昨日の朝日新聞「天声人語」から
《閉まりかけたドアをこじあけて、男性が乗り込む。すぐ車内に車掌の声が流れた。「駆け込み乗車はおやめ下さい。そんな乗り方でけがをした時はお客様の責任です」
先月初め、JR中央線の電車が東京の国分寺駅を出た直後のことだ。乗り合わせた客が「不快な言い方だ」と苦情を寄せた。JR東日本は事情を調べ、「好ましくない放送だった」と車掌に注意した。乗車暦30年近いベテランだった。
この件が報道されると420件もの意見がJRに届いた。うち9割が車掌支持だったという。
全責任を客に押し付けるような物言いは反感を買うだろうが、無謀な乗車に憤る車掌の熱心さもわからなくはない。》
僕にはこの車掌さんの気持ちよくわかる、もし事故を起こせばJRの責任。こんなマナーの悪い乗客がいるから、ダイヤも乱れ、多くの人に迷惑を掛ける。
記事はこう続く。
《「頭に血がのぼった時にどう放送するか。車掌の力量が問われます」と語るのは、元車掌の幸田勝夫さん(60)。国鉄以来、通勤電車や夜行列車に長く乗り、さりげない放送で客を和ませる名人と言われた。「大切なのはアドリブの力。とっさのひと言です」
元NHKアナウンサー生方恵一さんは、「無理にあけると電車のドアも壊れます」といった冗談で応じる余裕が車掌にあればよかったと話す。
JRによると、何であれ静けさを求める客と、親切な放送を望む客がいる。車内で何をどう語りかけるかは超のつく難問だという。》
この話で思い出すのが童話「北風と太陽」
力ずくで旅人のコートを脱がせようとする北風と、優しく暖めてさりげなくコートを脱がす太陽。
僕自身はどうみても北風、自戒を込めて、太陽になりたいものだ。
しかしこれ、僕には超難しい。
「北風と太陽」の話、もう一度読んでみませんか。このHP 子供向けに作られています。
2005.07.11
《閉まりかけたドアをこじあけて、男性が乗り込む。すぐ車内に車掌の声が流れた。「駆け込み乗車はおやめ下さい。そんな乗り方でけがをした時はお客様の責任です」
先月初め、JR中央線の電車が東京の国分寺駅を出た直後のことだ。乗り合わせた客が「不快な言い方だ」と苦情を寄せた。JR東日本は事情を調べ、「好ましくない放送だった」と車掌に注意した。乗車暦30年近いベテランだった。
この件が報道されると420件もの意見がJRに届いた。うち9割が車掌支持だったという。
全責任を客に押し付けるような物言いは反感を買うだろうが、無謀な乗車に憤る車掌の熱心さもわからなくはない。》
僕にはこの車掌さんの気持ちよくわかる、もし事故を起こせばJRの責任。こんなマナーの悪い乗客がいるから、ダイヤも乱れ、多くの人に迷惑を掛ける。
記事はこう続く。
《「頭に血がのぼった時にどう放送するか。車掌の力量が問われます」と語るのは、元車掌の幸田勝夫さん(60)。国鉄以来、通勤電車や夜行列車に長く乗り、さりげない放送で客を和ませる名人と言われた。「大切なのはアドリブの力。とっさのひと言です」
元NHKアナウンサー生方恵一さんは、「無理にあけると電車のドアも壊れます」といった冗談で応じる余裕が車掌にあればよかったと話す。
JRによると、何であれ静けさを求める客と、親切な放送を望む客がいる。車内で何をどう語りかけるかは超のつく難問だという。》
この話で思い出すのが童話「北風と太陽」
力ずくで旅人のコートを脱がせようとする北風と、優しく暖めてさりげなくコートを脱がす太陽。
僕自身はどうみても北風、自戒を込めて、太陽になりたいものだ。
しかしこれ、僕には超難しい。
「北風と太陽」の話、もう一度読んでみませんか。このHP 子供向けに作られています。
2005.07.11
車掌さんもバックにJRの看板しょってるから難しいですね
どんなことが起きるか、起きた時点で、とっさの放送、もちろん台本なんてないですよね
話し方教室でも行って勉強したらいいのにね
乗客からの苦情というのも、もしかして本人かも知れないし、もし現場を見ていたら、その乗客に同情するでしょうか。
最低限のマナーを守ってJRにしっかりして欲しいものです。
しかし言葉は難しい。
絶対被害が起こりますよね~
六本木ヒルズの回転ドアだって然り。
あれも、子供が親にちゃんとついていれば
あんな事故にならなかったんですもの!
何か事故が起こると、被害者は必ず責任転嫁します。
マナーを守らない乗客は何が起こっても
文句は言えないと思います。
今から、クレーム処理に行ってきます。少し気が重いです。
ご商売をしているとクレームも多いでしょう。真摯な態度と、誠実さがあれば解決します。HPから伺えるには誠実なご商売という印象です。
僕も過去にお客様の愚痴を言ったことがあります。その時の上司の一言「それが商売だろう」眼からうろこでした。
長年のご商売、僕が言うには僭越ですが、筋を通すところは通し、言い訳はしないほうが得策かと思います。
立場は違うかも知れませんが、客商売という事では同じ、誠実に勝るものはないと思います。どうぞいい結果になりますように。
駆け込み乗車は本当に危険です。
私は挟まれるのが怖いので、次の電車に乗るようにしますが・・・。
駆け込み乗車をしようとして、目の前でドアを閉められたこともあります。
開けてくれればいいのに~と思いましたが、自分がいけないんですもんね。
駅や車内のアナウンスがうるさいと感じる人もいるようですが、私はアナウンスは大切だと思っています。