フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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天地人〈下〉人の巻 火坂雅志著

2008年12月18日 01時42分25秒 | 書評 歴史系
職場では、専務から「あれせぇ、これせぇ」と
腐るほど仕事を振られ、振り回されている毎日が
続いていますが、なんとかこなしていってます。



上杉景勝の家臣直江兼続の生涯を描いた
「天地人」の〈下〉人の巻では、
豊臣秀吉が亡くなり、関ヶ原の合戦を経て
豊臣家が滅ぶ大坂夏の陣までを描いています。



関ヶ原の合戦前夜、家康からの詰問状に対して
兼続が書いた直江状は現代語訳されています。

まあ現代語訳されるとちょっと迫力に欠けるかもしれませんが。

家康が会津へ進軍を開始したのち、
上方で石田三成が挙兵したため、
家康軍は引き返すのですが、
なぜ、上杉軍は家康の背後を襲わなかったのか?

その理由が明らかにされる景勝・兼続主従の
やり取りが切なかったです。
ここで、上杉軍が徳川軍を背後から襲っていたら
歴史は変わっていたかもしれませんが。

その後、徳川家康の手によって幕府が開かれ
天下に泰平がおとづれたとき、上杉家をいかに存続させるかが
直江兼続の命題になってきます。

家名断絶であってもおかしくなかった上杉家が
江戸時代を生き延び明治まで続いたのは、
直江兼続の働きが一役買っているかもしれません。

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企業内人材育成入門

2008年12月17日 00時04分26秒 | 書評  ビジネス系
久しぶりに「すごい!」本に出会ったという印象です。
はじめての課長の教科書」で有名な酒井さんのブログNED-WLT
人材育成の現状を体系的にわかりやすくまとめていると
紹介されていたため、アマゾンで早速購入しました。




教育や学習に関しては
あらゆる階層の人が関心があり
かつ雄弁に語れる分野でもあります。

しかし、「私の教育論」が万人に通用するわけではありません。

本書は、企業が教育主体であるときに
「どのような人材を、どのように育成すべきか」を
コンセプトに企業の現場で共感をもって捉えてもらうために
苦心して書かれた力作です。

理論書にありがちな小難しい理論の解説が少なく
現場の場面をイメージできるような事例が秀逸です。

まだ、すべてを読んだわけではありませんが、
「教育と学習はどう違うのか」の節における
「学習カリキュラムと」と「教育カリキュラム」の違い
には目からウロコでした。

学習とは、日常のなかで複合的・継続的に進行する
組織・個人の行動や考え方が変化していくプロセス
と捉え、
教育は、人が主体的に学習する活動を、支援する活動と
みなすというのです。

研修がうまくいかない一つの理由として、
受講者と人材育成担当者双方に
「学習」と「教育」に対する認識の誤解と
ギャップにあるという指摘はなるほどと
納得しました。

目次を見ると
本書では、その他に
「やる気を出させる方法」や
「仕事の現場でいかに学ばせるか」など
実に興味深い項目が並んでいます。


人材育成に関心のあるすべてのビジネスマンに
お薦めの一冊です。


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天地人〈中〉地の巻 火坂雅志著

2008年12月16日 10時40分55秒 | 書評 歴史系
天地人〈中〉地の巻は、
本能寺の変で、織田信長が自刃する前後から
豊臣秀吉が天下を取り、朝鮮へ出兵するあたりまでの
直江兼続をめぐる歴史の変転を物語ります。

天地人〈中〉地の巻


織田信長が、本能寺の変で自刃する直前、、
北陸では、柴田勝家に攻め込まれていた上杉軍は
風前の灯でした。
それが、信長自刃の知らせをうけた柴田勝家軍が
兵を引き上げ、救われます。
その後、力をつけた秀吉と同盟を結び、上杉景勝は
豊臣政権の五大老になっていきます。

豊臣政権の中で
石田三成VS反石田光成の対立が
中央集権国家VS地方分権国家という
政権構想の対立であったという「見立て」は
大変興味深かったです。


信長が死に、秀吉が天下を取る
波乱に満ちた時期の流れのなかで
結構手に汗握るシーンが多くおもしろかったです。

直江兼続は「優れたナンバー2」とはいかにあるべきか
を示す人物なので、結構サラリーマンにも共感を呼ぶかも
しれません。


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ファシリテーション

2008年12月16日 00時09分33秒 | ビジネス実用
ファシリテーションとは、
企業内の会議の場などで、
発言を促したり、話の流れを整理したり、
参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し
相互理解を促進し、
合意形成へ導き組織を活性化(協働を促進)させる
手法・技術・行為の総称
を言うのだそうです。

