埼玉県が2月から職員の退職手当を引き下げるのを前に、3月末で定年退職を迎える教員100人以上が1月末での退職を申し出たそうだ。
「駆け込み退職」は同県だけでなく、佐賀県や徳島県など全国に波及している。
最も多忙な年度末に、個人的なカネが事情の“逃亡”については、「あり得ない」としか言いようがない。
1~3月は入試、卒業、次年度に引き継ぐ書類の作成など最も忙しい時期である。
住宅ローン? 子供の学資? 老後の生活資金?
自分の感覚から言えば、どんな理由でもこのタイミングでは辞めてはいけない。
子供が教師の背中を見ているからである。
教師が「聖職」でなかったら、学校はいらない。
勉強は塾ですればよい。
塾の先生に習った方が点数は取れる。