フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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謎手本忠臣蔵〈上〉〈中〉〈下〉 (新潮文庫)

2011年12月19日 00時33分33秒 | 書評 小説系
謎手本忠臣蔵〈上〉 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


謎手本忠臣蔵〈中〉 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


謎手本忠臣蔵〈下〉 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社



読みなれた物語ですが、忠臣蔵は、本当におもしろい。

忠臣蔵のストーリーは、
「刃傷事件」と「討ち入り」が大きな構成となっているのですが、
刃傷事件には、いまだに解明されていない謎があります。

それは、赤穂藩主・浅野内匠頭長矩が吉良上野介に対し
江戸城内で刃傷事件をおこすほどの「何を」怒っていたのか、
刃傷事件の原因です。

もちろん、さまざまな答えは用意されています。
短慮説、精神障害説、乱心説、賄賂強要説、怨恨説、塩田説など
いろんな作家や研究者が提示していますが、決定的な決め手に欠けるのです。
そこに、作家としての創造性が発揮され、
読者の好奇心が集まるのかもしれません。

謎手本忠臣蔵では、その謎に挑戦します。

当時の時代背景と権力者たちが何を考えていたのかを基軸に
緻密な論理の積み重ねが、推理小説にリアリティをあたえ
おもしろさを倍増させていきます。

刃傷事件が起きたのは、徳川綱吉の治世で
荻原重秀の貨幣論や、渋川春海の大和暦も
物語に微妙に絡んできて、
歴史ファンの好奇心をくすぐります。

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他社さんの偵察をうけました

2011年12月18日 15時45分54秒 | 店舗経営
昨日は、明らかに他社の人だなとわかる方の来訪がありました。

この業界は競争が激しいので
他社の偵察をしたりされたりして
他社の動向をつぶさに調査し
自社の戦略に反映させていきます。

僕も前職では他社の偵察をしたことがありますし、
されてもいました。実は今もSVさんを通じてしてもらっています(笑)

ただ、明らかに同じ業界の他社の人だなと
わかる場合は少ないのですが
昨日は、客としての設定も甘かったし、
尋ねることも業界人が知りたいような内容を含んでいたので、
わかりやすかったです。

そもそも男性の来客が少ないので
男性の来訪があること自体、
他社の偵察ではないかとの疑いがまず立ちます。

わざわざ、店舗に話を聞きに来るほど熱心なのに
氏名や連絡先を明らかにせず、
しかも近々この近くに引っ越してくる予定なので
この近辺の情報を知らないので教えて欲しいという設定で
サービス内容の説明を受けようとしています。

(ほかにすることあるんじゃない?と思いつつ)
どんどんヒアリングを進めていくと
なんだか住所も決まってないらしい。

そんなの絶対おかしい。

一応、お客様の風を装っているので
無碍にもできず、やる気が失せるのを感じつつ
「僕は暇じゃないんだよぉ・・・。
冬のキャンペーン前にやることがいっぱいあるんだよぉ。
ついさっきまで「本当の」お客様と面談していたばかりだし・・・」
と思いながら、一通りのご説明はしました。

外観を見ているだけではなかなかわかりずらい
他社のサービス内容を知りたい!
という気持ちは僕にもあるので
その行動はわからないでもないです。

内装やレイアウト、接客の内容をみれば
だいたいその店舗の運営レベルがわかるので
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
の戦略論からすれば「他社の偵察」は今後も続くのでしょうね。


そんな暇ないよぉ(笑)


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勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

2011年12月17日 15時24分12秒 | 書評  ビジネス系
「当たり前のことをちゃんとやる」

じり貧にあったマクドナルドを7年連続増収の
エクセレントカンパニーに立て直した原田泳幸氏の
経営改革論です。

それぞれのサービスにおいて
そもそも「当たり前」とは何なのか
ということをよく考えないといけませんが、
失敗する人は、大抵「当たり前」の内容を
まちがえているような気がします。

マクドナルドで言えば、
原田氏は「QSC」が基本中の基本と
述べていました。QSCとは、
QUARITY(クオリティ)
SERVICE(サービス)
CLEANESS(クレンリネス)
を言うそうです。

ところが、低迷期のマクドナルドでは
店舗の急拡大を実施し、人材育成を怠り
QSCの基本を徹底できていなかったと
指摘されていました。

規模の拡大は売上を上げるための「当たり前」のように
みえますが、実はそうではなかったということです。

「当たり前のことをちゃんとやる」
誰でも言えそうですが、
何をもって「当たり前」と捉えるかは
人によって差があり、
ましてや実行を徹底することができるのは
限られてくるように思います。

だから、「差」が生じてくるのでしょう。

あなたにとっての
「当たり前」とは何なのか
そこから考える必要があるようです。


そのほかにも、なぜマクドナルドがV字回復を果たしたのか
自分自身の経営に役立てるヒントが満載です。
全部は到底まねできることではありませんが(笑)


勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


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民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書)

