愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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オランダ-日本(国際親善)

2009-09-05 23:10:36 | 日本代表
観戦日 9/5(土)       

愛丸’s チェック
オランダホームでの日本の強化試合。
こういう強豪とのアウエー戦をこなしていかないと、強くはならない。
ぼこぼこにやられても、収穫する何かがあればそれでいい。
ただ、岡田はW杯でベスト4とかなんとか言ってるみたいだから、現在FIFAランク3位のオランダにぼこぼこにやられるようでは・・・。
森本がいないのはちょっと残念だが、本田圭には期待しよう。
あのオランイェにどこまで我慢できるかが、この試合の見所か。
オランイェもすでにW杯への出場を決めてる。
8月にはイングランド相手の2-2と、攻撃に関しては問題がなかった。
守備でも日本ぐらいのチームが相手なら、しっかり守りきることができるはず。
この試合、前線の選手たちがどれだけコンビを高められるかが、オランイェの試したいポイントだろう。

日本は、もうあのベスト4狙い発言を撤回したほうがいい。
たしかにオランダを押し込んでる時間はあった。
うまく全体が連動して動けてるときは、あのオランダさえも、イライラしだして、ペースをつかめたように思えた。
ここで問題なのが、自分たちの時間でも点が取れない。
エリア内で勝負できる選手がいなし、選手個々のレベルも違いすぎる。
玉田なんか、いいボールに抜け出すまではいいんだが、トラップが・・・。
あんかことやってる選手が、このクラスのチーム相手に点が取れるわけがない。
世界を知ってる選手たちが中心になんないと。
俊輔、本田圭がいいボールを出したにしろ、前があのレベルならどしようもない。
玉田のどこがいいのか、全くわからない。
それなら、岡崎の方が魂溢れるプレーもできるし、裏をつく動きも玉田よりも上。
世界相手にやってやろうって気持ちも十分伝わってくる。
ここで問題なんだが、岡田はどうして1トップにこだわってるんだろう。
2トップにしてもなんら問題ないはず。
中盤を厚くする目的なんだろうが、これが機能してるとは言いがたい。
後半は、みんなだらだらだったし、点を取られても、ここをどうにかしようって改善点もない。
無能な監督だし、仕方ないか。
疲労の色が隠せず、オランダに好きなようにやられてるにも関わらず、選手交代はふたり。
6人まで代えれるのに、これはいったい何の目的があってのことか。
スポ根ってこと?
取られるべきして取られた3点だし、これはDF陣に責任を負わすわけにはいかない。
レベルの違いをチーム力で補うってのは監督の仕事。
これをやらないんだから、未来もへったくれもない。
このまま岡田が監督を続けてるようだと、W杯でまた1勝もできずに南アを後にすることになる。
恥はかいてもらいたいくないものだ・・・。
攻撃陣もこれといった見せ場はなく、本田圭もどうもチームに溶け込んでない印象が・・・。
オランダであれだけやれてるわけだし、この男が俊輔をうまく絡めば、おもしろいサッカーがでいるはずなんだが。
これをうまく融合させるのが監督の仕事。
W杯でベスト4をってチームのサッカーにはとても見えなかった。
このだらしなさを糧にチームを変えていってもらいたい。
オランイェも、手放しで喜べる勝利ではなかった。
前半、日本に押し込まれ、自分たちのサッカーができなかったときはかなりのイライラムード。
スネイデルなんかかなり怒ってた。
こんなテストマッチで、前半からあれだけイエローをもらうのは珍しい。
ただ、オランダはオランダだった。
うまく選手交代をし、流れを掴んでからは一方的な展開に。
技術の高さでも日本のはるか上を行き、取るべき選手がきっちり点を取っての3-0での勝利。
日本がどんなにいいサッカーをしても負けないって言ってた通りの結果に。
この試合、後半ロッベンに代わって出てきたエリアがいい働きを。
昨シーズン、トゥベンテでブレイクし、今年、HSVへ移籍。
気になってた選手をこの舞台で見れた。
伸び悩みのバベルよりは、こちらの若手の方が使えそう。
ちょっと気になるのが、スネイデルのけが。
本田圭のタックルで足首をひねった模様。
インテルで合流してづぐにチームの中心になってたのに、ここで離脱するようなことがあると・・・。

スコア 3-0

<得点者> 
オランダ   V・ペルシ、スネイデル、フンテラール 
~愛丸's MVP~
エリア(初めて見た選手だったが、なかなか活きのいい若手。ロッベンのバックアッパーとして完全にバベルを追い越した)

