勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

夏バテ解消

2011-07-19 22:58:34 | Weblog
 茨城の農家からお米を送っていただいているが、同時にその時期の旬の野菜もお願いしている。前回は放射能汚染の心配もあったのか、葉物野菜は入っていなかった。丹精込めて育てた野菜が廃棄処分になるのは忍びないと、今回は葉物も入れてくれるようお願いしていた。届いた箱を開けてみると、たくさんの野菜の中に、珍しく葉唐辛子とモロヘイヤが入っていた。どちらもスーパーでは買ったことがない。そこでネットで調べて作った初めての料理。


 葉唐辛子はカロチンやビタミンCが豊富、辛味成分は食欲増進や血行促進の効果もあり、夏バテ防止にもなるらしい。小さな白い花が可愛いので、一輪挿しにも活けてみた。


 硬い茎を取り除き、水洗いした葉を熱湯で灰汁抜きをし、出し汁に使った昆布とジャコと白ゴマを加えて煮込んだ葉唐辛子の佃煮風。常備菜としての箸休めや、食欲のないときのお茶漬けにも良さそうだ。


 アラビア語で「王様の食べる野菜」という意味のモロヘイヤは、クレオパトラも好んで食べたらしい。その昔重い病気に罹った王様は、どんな薬を飲んでも治らなかったが、モロヘイヤ入りのスープを飲んで快復したという話から、モロヘイヤ(王様の野菜)といわれるようになったとか。。。


 さっと茹でると粘り気が出る栄養価の高いモロヘイヤには、同じ粘り気のある健康食品の納豆と相性がいいらしい。お互いの個性を主張し合いながらも、その粘り気は、なでしこジャパンの粘りにも似ている。昨年の猛暑より更に暑い今年の夏は、葉唐辛子とモロヘイヤで乗り切ることにしよう。