勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

時報が消えた日

2007-01-26 23:03:08 | Weblog

ピッ

ピッ

ピッ

ポ~ン
♪ 
正午をお知らせしました



 テレビで正時に流れた時報が聞かれなくなって久しい。今は、アナウンサーが「正午になりました」と口頭で言うだけである。

 買い換えた携帯電話、ワンセグのテレビ付きである。ある日、携帯でテレビを見ていて気が付いた。同じチャンネルなのに家庭用テレビと映像が違う。かなりの時間差があるのだ。
上が家庭用テレビ、左下が携帯の画像

 携帯のワンセグは、地上デジタル放送である。ハイビジョン放送の地デジは膨大な情報量を送っているらしい。

 近い将来、すべてが切り替わる地上デジタル放送は、その膨大な情報を「圧縮」して送信し、受信したチューナーが「解凍」という作業をするため、数秒のズレが生じ、時報を出せなくなったという。

 今までもBS放送では、同じ番組で比較すると、僅かなズレは感じていた。それは衛星まで行ってくる時間差だと理解している。

 しかし、地上デジタル放送は、それをはるかに超える時間のズレである。そのデメリット以上に、多くの情報を同時に届ける大きなメリットがあるのだそうですよ。

 このことはNHKテレビ「ためしてガッテン」で放送されていたようです。詳しくはそちらのHPでご覧ください。HPの一番最後にあります。
2007.01.26