前回(60) 使用したフッテージを利用と、After Effectsのサードパーティプラグイン"Trapcode Particular"と標準のプラグイン"コースティック"も使った動画を作成してみます。
<完成画像>
二つのコンポジションで、エフェクトのParticularを使って、合成しています。
カスタムパーティクルを紅葉と水滴に分けて作成し、水滴が皿の上に落ちたら紅葉が現れるようにしてみました。
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<Particularの設定>
同じ設定を使う事で、水滴が落ちる場所・時間を合わせる事ができます。
コースティックを使わないなら、一つのコンポジションで作業できたと思うのですが、前回よりチョット手間のかかる方法に挑戦しています!
前回に引き続き、Particularの"Physis"は、"Bounce"に設定。
紅葉の不透明度は、0%にして、床で跳ね返った後だけ見えるようにします。
別のコンポジションに、カスタムパーティクルになる"紅葉"の画像を作成。
紅葉の画像は、皿に使った写真を切り抜いたもので、素材は市販の「具満タン」を利用しています。
エフェクト"CC Scatterize"で粉砕した状態から、紅葉に変化するアニメーションにしています。
<水滴の作成>
50×50のサイズのコンポジションで水滴を作成して、新しいコンポジションでParticularを使用して、水滴が落ちるアニメーションを作成します。
コンポジションは、紅葉をコピーして、こちらは、不透明度を100%で、床に落ちたら消えるように設定します。
<コースティックの設定>
"コースティック"の"下"になるコンポジションには、空と皿の画像を入れておきます。
皿を入れていないと、合成した時に、水滴が背景となじみにくくなります。
<カメラの設定>
ほとんどのコンポジションにカメラを入れています。
エクスプレッションを使って、すべてのカメラが同期するようにします。
2Dだけの「コンポジション:合成」にカメラを追加して親にし、他のカメラをリモートコントロールするようにしてみました。
この方法は、「もっと(1)After Effects シャター」の記事を参考にしてください。
<Clip Life>
これが完成動画です。 水滴に厚みが欲しいところです。
①パターン目は、コースティックの設定時に皿がなかった場合。
②、③パターン目は、皿ありで、カメラアングルを変化させたもの。
④パターン目は、②,③のムービーを使って、9分割したものです。
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