古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第三十三章 詫一札之事 其の二十一

2014年12月08日 07時19分25秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「詫一札之事」第五頁、上の一~二行目

 

解読 宛ニ書有候故、外之人之様者同人ヲ代ニ

    めざし被書入候も御尤之儀奉存候。何卒

読み 宛てに書き有り候故、外の人の様者同人を代わりに

    めざし書き入れられ候も、御尤もの儀存じ奉り候。何卒

解説 「宛てに書き有り」・・・庄屋宛てに書いて居り。 「有」が難しい。 次は「候故」と書いています。 「外之人之様者」・・・「外の人の様には」、と「に」が抜かっているものと推定します。 「同人」の次は「ヲ」。 「代ニ」・・・代わりに。 「めざし」の次は「被書入候も」・・・書き入れられ候も。 「御尤之儀」・・・「ごもっともの儀に」と「に」が抜かっている様に思います。