遊戯三昧

いかに人生を楽しんだかという進行形の記録です。

緊急事態「再」宣言

2021年07月29日 | 自分
首都圏をはじめとする日本各地での感染拡大がこれまでにない勢いになっている。
私は「緊急事態宣言→感染者減少→解除→感染者増加→再宣言」のパターンをいたちごっこと表現してきたが、緊急事態宣言下での感染者増加は、もはやそれすらも追いつかなくなってきたということを示している。東京都近接3県で緊急事態「再」宣言の調整に入ったということだが、「オリンピックを中止するので、それほどの事態であると認識してほしい。」くらいのインパクトがなければ効果は期待できないだろう。先週の4連休(こんな時にわざわざカレンダーを動かしてまで連休にする?)でもかなりの人流が認められたのだから、2週間後にはそれがはっきりとした数として反映されるだろう。パラリンピック開会時には今の倍くらいになっているのではないか。オリンピックを開催してパラリンピックを開催しないとすると、これも国際的な非難を浴びるだろう(私はもともとオリンピック開催反対なので、その場合でも合理的な判断とは考えるが。)。「自宅で応援しましょう」などと言っても「祭典」つまりお祭りの色彩はどうしても避けられないのだから、それでいて我慢してくださいと言うのは、常識的に考えて通用しない。
アスリート達は「開催してくれてありがとう」と感謝する。それは当然だろう。この状況の中で成績を出していくのは本当に頭が下がるし、尊敬に値する。しかしそれを何かに利用するような雰囲気があるのも否定できないのではないか。
そうは言っても「中止する」システムがないという実態もあるらしい。日本は、国際大会のマネジメント能力をほとんど持っていないようなことを聞きかじった(正確な情報でないことをお詫びする。)が、それが事実なら国民を冒涜していると思う。

          *

1か月後2か月後がどのような状況になっているのか、この1年間の体験を通して予見しながらの対応策を考えていかないと、「いたちごっこ」から「負のスパイラル」に陥ってしまう。そこで犠牲になるのは今までずっと我慢を強いられてきた方々である。

toko

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