馬場あき子旅の歌38(11年4月)
【遊光】『飛種』(1996年刊)P126
参加者:N・I、曽我亮子、藤本満須子、鹿取未放
レポーター:N・I
司会とまとめ:鹿取 未放
288 マリア終焉の地はここなりと胡桃の風音にさやげる山に連れゆく
(まとめ)
「聖母マリアの家」辺りでマリアはヨハネの死後ひとり生きたといわれている。今ある建物は20世紀になってから建てられたものというが、胡桃の広い葉が風に鳴る音が寂しさをいよいよ深いものにしている。(鹿取)
(レポート)
案内の人に連れてこられた所はただ胡桃の葉音が騒々しかった。(N・I)
(当日意見)
★いや、騒々しいのではなく、胡桃が風に鳴るような寂しいところ。(藤本)