A・ビルバオ-エスパニョール

2009-09-05 16:32:17 | リーガエスパニョーラ
観戦日 9/5(土)       

愛丸’s チェック
サン・マメスでの開幕戦。
ビルバオは、このリーガ開幕戦の前までに、6試合の公式戦を戦ってきてる。
その戦績が2勝1分け3敗。
いい仕上がりとは言いがたい。
対戦相手がそれなりのチームだったってこともあるが、このリーガの開幕戦に照準を合わせることはできてなさそう。
毎試合失点してるみたいで、不安点が多い。
エスパニョールは俊輔のリーガデビュー戦ってことで注目を集めてるが、ハルケの死ってことの方が大ニュース。
この悲しみから立ち直ってるてかどうか。
チームのカピタンであり、DFリーダーがいなくなったことはチーム与える影響はかなりでかいはず。
リバプールとのプレシーズンマッチのときみたいなサッカーができれば問題ないんだが、そうもいかないだろう。

ビルバオはバスク純血主義に限界がきてると言われ、遠い親戚にでもバスクの血が入ってれば外国人でもって雰囲気になってきてる。
そうなると、もうバスク純血主義なんて言えない。
それだけは阻止してもらいたいんだが、リーガで上位に上がれることもなく、ほんとに限界なのではと思われる、ここ数シーズン。
ただ、昨シーズンはコパ・デル・レイでファイナルまで進出し、ちょっとは、まだいけるかもって感じになった。
F・ジョレンテの覚醒もあり、代表にも呼ばれるこの男にどこまで頼れるか。
ってな感じで、この開幕戦を見ようと思ったんだが、なんの、バスク純血主義を貫けるだけの選手たちが、しっかり育ってる。
中盤の両サイドに入った、ムニアインとデ・マルケス。
前者は16歳で、後者は20歳。
このふたり、期待を上回るできだった。
ジェステ、ガビロンドを差し置いての開幕戦レギュラーだし、カパロスの期待の大きさが伺える。
とくによかったのが、16歳のムニアイン。
ドリブルの技術はなかなかのもの。
エスパニョールのDF陣はこの男を止めるのに、そうとう苦労してた。
ボディバランスもいいし、とても16歳とは思えない。
バスクには、まだまだこういう若手がしっかり育ってる。
ピボーテのJ・マルティネスもしっかり試合を支配するようなゲームコントロール術をだいぶ身につけてきてるし、前線への飛び出しのタイミングもいい。
中盤は、若手がしっかり支えてくれる。
問題は、F・ジョレンテ。
全くこの試合で精細を欠いた。
この状態が続くなら、代表から呼ばれなくなる。
一昨シーズン覚醒し、昨シーズン大爆発したが、今シーズンはちょっと不安。
キープできてないし、シュートも枠を捉えない。
ごろごろ転がるシーンも目立ち、これではエースなんて呼ぶことはできない。
この不甲斐無いパートナーに代わり、トケーロがしっかりふたり分働いた。
運動量は豊富だし、テクニックも確かなもんがある。
サポーターの信頼も厚く、この男が、今シーズンのビルバオを引っ張っていってくれそう。
こういう魂溢れる選手がバスクのチームにはあってる。
エスパニョールはハルケの死から立ち直れてない。
全くチーム全体から覇気が感じられなかった。
新カピタンのD・ガルシアもフアルタが多く、なおかつ試合途中に怪我。
これではチームをまとめるなんてことはできない。
今のエスパニョールにはリーダーが必要。
タムードがいるっちゃいるが、まだ移籍話が消えてないみたいだし、デ・ラ・ペーニャはけが。
この開幕戦からの数試合が、エスパニョールは耐え時。
ここで躓く時間が長くなると、降格争いに巻き込まれることに。
注目の俊輔は、いいところでロングパスを通すことはできてたが、点に繋がるようなパスは供給できず。
チャンスを広げるようなパスだけだと、俊輔の存在価値はない。
ただ、リバプール戦のときよりはラテラルとのコンビもよくなってるし、ポジションチェンジもうまくやれてた。
チームにはだいぶ溶け込んできてる。
あとは自分の武器をいかに出すか。
前線とのコンビが高まれば、あの必殺パスで得点なんてことも。
一度だけあったFKは、落ちきれずバーの上。
まだまだ始まったばっかりだし、これからいろんなものを見せてくることだろう。

スコア 1-0

<得点者> 
A・ビルバオ   トケーロ 
~愛丸's MVP~
トケーロ(あの魂溢れるプレーでチームに勝ち点3をプレゼント。パートナーが不甲斐無いために、この男のできのよさがかなり目立った)