仙台の老舗の和食店「銀たなべ」が倒産しました。
リーマンショックで売り上げが減っていたところにこの震災がとどめになったようです。これも震災の2次被害と言えます。
そういえばわが家もしばらく国分町に出かけてません。
温かいご飯があれば幸せ、という巣籠り生活が続いています。みんながこれだったら、経済が回りませんね。
震災で職を失った人は7万人だそうです。
昨日、パナソニックが国内外含めて4万人のリストラを発表しました。
さらに、2010年4月~11年1月分の国民年金の保険料納付率が、前年同期比0.8ポイント減の58.2%だったと発表されました。
10年度の納付率はこれまで全ての月で前年度を下回っていて、最終的には、過去最低を記録した09年度の60.0%を下回る公算が大きいとみられています。
6割を割り込めば、現行の年金制度が始まった1986年度以来初めて。
納付率の低下は、不況で企業を解雇され、国民年金に加入したものの保険料が払えないケースが増えていることや、年金制度への不信感による拒否などが原因とみられます。
都道府県別では、納付率が最も高いのは新潟県で69.7%、最低は沖縄県で36.2%。
巨額な復興費用が必要なところに、失業手当、生活保護受給者が増えると、いよいよ「消費税20%、年金支給開始80歳」時代が見えてきます。
今日は震災から49日目。ここまでの死亡者数は14,575人、行方不明者数は11,324人と発表されました。
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仙台の高級和食「銀たなべ」が自己破産申請し倒産へ、震災で 2011年4月27日 18:47 (朝日新聞)
宮城県仙台市に本拠を置く高級和食店経営の「銀たなべ」は、4月23日までに営業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入り倒産する見通しが明らかになりました。
1948年に創業、1955年に法人化した同社は、仙台市内にて割烹料理などの高級和食店を数店舗経営し、接待や会食などで利用されるなど高い知名度を有していました。
しかし、景気低迷による消費の落ち込みから売上が激減したことに加え、東日本大震災の影響で一時営業休止に追い込まれるなど業績が悪化。営業再開後も自粛ムードで客足が戻らぬ中、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。負債総額は約5億円の見通し。