楽天が球団創設9年目で初の日本一を達成した。
<東北楽天の歩み>
04年に近鉄とオリックスの統合計画を端緒に、球界再編問題が浮上。
選手会のストライキなどを経て、インターネット商取引大手の楽天とIT関連企業のライブドアが新規参入を申請。11月に楽天が承認された。
楽天は分配ドラフトで近鉄、オリックスの40選手を指名。オリックスへの移籍を拒否した岩隈、礒部、戦力外の山崎武、新人の一場らを加え、田尾安志監督のもと、宮城県を本拠地としてパ・リーグに加盟した。
05年、開幕戦こそ岩隈の好投でロッテに勝利も、翌日の第2戦で0-26の大敗。
結局1年目は97敗を喫して勝率2割8分1厘。レギュラーシーズン1位のソフトバンクから51・5ゲーム差、5位日本ハムからも25ゲーム差をつけられぶっちぎりの最下位に終わった。
06年は野村克也監督を迎えたが2年連続の最下位。
07年が4位、08年が5位。09年に初のAクラスとなる2位に入りCS進出も日本シリーズ出場はならず。野村監督はこの年で退任。
10年はブラウン監督を迎えたが再び最下位に。
11年から星野監督を迎えた。同年は5位。
12年は4位。同監督3年目の今季初のリーグ優勝を達成。
昔、ブログにこんな記事を書いたことがある↓
楽天 26失点で大敗 ワースト3番目の不名誉記録
楽天イーグルスは3月27日、千葉マリンスタジアムで、千葉ロッテマリーンズと球団発足2試合目を戦い、0―26の大敗を喫した。
球団初戦となった昨日は3-1の快勝で球史に一歩を刻んだが、この日の26失点は1950年の2リーグ分立後、両リーグを通じてワースト3番目に並ぶ、不名誉な記録とのことである。
前日の開幕戦で、エースの岩隈久志投手が好投したのとは打って変わって、この日は投手陣が総崩れ。2回に一挙11点を奪われるなど、ロッテに、1試合での得点の球団最多記録を打ち立てられた。
前日の開幕戦で、エースの岩隈久志投手が好投したのとは打って変わって、この日は投手陣が総崩れ。2回に一挙11点を奪われるなど、ロッテに、1試合での得点の球団最多記録を打ち立てられた。
打線も、わずか1安打しか打てない完敗だった。