鯨方一条第十五ページ最終行の七行目
解読
長洞尾 同人、 かし原 一伴右衛門、 坂足 一 和助、
高野 一 儀右衛門、 かし山 一 儀右衛門、 楠村 一 喜平、
解説 七行目最初は、読みにくいですが、「長洞尾」と読むと重複していますが、名前も同人ですから、重複と思われます。 「かし原」は「樫原」。 次は「坂足」。 次は「高野」。 「かし山」は「樫山」。 最後は「楠村」。「喜平」の左にもう一人名前がありますが、読めません。 江戸時代の古座組は四十三か村で、ここに名前の出ている村は四十一村、あと「山手」と「直柱」が載っていません。「長洞尾」の重複と、最後の「楠村」の左側に村名が有る可能性がありますが、分かりません。 「大島・須江・樫野」が現在の串本町に属し、「姫川・姫・伊串・神野川・西向・古座・津荷・下田原・中湊・古田」が旧古座町(合併して現串本町)、それ以外は、現古座川町になります。