追分温泉の山道を下ってくると北上川河口に出た。
ここには震災の津波で74人の児童が亡くなった大川小学校がある。
2年ぶりの訪問となる。建物は震災遺構として保存されることが決まった。
(一度目の住民投票では解体派が多かったが、二度目に逆転した。)
今でも訪問者が多い。かならずテレビクルーと出会う。
「まちなみ復元模型展示施設」が出来ていた。
月1回ほどの開放らしい。
今日は開いていてラッキーだった。
「とうもろこしなどを育てていた」・・・記憶の中だけのものになった風景。
学校の建物は風雨にさらされ、少しずつ劣化している。
2階の教室も波に飲まれた。
破壊された渡り廊下。
3階建てにすれば逃げ場があったと思う。
続く