好天に誘われ、10月24日、秋の定義山に出かけた。紅葉には少し早かった。
平家の落人(平貞能一行)がはるばる逃げて来た場所だけあってかなりの山奥である。
五重の塔の下の池。
鯉が餌を求めて大挙して寄ってくる。
定義如来西方寺本堂。
水子地蔵。
御神木、連理の欅。一本は枯れてしまった。
コロナ感染者が減っているせいか、門前は超満員。
(自分も群衆の1人だが)こういうふうにしてコロナの第6波が始まるのだ。
12月からまた陽性者が増え始めるだろう。北京オリンピックで人が動き、1月から2月にピークが来る。
発熱と咳でインフルエンザと区別がつかないから、あちこちで診察を拒まれ、病床が満床になり、救急車が来なくなる。
地獄の釜が開く。
早富旅館は宿泊をやめ、食堂「はやとみ」に変わっていた。栗ご飯と芋煮汁のセットが1200円。
店内は超満員。
この行列は定義とうふ店の名物三角油揚げに並ぶ人たち。
ソーシャルディスタンスもどこへやら、50mも続いている。
名物を食べないのは残念だが、足早に逃げ帰って来た。
コロナを別にすれば、この季節の定義山は天気も良く、空気もきれいでとっても気持ちが良い。