古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第六章 鯨方一条・その十八

2011年09月02日 10時26分00秒 | 古文書の初歩

 

 

 

鯨方一条第九ページ(上の写真の始めから)

解読                 ○○○○

其方義去午年以来古座鯨方商人共申合不正之

積金取計有之右金子之内○○等預らせ置可

申哉と

読み方                ○○○○

其の方義、去る午年以来、古座鯨方商人共申し合せ不正の

積み金取り計らいこれ有り、右金子の内○○等へ預からせ置き申すべきやと、

解説 最初の文字は読めませんが、今までの判決文から「其方義」と解ります。 「○○ホ江」・・・「○○ホル」に見えますが、ホは等、ルは江の崩し字です。 「預り也」に見えますが、「預らせ」。 次の字は「置」。 「可申哉と」・・・申すべきやと