梅花藻（バイカモ）の季節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山大東側の笹堰の梅花藻↑


山形市を流れる笹堰に梅花藻（バイカモ）が花を咲かせる季節になった。

梅花藻は、キンポウゲ科の水生多年草で、本州から北海道に分布する。
白い梅に似た五弁の花を咲かせることから、梅花藻の名が付いた。

花は1センチほどの大きさで、きれいな川の浅い流れにしか自生しない。
水質に敏感で、山形市では笹堰の上流でしか見られない。

この季節、寺町で笹堰の流れに目を凝らすと、濃い緑色の藻のあちこちに花が付いている。
通る人にも気付かれることなく、ひっそりと咲いているのが可憐である。

うっとうしい梅雨の時季、一服の清涼剤となっている。


山形五堰の梅花藻観賞ポイントです。
是非この季節に見に行って下さい。

山形市小白川町４丁目
山形大学より東へ約３００ｍの地点
山形市東原町３丁目地内
山形南高校 西側

梅花藻の景観としては、滋賀県の醒ヶ井宿が有名ですが、山形市も負けていませんよ。