古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第三十三章 詫一札之事 其の二十三

2014年12月10日 07時47分08秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「詫一札之事」第五頁、上の五行目以下

解読 書附差入申候。以上。

    明治三年午五月     筆書  文治 印

                    同   吉松 印

                    同   久次郎 印

      在中様         同   由蔵  印

      庄屋御元        同   房右衛門 印

読みは省略。 「書附」・・・書いた文書。「書」の崩し方を覚える。 「差入」・・・差し入れ。提出する事。「差」の崩しも形で覚える。 「申候」・・・差し入れ致します。 「明治三午五月」・・・「五」が最も難しい。 「筆書」・・・この文章を書いた者。「筆」も「書」も読むのは困難です。 名前の崩し字もたいへん難解です。数多く経験するのが一番です。 「在中様」・・・「様」も何回も出ますが、回数で覚えて行きましょう。村の皆様。 「庄屋御元」・・・庄屋のお手元へ。