そういった会議の場などで、
議論の内容に対して公平な立場にたち、
話し合いのプロセス(流れ)に介入して
ファシリテーションを行うひとのことを
ファシリテーターといいます。


会議の場だけに限定せず
企業のあらゆる場で成果を出すために
組織を活性化させる意味で
ファシリテーションを使うケースも多いようですが、
まずは会議の場でファシリテーションのスキルを使いこなしたい!
と思っています。


手軽なテキストとして最適なのが
日経文庫「ファシリテーション入門」堀公俊著


本書によれば、
必要なスキルは
①場のデザインのスキル
②対人関係のスキル
③構造化のスキル
④合意形成のスキル
の4つがあります。

本書には「会議」の定義がありました。
会議とは、
異なる知識をぶつけ合うことで、
新しいアイデアを生み出し、
優れた意思決定をおこなうための方法
をいうのです。

どんな目的のために、
誰を集めて、どんな議論をするのか、
会議という場のデザインをするところから
ファシリテーターの仕事は始まるそうです。



専務が言いたかったことって
こういうことだったのか・・・な?。



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会議に成果をあげさせよ

2008年12月15日 10時12分44秒 | 職場の話題
ウチの会社の専務は会議が好きだ、という話を以前しました。

僕自身は会議は嫌いで、少なければ少ない方が
いいと思うほうですが、専務が会議を開けという以上
抵抗するわけにもいかず、週に何回か会議を開くことに
なりそうです。

同じ開くならば会議の生産性をあげたい!

部内には様々な人がいて、
仕事は黙々と勤勉にこなすかわりに
会議で聞き役にまわり、まったく意見を言わない人もいる。

会議で成果をあげるためにはどうすればいいのだろう?

おそらく何か方法があるはず。

敬愛するドラッガー博士の「経営者の条件」という
書物にこんなくだりがあります。

成果をあげるためには、
会議や、報告会や、説明会から何を得るべきかを知り、
何を目的とし、何を目的とすべきかを
知らなければならない。
「なぜこの会議を開くのか」
「決定したいのか、情報を与えたいのか、確認したいのか」
を問わなければならない。

会議手順の方法としては
次のように会議を進めることがあげられています。

会議の冒頭に、
①会議の目的と

②果たすべき貢献を
明らかにする。

③会議をその目的に沿って進める。

④会議の終わりには、冒頭の説明に戻り
結論を会議開催の意図と関連付けなければならない。



さて、できるかな?


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経営の力学 伊丹敬之著

2008年12月15日 00時22分12秒 | 書評  ビジネス系
著者の伊丹先生は有名な経営学者ですが、
本書は難しい経営理論を論述したものではなく、
エッセー風に経営者に向けて発信した伊丹先生の
経営に関する考え方を述べたものです。


経営の力学 伊丹敬之著 東洋経済新報社


本書は、「経営を見る眼」(東洋経済新報社)の姉妹編です。

「経営を見る眼」はマネジャーやリーダーになろう
としている人のために経営入門書として書かれ、
明確なコンセプトがあったために非常にしっくりと
共感できる内容が多いように感じました。


本書は、「経営」を組織と人間、市場と戦略、資本と社会
の三つの分野を、力学という観点から記述されています。
その中には非常に共感できる内容もあれば、
経験がないためにあまりよく理解できない
内容もありました。

本書は前著に比べ、
経営幹部もしくは経営者になろうとする人の
ための中・上級編という位置付けだそうです。


本書の中で、僕自身が一番理解でき、
なるほどなと共感できた箇所は
第1部「組織と人間の力学」でした。

組織や組織で働く人間への伊丹先生の
洞察力や見識は本当に素晴らしいと思います。
物事の考え方の手本となるように思いました。


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天地人〈上〉天の巻 火坂雅志著

2008年12月14日 20時23分25秒 | 書評 歴史系
NHK大河ドラマは、「天璋院篤姫」のあと
直江兼続の生涯を描く「天地人」が始まります。
原作が火坂雅志の「天地人」です。

