【西班牙 4 葡萄牙まで】『青い夜のことば』(1999年刊)P68
参加者:N・I、T・K、藤本満須子、T・H、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:T・K
まとめ:鹿取未放
118 まだ少し騒がしきもの好きなれば葡萄牙まで海を見にゆく
(レポート)(2009年3月)
モスクワ空港、西班牙の青、オリーブと歌の旅を続けてきたがまだ少し心騒ぐものを求めて葡萄牙の海を見にゆくというのである。ポルトガルの海、それは「地の終わり海の始まる」ところであり、大航海時代を思わせる海でもある。しかし作者は天正、慶長の遣欧使節として渡った人々を想う海だったのかもしれない……読む者の心も騒ぐ一首である。また、「騒人」は、中国で詩人の意味である。(T・K)
参加者:N・I、T・K、藤本満須子、T・H、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:T・K
まとめ:鹿取未放
118 まだ少し騒がしきもの好きなれば葡萄牙まで海を見にゆく
(レポート)(2009年3月)
モスクワ空港、西班牙の青、オリーブと歌の旅を続けてきたがまだ少し心騒ぐものを求めて葡萄牙の海を見にゆくというのである。ポルトガルの海、それは「地の終わり海の始まる」ところであり、大航海時代を思わせる海でもある。しかし作者は天正、慶長の遣欧使節として渡った人々を想う海だったのかもしれない……読む者の心も騒ぐ一首である。また、「騒人」は、中国で詩人の意味である。(T・K)