古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第六章 鯨方一条・その二十六

2011年09月11日 09時39分46秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

鯨方一条第十一ページ(上の写真の六行目から)

解読

候付能相治り難有居申候近年ハ

凶作打続殊ニ不景気ニ付一等弱込ニ

読み方

候に付き、能く相治まり、有り難く居り申し候。近年は

凶作うち続き、殊に不景気に付き、一等弱り込みに

解説 「能」・・・能く。崩しは難しいですが、何とか分かります。 「難有」・・・有り難く。 「不景気」・・・「景」は読みにくいですが、何とか分かります。この当時から不景気という熟語は有ったのですね。 「一等」・・・最も。