火坂氏の著書で読んだことがあるのは、
「黒衣の宰相」と「黄金の華」ぐらいですが
両方ともおもしろかったです。

火坂氏はわりとマイナーな人物に光を当てて
物語を描く傾向がありますが、
本書も知る人ぞ知る直江兼続が主人公です。

天地人〈上〉天の巻



上杉謙信は誰もが知っていても、
直江兼続はマイナーかもしれません。

上杉謙信の養子で秀吉亡き後、徳川家康や前田利家らと
並ぶ豊臣政権の五大老の地位にいた上杉景勝の家臣です。

関ヶ原の合戦と遠因となる会津征伐を徳川家康に決意させた
といわれる「直江状」の執筆者が直江兼続であるという程度にしか
知りませんでしたが、戦国大名上杉家が江戸時代まで生き延びたのは
「兼続」の功績が大きそうです。

アマゾンの書評では思ったより評判が悪いですが、
それほど悪いとも思いません。

上巻では、直江兼続の少年・青年期が描かれ
上杉家で謙信亡き後の景勝対景虎の家督争いが
メインです。

戦国時代では、名門武田家と上杉家。
両家ともに武田信玄と上杉謙信という英雄を
輩出しましたが、両者の死後片方はあっけなく
滅亡し、一方は江戸時代をしぶとく生き残るという
対照的な運命をたどっています。

謙信の死後、上杉家がどのようにお家滅亡の危機を
乗り越えたのかというあたりも興味深いように思います。



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週明け波乱要素満載 

2008年12月14日 01時40分50秒 | 経済ニュース
週末に波乱材料満載、米ビッグ3の行方次第で危機再燃も(トムソンロイター) - goo ニュース

週末はかなり忙しくブログを書く暇さえありませんでした。

上司となった専務は、会議好きでしょっちゅう会議を開きたがります。
「組織は会議で動く」というのが信念で、
会議を設けないと顔色が変わるぐらい怒ります。

社員スタッフが会議に時間をとられるコストには
思いが至らないようです。

会議をしたって、やらなければならない仕事が減るわけでもなく
かえって会議資料作りに追われることになるため
おかげで長時間勤務が常態化しています。


さて、仕事の愚痴はこれぐらいにして。


自分の仕事のかまけている間に
世の中はどんどん進展していってますね。

アメリカの経済状況は予断を許さない状況になっており
ビッグ3の再建策の行く末が不透明で波乱含みです。

ビッグ3の一角が倒産すれば
アメリカ経済の不景気は本格化し
日本の製品は北米市場で購入されなくなるでしょう。
そうすれば、日本経済も打撃を受けることになります。

ビッグ3が業績を悪化させているのに
トヨタも業績を悪化させているのは
ひとえにビッグ3の動向がアメリカの労働市場に
大きな影響を与え、消費の低迷を招くからです。

日本の株価市場も割安という割には
株価低迷からなかなか脱却できないでいます。

円高で、輸出産業は青息吐息ですが、
ガス・石油などの輸入企業はこの不況下でも
儲かっているかもしれませんねぇ。


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バスティーユの陥落 小説フランス革命Ⅱ

2008年12月11日 00時12分35秒 | 書評 歴史系
西洋歴史小説の第一人者、佐藤賢一氏による小説フランス革命の
第二巻は「バスティーユの陥落」です。
   



フランス革命の前半の山場です。

恋人にいいところをみせたいデムーランが
ミラボーにけしかけられ、パリで民衆蜂起が始まります。

軍隊と民衆の戦闘を描写したくだりは
迫力があり、民衆を扇動するデムーランのこころの
動きが細かく描かれ、共感を呼びます。

さて、フランス革命を詳しく知らなくてもこの小説は
たぶん楽しめると思いますが、主要な登場人物がフランス革命に
おいてどのような役割を果たすのか、あらかじめ知っておいたほうが
もっと楽しめるように思います。

そこで、ちょこっと豆知識。

前半、フランス革命を主導することになる
ミラボーとはどんな人物なんでしょうか。
ウィキペディアを見てみると、
政略のミラボー


ミラボーに迫力負けしていた
ロベスピエールは、
ルソーの血塗られた手
と呼ばれています。
急進的な革命の推進派であるジャコバン派の指導者。



小説では気弱に描かれているデムーランは
こんな感じです。デムーランは民衆蜂起を扇動しましたが
革命期のジャーナリストとして評価が固まっているのですね。


小説フランス革命は、丹念に革命の流れを描いていますが、
なにか物足りないなと思っていたら、
民衆が抑圧されていた経緯が
あまり描かれていないからだと気が付きました。
確かにパンがないなどのシーンは書かれていますが
もっと民衆の悲惨な実情が描かれていたら、
もっと切実に革命への共感が得られたのにと残念です。

小説では封建制度、古い体制に対する民衆の怒りの部分が
意識的にか無意識的にか省略されているように思います。

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米トリビューン紙破綻

2008年12月10日 01時24分36秒 | 経済ニュース
金融危機、広告激減が直撃 米トリビューン紙破綻(朝日新聞) - goo ニュース

シティが破綻するっ!ビッグ3があぶないっ!と
騒いでいる間にアメリカでは新聞社が潰れていました。

風が吹けば桶屋がもうかる式に
金融危機が起これば「新聞社」がつぶれる!?


