「借用義定證文之事」第一頁、上の三~四行目
解読 □□門方ニ而金子三両借財致候處、私義
借財多返済難相成、延引仕候處、彼是
読み □□門方にて、金子三両借財致し候処、私義
借財多く返済相成り難く、延引仕り候処、彼是
解説 文中に出て来る御名前は、□□門にさせて戴きます。 三行目は特に難しい字は有りません。 四行目、「借財多」・・・これも問題無し。 「返済難相成」・・・「返」は「五」に似ていますが、問題無き様に思います。 「延引」・・・「引」が難解。 「仕候處」・・・仕り候処。 「處」は前行に続き並んでいますが、形で覚える字。 「彼是」・・・そこそこ。おおよそ。