ビデオカメラで撮影した映像に、オブジェクトを追加したり、エフェクトを適用するのは、カメラアングルの変化や手ブレ、カメラのレンズ種類など作業を難しくする要素がありますが、比較的低価格で各種3DソフトやAfter Effects、ParticleIllusionなどにデータを出力できる、「SynthEyes 2008」は、この悩みを解決できそうなソフトです。
よく似た機能は、After EffectsやBoris他のビデオ編集ソフトに、トラッカー制御としてありますが、SynthEyes 2008の場合は、ムービーからカメラの設定やモーションを計算して、各アプリケーションのカメラデータを生成して出力できるようになっているようです。
今回は体験版を使って一部の機能を試しただけなので、詳細はホームページにあるビデオや体験版で確認してください。
<AUTO機能>
ムービーを読み込んで、"AUTO"ボタンを押すと、自動でトラックポイントが選択されてスキャンが終了すると、3Dソフトの画面のようにTop,Front,Leftの分布状況とカメラが表示されます。
トラックポイントは、1個づつ番号が付いていて選択したり、追加できます。
<3Dオブジェクト配置>
このソフトには、簡単な形状の3Dオブジェクトが用意されているので、任意の位置に配置できます。
このムービーは、かなり手ブレが多いのですが、3Dオブジェクトは、位置がずれる事もなくカメラの動きに合わせて、3Dの動きをしていました。
マニュアルのページ数が多いし、機能も多いのですが、体験版は保存や出力ができないので、他のソフトの連携を確認するために、ホームページでサンプルの出力データがダウンロードできるようになっています。
カメラが時間とともに回転や位置が変化します。
<数々のソフトに対応>
対応しているソフトは、ホームページからのコピペですが、下記のようになっています。
MAXscript (3ds max, 3D Studio VIZ); Maya scene file; Softimage dotXSI; Lightwave; Maxon C4D (via .LWS); Modo; Bentley Microstation; Houdini; Blender; Carrara; Electric Image; Hash Animation: Master; Poser, Realsoft 3D; trueSpace; Vue 5 & 6 Infinite; Discreet Flame/Inferno/Smoke2008(3-D); Combustion(3-D); Combustion/Flame/Inferno 2-D ASCII tracker file; After Effects(2- & 3-D); Shake (2- & 3-D); Apple Motion(2-D); Nuke; FLAIR motion control cameras; Fusion (2-D); Fusion 5 (3-D); toxik; Mistika; Particle Illusion
価格は、32ビット版で$399、64ビット版が$449
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