古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第三十四章 借用義定証文之事 其の六

2014年12月17日 08時44分18秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「借用義定證文之事」第二頁、上の三~四行目

解読 役又候彼是不  延引ニ付、改而願文御さし出

    被成候處、御役許御裁断ニ而、□□門方へ

読み  役又ぞろ、彼是○○延引に付き、改めて願い文御差し出し

     成られ候処、御役許御裁断にて、□□門方へ○○本人

解説 恥ずかしい事ですが、本文は難解過ぎて、習ったものの読めない箇所が多く解読・読み、並びに解説も出来ません。判らない処は飛ばして進みます。ご了承下さい。 初めの字は「跡」か「役」かはっきりしません。どちらでもないように思います。 次は「又候」・・・『またぞろ』。またまた。 続いて「彼是」・・・とやかく。何のかのと。 次の三文字が読めません。 つづいて「延引ニ付」・・・返済が遅れたので。 「改而」・・・改めて。 「願文御さし出」・・・願いの書類を差しだし。「出」が難しい。 四行目最初は「被成候處」・・・成られ候処。 「御役許御裁断ニ而」・・・御役人の裁決により。 「□□門方へ」・・・名前は伏せています。 次の小さい文字も読めません。 どなたか教えて下さい。