古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第三十三章 詫一札之事 其の十八

2014年12月05日 06時15分45秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「詫一札之事」第四頁、上の五~六行目

 

解読 無御座候。何分ニも常松清蔵者うたがい

    之儀御免可被成下候。尚又三次郎殿も

読み (一切)御座無く候。何分にも常松・清蔵は疑い

    の儀御免成し下されるべく候。尚又三次郎殿も

解説 「何分ニも」・・・「分」の崩し方に注意。 「常松・清蔵」・・・本頁の一行目に出ました。特に「常」の崩し方に注意。 「蔵」の次ぎに小さく「者」があります。「清蔵は」。 「うたがい之儀」の次は、「御免可被成下候」・・・これはちょっと読めません。御免成し下されるべく候。ご容赦なさって下される事でしょう。 「三次郎殿」・・・「次郎」も「殿」も難しい。形で慣れるよりほかありません。