フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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成長の責任は自分にある

2008年12月07日 21時32分37秒 | ビジネス実用
大きな組織であろうとなかろうと
組織に属していると、
組織が自分に何かをしてくれるだろうと
期待しがちです。

今、部内のスタッフの全体的な力量アップのために
研修システムを再築中です。
会社組織が研修を行いスタッフの力量・スキルを上げる
責任を負うのは当然であると思っています。
それにより会社は業績を上げることができるのですから。

仕事の現場にヒトを放り込んでいたら
なにげに成長していたということは
奇跡または偶然であると思っています。


しかしながら、それでも、いやそれだからこそ、
ドラッガーの次の言葉は重みがあるように思います。


成長に最大の責任を持つ者は、
本人であって組織ではない。
自らの組織を成長させるためには
何に集中すべきかを、
自ら問わなければならない。



どんなに優れた研修システムを導入しても
やっぱり人それぞれに成長の度合いが異なり
差が出てきます。
研修システムは、すべての人が同じ到達点に
たどり着くというよりも、むしろ全体の底上げを図るという
イメージの方がマッチしているかもしれません。

最低ラインの底上げのようなイメージでしょうか。

研修・訓練をしておかなければ最低ラインは
どんどん下がると思っていて間違いないでしょう。

したがって研修システムが不要だとは思いません。

ただ、学校で勉強している間のように
比較的手取り足取り教えてもらうことが多く
誰かに成長させてもらうという意識が長く続いて
受け身の姿勢がなかなか抜け切れないひとが多い
のも実情です。


ヒトそれぞれの成長自体については
自らが責任を持つという自覚がなければ
なかなか成長を促すことは難しいと思います。

逆にそういう意識のある人は
成長が速いですね。

自戒をこめて。


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革命のライオン 小説フランス革命

2008年12月07日 01時15分02秒 | 書評 歴史系
来年は、フランス革命勃発以来220年がたちます。
200年祭の1989年あたりから、著者の佐藤賢一は
フランス革命を小説に書く構想を立てていたそうです。

革命のライオンと題された第1巻は
革命前夜、召集された全国三部会で
繰り広げられた様子、とくに第三身分を代表する
ミラボーやロベスピエ-ルの葛藤を詳細に
描かれています。

革命のライオン 小説フランス革命 集英社 佐藤賢一著



革命前夜の第三身分のいらだちを描いているので、
第1巻にはそれほど手に汗握る山場があるわけではないので
若干平板な印象を受けるかもしれません。

著者の佐藤賢一氏は、
東北大学大学院博士課程を単位取得満期退学して
西洋史学にとても造詣が深く、西洋歴史小説の第一人者
とされています。

膨大な革命史の史料を検証し
しかもフランス語の文献にもあたっていますが、
だからといって難しい記述が続くわけでもなく
生き生きとした会話文が、当時の状況を彷彿と
させます。

第2巻は、フランス革命の前半の山場、
バスチーユ監獄への襲撃事件を
描いています。


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