2011年12月12日 01時20分06秒 | 書評 その他
民法の改正作業が進んでいるようです。
本書は、東京大学法学部教授を経て現在法務省の参与をされている、
民法学の泰斗・内田貴先生の一般向け啓蒙書です。

司法試験受験生の頃は、内田先生の著書で民法を学んだので
新書で「内田貴」の名前を見かけたときは懐かしい気持ちになりました。

民法は、1896年(明治29年)に制定されました。
民法には財産法、家族法と呼ばれる領域があり
家族法は第2次世界大戦敗戦後の1946年に全面改正されています。
2004年にカタカナ文語体からひらがな口語体に改正され
財産法の分野でも若干の改正がなされていますが、
契約に関するルールのほとんどは制定以来ほとんど改正されていません。

その財産分野の抜本的な改正が進められているというのです。

本書によれば、現在法制審議会の部会で審議がなされている段階だそうです。
2009年11月に部会の審議がスタートし、
2011年5月に「中間的な論点整理」が公表されています。
論点整理を踏まえた実質的な改正審議は2011年7月下旬から開始され
2013年2月頃に中間試案をとりまとめることを目標とされています。

最もドメスティックな法律の分野も
グローバル化の波には抗しきれず
私法の一般法といわれる民法も改正される流れにのっています。
しかし、改正作業の実情が一般国民には十分に知られておらず、
他方で法律家や企業法務の実務家の中には
解釈で動いている現状で何も困っていないから改正の必要はない
といった意見が根強く存在する点に、
内田先生は危機感を抱いているようです。

改正への必要性を国民世論として喚起されること、が
本書の本当の意図としてあるようです。

民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房


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あらためて気づかされること

2011年12月11日 06時01分50秒 | 店舗経営
12月に入ってから急に寒くなり始めましたね。

今日は特に寒かったので、
店舗に暖房を入れました。
取り替えた業務エアコンは
順調に稼働しています。

以前と比べずいぶん静かな印象を受けていますが
店舗をお使いになっているお客様たちの反応は
普段と全く変わりありません(笑)

この2週間は会員のお客様との面談週間でした。

お客様との面談をしていると
当然のことながら、
面談に集中することになるので、
並行してほかの仕事を進めるということができません。
1日2、3件の面談でも1件1時間近くこなすと
普段行っている業務が停滞してしまいます。

そういう面談を1日5件こなす日もあり、
ダラダラ仕事をしないというのが信条なのですが、
自然と仕事の時間が長くなってしまいます。

大変だけど、でも欠かせない仕事。

お客様の声を直に聞くという仕事は
お客様のニーズやウオンツを探るというほかに
自らの仕事ぶりを反省するきっかけにもなり
とても大切な機会と捉えています。

上司がいれば、自分の仕事ぶりを批評されるのでしょうが
いまや上司がいないという状況では
お客様の声が唯一仕事ぶりの評価となるのです。

FC本部のSVさんは、
なぜか僕に対してこのところ遠慮して
厳しい評価をしてこないのでなんだか物足りない。

この点、お客様に遠慮はありませんので、
ありがた~い気づきを与えてくれます。

時にナイーブな僕は傷つくこともありますが(笑)
勇気100倍の励ましの声を頂くこともあり、
お客様あっての仕事なのだと
改めて気づかされる次第です。

どんな仕事でもそうなのでしょうが。

この面談週間が終わりほっと一息つく間もなく
年末に向けて、再び忙しい日々が続くことが予想されます。
気を引き締めて、1年を締めくくりたいと思います。


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本日、店舗のエアコン工事中

2011年12月04日 12時08分26秒 | 店舗経営
ご無沙汰しております。

お客様との面談や、冬のキャンペーン、イベントが
立て込んだ時期だったので、
ブログを描く心の余裕もなく、
前回の投稿から2週間ほど過ぎてしまいました(笑)
おかげさまで、忙しいのはありがたいのですが、
自分のキャパを超えるぐらいの忙しさは、
会員となっているお客様への気配りが
行き届かなくなりはしないかとちょっと心配です。

2週間の間に、大阪の府知事・市長選の
ダブル選挙が終わってしまいましたね。
選挙はもちろん行きましたよ!
結果は僕の期待とは異なるものでした(苦笑)
もっと接戦になるかと思いましたが
大差をつけての惨敗でした。

どのように変えるかというよりも
とにかく変えたい、変えるなら大きく変えたいという
切実な願望が背景にあるのだとは思いますが、
大阪府民と市民は危険な選択をしたという
気持はいまだに持っています。


さて、さて。

20年選手の業務用エアコンを取り換えようと決断してから
あれよあれよと事が進み、現在工事中でございます。
これで店舗の空調環境が格段に良くなると期待しております。

月々1万5千円の7年リースに落ち着きました。
(別の業者の見積もりでは同じ型のもので月5万だったので雲泥の差です)
多い時で5万前後かかっていた電気代が節約できれば、
経費の節減にもつながりそうです。


また関西は、
今冬10%の省エネ要請も継続して出されているので
業務用エアコンを新調することで、
省エネ対策につながればいいとも思っています。

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