金融危機は直接のきっかけになったのかもしれませんが
新聞のビジネスモデル自体がすでに古くなってしまい
広告収入を稼げなくなっている媒体になっているのでは
という指摘は以前からずいぶんありました。


日本の新聞業界も対岸の火事ととられているわけにはいかないでしょう。


現に「朝日新聞」は中間決算で初めて32億円もの営業赤字を出しています。

先週の週刊ダイヤモンドでは
「新聞・テレビ複合不況」の特集を組んでいました。


不況になれば真っ先に削れられのが広告費ですよね。
たしかに「広告」を使わなければ商品は売れません。
しかし、情報技術の進化で、新聞・テレビの広告媒体としての効果に
疑問符が付き始めている現在、広告費を新聞・テレビにつぎ込むのが
はたして賢明なのか見直され始めているのでしょう。



さらにマスマスメディア業界の高給体質。

「高給」がマスメディア業界の人間のプライドを維持してきた
側面はあるとしても、この業界にも高コスト体質にメスを
入れる時期が来たようです。


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「信用力」格差社会

2008年12月09日 21時36分05秒 | 書評 その他
知っているようで知らない、
身近なようでいて身近でない
主にクレジットカードにまつわる
信用力の裏話を具体的に説明した解説書です。

カード会社が一体どのように信用力を付与しているのか、
消費者金融の無担保審査のノウハウが満載です。

アメックスがどうやって
高級ブランドをつくりだしたのか?

住宅ローンの審査のからくりや
無担保融資における年齢・勤務年数などの
属性を消費者金融会社やカード会社は一体
どのように分析しているのかなどが
とても興味深かったです。

経済や経営の学問的知識は
大学で学んでも、こういった実務的な知識は
なかなか学ぶことが出来ないので、
大学を卒業して新たにカード持つことになるような
新社会人にとっては、とてもためになる本なのではないでしょうか。

金融機関の信用付与の仕組みを知り
カードを賢く使って賢い消費者になるための一冊といえるでしょう。

「信用力」格差社会―カードでわかるあなたの“経済偏差値”
岩田昭男著




最後に、本書が繰り返し説いていた
クレジットカードの扱い方に関する基本的な原則
載せておきます。

①カードを持ちすぎない
②返済には決して遅れない
③限度額いっぱいまで使うことはしない
④毎月一定額は必ずカード払をして実績を積む
⑤複数のカードの申し込みを短期間にしない
⑥一度申し込んだら半年間は期間をあける

クレジットスコア、いわゆる信用力偏差値を
高く維持し続けるのが今後の格差社会を生き抜く
うえで大切だというのが、この本の骨子です。



もっとも、僕は、OMCカードで充分ですけどね~


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内閣支持率急落

2008年12月08日 01時22分34秒 | ヒマ話
内閣支持22%、「首相適任」小沢氏逆転 朝日世論調査(朝日新聞) - goo ニュース

内閣支持率25・5%に急落 小沢氏「党首力」で逆転 共同通信

麻生内閣の支持率半減21%…読売世論調査


土日にかけて行われた各社の世論調査が出そろいつつあります。
どこの世論調査も内閣支持率が20%台。

国民の支持が2割しかない内閣って存続できるのだろうか?

解散権は総理の専権事項とはいえ、
いつまでも解散しないままで内閣が
もつのだろうか?

だいたい支持率30%を切ると
内閣は死に体といわれます。

自民党議員が浮足立って
早晩、麻生政権には内閣を投げ出すか
解散かのいずれかの選択肢しかなくなるでしょう。

まったく不幸にして
実体経済が最も打撃を受けている時期に
結局解散総選挙をすることになりそうです。

解散を先送りした責任は
いったい誰がとることになるのでしょうねぇ

麻生さん? 自民党? 国民?

今回の世界的金融危機で最も影響が少ないと言われた日本で
政治の不手際により実体経済に深刻な打撃を与えられつつある
国民の怒りはいったい誰に向かうことになるのでしょうか?

