なぜ勉強しなければならないの？

ふた昔前までぐらいなら、

「なんで勉強せなあかんの？」と聞く子どもに、

「子どもは勉強するのが仕事や！」

と切って捨てれば、しぶしぶでも
机の前に向かったような気がしますが、
フリーターやニートがもう普通になってしまった
現代の子どもたちにはそんなことを言っても
容易には納得してくれません。


子どもたちの現状をつぶさに観察してみると
二極化の様相を呈しており、
ものすごく勉強する層と
まったく勉強しない層に大きく分かれ、
以前は分厚い層であったそこそこ勉強する層が
薄くなっているように感じます。

いわゆる中流もしくは中間層が崩壊している現状です。

政府は、その現状に危機感を持ち、
教育指導要領を改訂して
小中高校生の学習量の増大を図る政策を打ち出していますが
社会全体の風潮を変える起爆剤となりうるかどうか
その改革は緒に就いたばかりで道のりは長く感じます。

さて、「なぜ勉強しなければしなければならないか？」
という問いに対してみなさんならどう答えますか？

理想は、学問への興味や知的好奇心など、
学ぶこと自体が楽しいという
学び本来への動機を喚起できればいいのですが
現実は、一握りです。

「教育は、階層上昇の手段である」と説いても
やはり、その重要性を認識している層は
多くありません。


「後悔先に立たず」

得てして大切なことは
あとになってから気づくものですが、
過ぎさってしまった時間を取り戻すことはもうできません。

出来るのは、未来を変えることだけです。

遊びたい、怠けたいと思っている子どもたちに
あの時勉強していればよかったと
後悔させる日が来ないように
今日もまた、大人たちは、
手を変え品を変え、
教育の重要性を説き続けることになります。


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どういう人の共通点だと思いますか？

大型台風が爪痕を残し去った後、
すごしやすい季節が到来しつつあります。

それにしても、今年は天変地異が多いですね。

地震にせよ、台風にせよ、これでもかぁ
というぐらい人間に試練を与えますね。
一つひとつ目の前の試練を乗り越えていくほか
道はありません。気長に地道に乗り越えていきましょう。

さて、ある雑誌を読んでいたら、
以下のような共通点が挙げられていました。
どんな人の共通点だと思いますか？

１　目的意識を持つ。価値観を明確にする。

２　コツコツと我慢強く継続する力。

３　得意分野に集中して取り組む。

４　コストパフォーマンスを考える。
　　日常の行動を数値化する。

５　他人から学ぶ力がある、吸収する力がある

６　インプットだけでなく、アウトプットをする。

７　基本を大切にする。

８　一流のものに触れている。

	PRESIDENT (プレジデント) 2011年 9/12号 [雑誌]
	クリエーター情報なし
	プレジデント社

答えは「１億稼ぐ人の」共通点らしいです（笑）。

「１億稼ぐ人の」というコピーが
俗っぽくありながらもなんともキャッチィであり、
挑戦的でもあります。

チラシやビラに「１億稼ぐ人の・・・」というコピーを入れたら
目をひくかもしれないけれど同じくらい反感も買うだろうなと。
優等生的な企業ではなかなか挑戦的なコピーが
使われない所以なんだろうと思いました。

中身は突飛なことを述べているわけではなく、
とても常識的で首肯できるものが多いです。
特に「我慢強く継続する力」を上げている点
についてはとても共感できます。

べつに１億稼がなければならない必然性はないのですが、
「我慢強く継続するチカラ」に欠けていては
そもそも何かを成し遂げることは難しいと、
起業した身となって改めて強く実感する次第です。


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