザ流行り始めたよ~と聞いてから1週間ぐらいたち、
 
学校からきた電話。

「むすこっちさん、熱はなさそうですが、具合悪いみたいです。迎えに来てください。」
 
どああ~ついにきたか!

と思いつつ保健室にいそいそと向かったら意外と元気なむすこっち。

11歳までインフルエンザに感染しなかったむすこっち。

去年春に初インフルエンザを経験。

「あついーさむいー喉痛いー頭痛いー関節痛いーなんとかしてくれ~」の嵐だった。

帰宅して37℃そこそこの熱、昼ごはんをモリモリ食べ、昼寝もしぶるくらい元気。

でもベッドに行かせ、とにかく休ませて様子見てから病院行こ、と思ったら

コンコンと眠り続けたむすこっち。起きたら18時過ぎ。

そして・・・なにやら熱が上がってる顔。

測ったら38,6℃


翌日朝一番で病院到着。

流行ってる時期だけにスタンバっている親子が数人。

しかし開院時間になっても中は暗いまま。静まり返っている。

ザワツク待ち人たち。

そしてその中のお一人が気が付いた。

今日って祝日じゃない?


後部座席に熱がいよいよ上がってきたむすこっちが毛布にくるまり

ボオーッとしている。。。

(祝日祝日祝日祝日・・・えっと休日診療休日診療・・・救急外来救急外来・・・)

頭をフル回転させ、とにかくアクセル踏み込み私のかかりつけ医へ。

むなしくぶら下がる「本日休診」の札。


(一度帰宅して調べるか?いやいやもう一軒。とにかく寄ってみよう!)

ひとりごと全開で向かう。

そして救急扱いで診てもらえる、と受け付けで聞いたときのカンドー。

実はこの病院。はっきり言っていいウワサを聞いたことがない。

でもどう考えてもインフルエンザだし、とにかくリレンザよ。リレンザ。りれんざー!

と心で叫びつつむすこっちを連れて椅子に座った。


するとなにやら診察室が騒がしい。

怒号?・・・いや罵倒だ。

診察室に通じるドアがバターンと開いて、「この医者ダメだっ!かえてくれ!!」と

取り乱した様子の中年男性が出て来た。

あわててどこかへ走り去る看護婦。


ぎょ、ぎょえ!!

このときもう完全に私のアタマの中で、この病院への信頼は限りなくゼロに
 
近付き、薬を処方してもらったら逃げ帰ろうと思っていた。


結局何事が起きていたのか詳細は不明。

子供の不調で来られてたお父さんが診断に不満だったらしいことは分かった。


お父さんのキモチ分かる。

子供の不調は子供が小さければ小さいほど、親の不安はどんどんつのる。

しかも休日診療、専門外の医者に診てもらわねばならなくなったのは

自分の責任(私の場合だけど)などという怒り。。。

だからこの状況だけで医者や病院に非があるとは言えないんだけど。


このときにはむすこっちのインフルエンザ検査は済み、ばっちり陽性。

なのに遅々としてすすまぬ診察。

そしてあなおそろしや。

ノロウィルス感染軍団もビニール抱え診察を待っている。


しびれを切らしてダメモトで受け付けに訴えた。

「なんだかもめてるみたいなんだけど、もう陽性出てるから処方箋だけでも

 もらって(とっとと)帰りたいのだけど・・・」

申し出の甲斐あったのか、看護婦さんに気の毒がられつつ、まもなくして診察室へ。


はい。確かに私、処方箋だけ書いて、と言いましたよ。

でもおそらく医者はむすこっちの顔すら見てないだろう。

体にまったく触れることなく、「薬はリレンザかタミフル・・・」と言うので

「使ったことあるんで!リレンザで!」

10秒で終了。


即行むすこっちを車に押し込め、処方箋をもらい、薬局へ飛んで行き、

帰宅して服を全部脱がし、コートまで洗い、手洗いうがい、薬を飲ませ、

寝られる支度、自分の洗浄・・・こうして看病スタートした。

長い一日だった。