12316 山形の桜

山形に桜を見に行った。

286号線、山形蔵王インターをでたところ。
ここは「馬見ケ崎川さくらライン」というそうだ。
400本のソメイヨシノが植えられており、夜はライトアップされる。
背景は盃山。
北西方向には月山、東には蔵王を眺望する。

ところで山形は今日26度もある！

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歩道に雪のように降りつむ桜の花びら。

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ためいきが出るほど美しい風景。

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霞城公園
ソメイヨシノ、エドヒガンザクラ1500本が咲く。
枝ぶりの良い古木が多い。
山形城の敷地は70万坪もある。
日曜はすごい人出だったそうだが、今日は空いている。

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サイカチの木のうろを除く人。

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　　　　　　　これは40年前、父が撮ってくれた写真。
　　　　　　　犬を連れているのが辰つぁん。左にいるのが妹。
　　　　　　　犬の名はコロ。　


それと同じ場所。桜の木が同じ。
一瞬40年前にワープしたかのような感覚に襲われる。

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風が吹くと花吹雪が舞う。


花びらで埋め尽くされたお堀に漕ぎ出す桜船。




花びらを回収しているのだった。
ほっておくと排水溝に詰まってしまうのだそうだ。

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中央広場は枝垂れ桜が満開。

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今年もいた！
ハモニカおじさん。

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山形の人の花見は静か。
一気飲みの人はいない。

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やっぱり玉コンを食べないとおさまらない。
玉コンは山形のソウルフード。

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桜ー堀ー土堤ー線路ー桜　は霞城公園独特の景観。

辰つぁんはこの土堤で友達とかけっこしたり、下に降りて雷魚釣りをした。
堀の底は枯れ葉が堆積して腐食し、底なし沼だという噂があった。
ほんとかどうか、裸足になってこわごわ堀に入ってみたが全然底なしではなかった。

線路に釘を置く→電車が通って平らになる→手裏剣を作る、という創造的な遊びも考案した。

鉄橋にぶら下がって懸垂をする運動神経の良いサブちゃんという子供もいた。サブちゃんは線路に耳を当てて、あと何分で電車が来るか予測する技を持っていた。

材木屋のA君は雷魚に手をかまれて大けがをしたことがあった。翌日のHRで、担任のI先生が雷魚には気をつけましょうと訓示した。

今の親が聞いたらびっくりする事ばかり。

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奥羽本線、各駅停車新庄行き。
この季節は徐行運転で桜を楽しんでもらう。

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今度は仙山線。

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水面に散った花びらも美しい。