CGソフト★なんでも覚書 <gooブログ版>

gooブログに引越ししました!よろしくお願いします

【Lightwaveレイアウト】(3)フォグ追加

2008-03-04 22:41:51 | LightWave 3D #2

前回の記事に引き続き、LightWave 3Dチュートリアルビデオ「Manually creating a depth pass」を参考に、サーフェイスにフォグを追加してみます。

<ヴォリューメトリクス>

これまでと同様にショートカットキー「Ctrl+F8」の「ヴォリューメトリクス」タブにフォグを選択するメニューがあります。

ビデオでは、「背景」タブで背景を白にしてから、「背景色を選択」にチェックを入れていました。

距離の数値を変化させると、フォグの状態が変わってきます。

Lw_097

<GL フォグ>

初期設定の画面では、レンダリングしないとフォグの状態が確認できませんが、ショートカットキーの「D」キーを押して表示設定メニューの「GL フォグ」にチェックを入れておくと、カメラ画面で状態がリアルタイムで確認できるようになります。

Lw_099

<マットオブジェクト>

ビデオでは、さらにオブジェクトのプロパティ画面にある、「マットオブジェクト」を使って、オブジェクトをすべて黒一色に変更しています。

Lw_096

英語が分からなくて、これの意味については、ハッキリしたことはわかりませんが、フォグの状態を詳細に確認するのが目的ではないかと思っています。

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>

<キーマスク合成>

このフォグに関連して、D-Stormサイトの「2007/04/25日付のTips」に「キーマスク合成」というのがあります。

ビデオ編集用のソフトで、キーイングを使って色を抜くケースにかぎられますが、背景の「黒色」をキーイング許容範囲20%で抜く場合、フォグを20%追加しておくとオブジェクトの黒い部分が誤って消えるのを防ぐというものです。

最長距離をオブジェクトに影響のない遠い距離に設定して、「最少量」、「最大量」を各20%に設定してレンダリングします。

Lw_105

<実際にキーイングしてみる>

今回は、ビデオ編集ソフトでなく、Photoshop の「色域指定」を使用しますが、結果は同じようになると思われます。

(1)フォグを、「オフ」にした結果

背景以外にも、オブジェクトの影の部分が選択されています。

Lw_101

(2)フォグを、「20%」追加した結果

背景だけが選択されています。

Lw_102

(3)キーイングした画像を並べています。右がフォグを追加した画像です。

Lw_100

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>

【Lightwaveレイアウト】(2)Depth Buffer 書き出し

2008-03-04 00:45:17 | LightWave 3D #2

前回の記事、【Lightwaveレイアウト】(1)Photoshop形式で書き出し に引き続き、出力関連の内容です。

サーフェイス以外の、「Depth」や「Shadow」なども個別にイメージファイルで出力できる機能を、NewTekサイトで公開中のLightWave 3Dチュートリアルビデオを元に方法を確認しています。

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>

<Render Buffer View>

まずは、Lightwaveレイアウト画面上で、さまざまなレンダリングイメージを確認できる、ビューワーがあります。

Photoshopファイルの出力と同様に、ショートカットキーで「Ctrl+F8」を押して、「プロセシング」タブを選択し、「イメージファイル追加」で「Buffer View」を選択します。

プロパティで、表示したい項目にチェックを入れて、「F9」キーを押してレンダリングすると、新しいビューワーが開きます。

Lw_094

「Layer」ボタンでサーフェイスか、Depthかを選択します。

Lw_095

「File」ボタンでイメージファイルを書き出しできます。

<Render Buffer Export>

こちらは、「F9」キーを押すとダイレクトに書き出す機能です。

「Render Buffer View」と同じ操作で、「Render Buffer Export」を選択し、プロパティの「Source」で出力したい項目を選択し、形式やファイル名を設定します。

出力したい項目が複数ある場合は、「Source」で選択し直して、同様の設定をします。

Lw_098

<Depth Buffer 注意点>

オブジェクトの配置によっては、Depth Buffer の出力に、大きな違いが出てきます。

地面がある場合の、Depth Bufferです。

Lw_103

地面を手前に引いた時のDepth Buffer です。

Lw_104

必要以上に大きな地面を配置すると、コントラスト範囲が狭くなって、アプリケーションソフトで調整する時に、非常に細かな設定が必要になってきます。

チュートリアルビデオには、フォグを追加する方法も説明されているので、次回に関連するTipsも含めて記事にする予定です。

<本日参考にしたチュートリアルビデオ>

Introduction to Render Buffer View

Introduction to Render Buffer Export

Manually creating a depth pass

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>