daisukeとhanakoの部屋

わが家の愛犬 daisuke(MD、13歳)とhanako(MD、6歳)の刺激的仙台生活

山形市、現在積雪ゼロ

2014年02月04日 22時27分03秒 | Weblog


山形市、現在積雪ゼロ 2月としては4年ぶり 米沢も少雪
 
  河北新報 2014.2.5  
 
 
 山形市の積雪が3日、2月としては2010年以来4年ぶりにになった。

山形県内では新庄市など最上地方周辺を除いて積雪が少ない傾向が続いており、米沢市の上杉雪灯籠(とうろう)まつり実行委員会はこの日、ダンプカーによる雪の搬入作業を始めた。

 

 

 

<降雪量と積雪>

 山形、米沢、酒田、新庄4市の3日午後4時現在の積雪(平年値は日平均)と、今季(昨年11月1日~2月2日)と平年の累積降雪量はグラフの通り。

 山形市の降雪量は146センチで平年値より100センチも少ない。山形地方気象台は「例年、2月上旬に積雪のピークを迎える。4年前にも記録したとはいえ、雪が無くなるのは珍しい」と話す。

 米沢市は、降雪量が平年を28センチ上回る一方で積雪は11センチ少ない。

気象台は「1月下旬に最高気温が高い日が続き、日照時間も長かったため、雪が解けた」と説明する。

 一方、新庄市の降雪量480センチ、積雪97センチはほぼ平年並み。

新庄を含む最上地方と接する秋田県南部では大雪になっており、仙台管区気象台は「この冬は秋田、山形県境付近に強い寒気が入った際、北寄りの風が強く吹き込むケースが多く、雪を降らせている」と分析する。


<雪灯籠まつり>

 「第37回上杉雪灯籠まつり」実行委員会は3日、雪不足のため、会場となる上杉神社周辺にダンプカーによる雪の搬入作業を開始した。

4年ぶりの対応で、4日までに計約200トンを運び入れる。

 実行委によると、会場周辺の積雪は3日現在、30~40センチで、例年に比べ半分から3分の1程度という。

郊外にある市営サッカー場の駐車場から雪を運んでいる。

灯籠の数は、昨年より50基少ない約200基を予定する。

実行委事務局は「雪の量は確保できるので、解けないよう低温の日が続くことを願いたい」と話している。


まつりは8、9日に開かれ、点灯はともに午後5時半。1000個の雪ぼんぼりも彩りを添えるほか、物産展などさまざまなイベントもある。

 


<除雪の事故>

 降雪量と積雪の影響は、雪下ろしや除雪時の事故の犠牲者、負傷者数にも表れている。

山形県の2日現在のまとめによると、県内の死者は3人、負傷者は71人(前年度は死者14人、負傷者153人)。

山形市では前年度に11人の負傷者が出たのに対し、今季はゼロ。

3市の負傷者は米沢が12人(死者3人、負傷者18人)、酒田は1人(死者1人、負傷者2人)、新庄は8人(負傷者10人)となっている。


<今後の予報>

 仙台管区気象台が発表した東北地方の1カ月予報によると、2月前半は気温が低くなり、日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があるという。

気象台は「山形県内は4日から気温が低く、雪が降る確率が高くなる。山形市では3月に60センチ以上積もった年もあった」と話し、気を緩めず雪害、暴風雪などに注意するよう呼び掛けている。

 2014年02月04日火曜日


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節分と立春

2014年02月04日 19時53分44秒 | Weblog

「2月3日は節分、2月4日は立春」

これは昔から決まっていて、これからも変わらないのだろうか?

というと、そうでもないのである。

 

立春は太陽黄経が315度(冬至点と春分点の中間)となる日であり、節分は立春の前日である。

 

 

立春の決め方は天体の運行に基づいているので、日付は年によって異なり、また未来の日付は軌道計算に基づく予測しかできない。

 

 

節分の日付は現在は毎年2月3日であるが、これは1985年から2024年ごろまでに限ったことであり、決まったものではない。

1984年まで、節分は4年に1度の閏年に2月4日だった。

2025年からは閏年の翌年に2月2日になる。

節分の日付は数十年のスケールで徐々に前倒しになってきて、4で割り切れても閏年とならない1900年、2100年、2200年……の翌年に1日遅れて帳消しとなる。 

 (厳密には、基準とする標準時によっても節分の日付は異なるが、日本以外では節分を祝う風習がないので、旧正月のように国による日付の違いが話題となることは少ない。)

 

(参考)

黄道座標は天球上の天体の位置を表すための天球座標系の一種で、黄道を基準とする座標系である。

黄道座標では、天球上の緯度と経度にあたるものとして黄緯と黄経を使用する。

 

黄経は春分点を0度として、太陽の黄道上の見かけの運動方向と同じ方向に向かって値を増やして春分点に戻る360度まで数える。

すなわち夏至点は黄経90度、秋分点は黄経180度、冬至点は黄経270度となる。

地球の歳差運動によって春分点の位置が黄道上を移動していくため、黄経の値は歳月とともに変化していく。

 

黄緯は地球の公転面の天球上への投影である黄道を0度、地球の公転面に垂直な方向を90度として表す。

符号は地球の公転が反時計回りに見える側を + 、反対側を - とする。黄緯が+90度となる位置を黄道北極、黄緯が-90度となる位置を黄道南極という。

 

・・・たまには高校で習った天文学を復習するのも良いですね・・・


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