麻生さん? 自民党? 民主党?

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百寺巡礼 (3) 五木寛之著 講談社文庫

2008年12月08日 00時56分18秒 | 書評 その他
第3巻は京都。
今回は、一転してメジャーな寺院をめぐる旅になっています。
紹介されている10の寺院のうち
僕が訪れたことのない寺院は、神護寺と浄瑠璃寺でした。
どちらの寺も京都の中心街からは少し離れた地にあります。
数ある寺院のなかで、これらの寺院が選ばれた理由は
判然としませんが、それなりの理由があるのでしょう。

百寺巡礼 (3) 五木寛之著 講談社文庫


本書で紹介されている寺院は
金閣寺・銀閣寺・神護寺・東寺・真如堂
東本願寺・西本願寺・浄瑠璃寺・南禅寺・清水寺
です。

訪れたことのある寺を五木寛之氏の文章で
思い出し、イメージをふくらませながら
読みました。

「時の権力者の素顔、悩みや苦しみに接し、
政治の舞台裏を目撃した、もの言わぬ歴史の証人」である
東寺の五重塔や
五右衛門が「絶景かな・・・」と大見得をきった
南禅寺の三門が印象に残ります。

ちなみに南禅寺の三門は石川五右衛門の死後にできたらしく
五右衛門が三門で大見栄を切ったという逸話は完全な
フィクションだそうです。

有名寺院も五木寛之の感性で
またことなる趣を醸し出しています。

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成長の責任は自分にある

2008年12月07日 21時32分37秒 | ビジネス実用
大きな組織であろうとなかろうと
組織に属していると、
組織が自分に何かをしてくれるだろうと
期待しがちです。

今、部内のスタッフの全体的な力量アップのために
研修システムを再築中です。
会社組織が研修を行いスタッフの力量・スキルを上げる
責任を負うのは当然であると思っています。
それにより会社は業績を上げることができるのですから。

仕事の現場にヒトを放り込んでいたら
なにげに成長していたということは
奇跡または偶然であると思っています。


しかしながら、それでも、いやそれだからこそ、
ドラッガーの次の言葉は重みがあるように思います。


成長に最大の責任を持つ者は、
本人であって組織ではない。
自らの組織を成長させるためには
何に集中すべきかを、
自ら問わなければならない。



どんなに優れた研修システムを導入しても
やっぱり人それぞれに成長の度合いが異なり
差が出てきます。
研修システムは、すべての人が同じ到達点に
たどり着くというよりも、むしろ全体の底上げを図るという
イメージの方がマッチしているかもしれません。

最低ラインの底上げのようなイメージでしょうか。

研修・訓練をしておかなければ最低ラインは
どんどん下がると思っていて間違いないでしょう。

したがって研修システムが不要だとは思いません。

ただ、学校で勉強している間のように
比較的手取り足取り教えてもらうことが多く
誰かに成長させてもらうという意識が長く続いて
受け身の姿勢がなかなか抜け切れないひとが多い
のも実情です。


ヒトそれぞれの成長自体については
自らが責任を持つという自覚がなければ
なかなか成長を促すことは難しいと思います。

逆にそういう意識のある人は
成長が速いですね。

自戒をこめて。


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革命のライオン 小説フランス革命

2008年12月07日 01時15分02秒 | 書評 歴史系
来年は、フランス革命勃発以来220年がたちます。
200年祭の1989年あたりから、著者の佐藤賢一は
フランス革命を小説に書く構想を立てていたそうです。

革命のライオンと題された第1巻は
革命前夜、召集された全国三部会で
繰り広げられた様子、とくに第三身分を代表する
ミラボーやロベスピエ-ルの葛藤を詳細に
描かれています。

革命のライオン 小説フランス革命 集英社 佐藤賢一著



革命前夜の第三身分のいらだちを描いているので、
第1巻にはそれほど手に汗握る山場があるわけではないので
若干平板な印象を受けるかもしれません。

著者の佐藤賢一氏は、
東北大学大学院博士課程を単位取得満期退学して
西洋史学にとても造詣が深く、西洋歴史小説の第一人者
とされています。

膨大な革命史の史料を検証し
しかもフランス語の文献にもあたっていますが、
だからといって難しい記述が続くわけでもなく
生き生きとした会話文が、当時の状況を彷彿と
させます。

第2巻は、フランス革命の前半の山場、
バスチーユ監獄への襲撃事件を
描いています。


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