勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

熱き戦い

2007-12-04 01:08:07 | Weblog
 久しぶりに野球に酔った。日本のプロ野球を見なくなって久しい。理由のいくつかをあげると、魅力的な選手が少なくなったこと、ファンだった巨人軍が弱くなったこと、更に決定的なのは、オーナーの不遜な態度。巨人ファンをやめ、日本のプロ野球ファンをやめた。そして大リーグを見るようになった。しかしチームを応援するのではなく、日本人選手の活躍に期待をする。

 北京オリンピックへの出場権をかけた野球のアジア予選、特に韓国戦と台湾戦の白熱した戦いには、ハラハラ・ドキドキの連続。そしてチーム一丸となって戦う姿に胸を打たれた。最近の選手の名前もわからず、誰を応援するでもなく、日本のチームの勝利だけを願っての応援。かつてあれほどの闘志をあらわにしたゲームを見ただろうか。過去に1~2度あったような気もする。チームの勝利だけを目指して懸命に戦う姿は、これほど感動するものなのか。

 試合に興奮する要素がもうひとつあった。韓国戦のときはあったような気がするが、台湾戦を見ていて気が付いたのは、民放でありながら、コマーシャルを見ていない。少なくともそれに気が付いてからは、ゲームが終るまで一度もなかった。盛り上がっている気分を冷やしてしまうコマーシャルタイム。それがないことで興奮を持続できた。スポンサーの度量の大きさなのだろうか?

 選手の一挙手一投足に一喜一憂した二夜連続の好ゲーム。久しぶりに野球に酔った。