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支持者に「偏屈女」と陰口=総選挙直前、低迷与党に致命傷か

2010年04月30日 10時51分42秒 | 政治ニュース
支持者に「偏屈女」と陰口=総選挙直前、低迷与党に致命傷か-英首相(時事通信) - goo ニュース
【記事引用】
【ロンドン時事】5月6日の総選挙投票日を目前にした英国で、遊説中のブラウン首相が28日、女性に意見されてふてくされ、遊説先を離れる車内で「偏屈女」とののしる声がテレビ放映された。支持率低迷に悩む与党・労働党にとって致命傷となるかもしれない。

 首相はこの日、中部マンチェスター近郊で遊説したが、政策を批判する年金生活の女性にテレビカメラの前でやり込められた。終わって車に乗り込んだ首相は、テレビ用小型マイクを外し忘れたまま「最悪だ」などと側近にひとしきり愚痴をこぼし、「あんな女と会うべきではなかった。ただの偏屈女だ」などと毒づいた。

 直後からこの発言は繰り返し放送され、首相側は大慌て。「生涯にわたる労働党支持者」という女性は追い回す取材陣に「(ブラウン氏に)失望した」と衝撃を受けた様子。首相はその後、女性宅を訪れ平謝りした。 【記事引用終】

[時事通信社]


イギリスでは大騒ぎになっているそうです。

政治家には表裏があるというのは頭ではわかっていても
いざ、あからさまにその表裏が明らかにされると
頭にくるものですよね。
それは、英国であっても日本であっても
同じなんだろうと思います。

それにしても、総選挙1週間前のこの失態。
英国の政権交代ももう真近!?

ブラウン首相は、この女性宅へ謝りに行ったそうですが
謝っても信用してもらえそうにはないですよね。

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個人事業主は体が資本ということを身をもって体感

2010年04月30日 01時00分09秒 | 創業準備
今日は一日風邪でダウン。
熱とのどの痛みにやられてました。
最近気温の寒暖の差が激しいので
体調を崩されている方もいらっしゃるのではないかと。
ご自愛くださいませ。
ようやく、起き上がるぐらいまでになって
ブログ書いています(笑)はよ寝ろよ。
個人事業主だと自分の身体が資本なので
体調管理もきちんとしないとダメですよねぇ。
物件調査も自分がダウンしてしまうと
進まなくなりますもんね。

さて、その物件調査ですが、
以前の商圏ではこれ以上良い物件の出る見込みがないということで
別の商圏の調査を進め、三つほどの商圏からそれぞれ物件が
候補になっています。

僕としては、ある程度顧客の見込める商圏と
経営に負担にならない物件であれば
集客には自信があるんですが(その自信が命取り?)
FC本部の意向もあるので、
打ち合わせ待ちです。

さまざまな優秀な経営者の方がおっしゃる通り
ビジネスはスピードが大切だと思うのですが、
なかなか思うようには進まないのも
またビジネスであるのかもしれません。

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検察審査会での「起訴相当」決議はすでに予言されていた?―「国家の自縛」

2010年04月29日 00時09分44秒 | 書評 その他
単行本は2005年9月に発売されていますが
今回文庫本化されるにあたって文庫版あとがきが
およそ100ページ程度追加されています。
国家の自縛 (扶桑社文庫)
佐藤 優
扶桑社

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この追加内容も濃い!
検察と小沢一郎との戦いにおける
石川議員逮捕の顛末が事細かく書かれています。
石川議員と佐藤優さんは知り合いだったのですね。
アドバイスの仕方が妙にリアルです。
「途中から検察官が味方に見えて、
弁護士が敵のように見えてくる。」
「検察官に心理的に引き寄せられて、
やってないことを認めたらダメだよ」

石川氏の弁護人の一人は
オウム真理教の麻原彰晃死刑囚や
山口県光市母子殺害事件被告人の主任弁護人を務めた
安田好弘弁護士だそうです。
検察にとっては手ごわい相手ですよね。

それから、検察審査会での「起訴相当」判断についても
予言のようにこんな記述がありました。(334頁)

二月に入って4日に起訴されるまでの取り調べで、
「検察官は石川氏に対して、『小沢先生が不起訴になっても、
検察審査会にかけられて、起訴相当決議が二回なされる。
そうして、国民の手によって小沢先生は断罪されることになる」
と繰り返し述べているという。

ポイントは「起訴相当」と明言しているところです。
検察審査会の判断には3種類あって、
不起訴相当、不起訴不当、起訴相当があります。
そのうち起訴相当の判断がなされる割合は2%程度。
これをあらかじめ予想するというのはどういうことだろう?

もしかして、検察当局は検察審査会での判断も予想していた?
あるいは検察審査会をコントロールしている?
いくら取り調べの席だからと言って、
言っていいことと悪いことがあります。
建前上民意を反映することになっている検察審査会の判断を
検察官側があらかじめ予想するなどというのは、
制度の趣旨を根本から覆すものだと思います。

国民には正確な情報が伝えられていないと
思わせる一件のような気がします。

これでは、まともな判断はできません!


検察官には「正義感」の強い人が多いと聴きます。
しかし、いま一度その『正義』の意味を
問い直すべきなのではないでしょうか?
独善的で傲慢な『正義』は一体どこへ
向かうつもりなのでしょうか?

国家の自縛 (扶桑社文庫)
佐藤 優
扶桑社

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大阪母子殺害の死刑判決破棄、差し戻し…最高裁(読売新聞)

2010年04月28日 01時22分08秒 | 法律
大阪母子殺害の死刑判決破棄、差し戻し…最高裁(読売新聞) - goo ニュース

[記事引用]
2002年4月に起きた大阪母子殺害事件で、殺人と現住建造物等放火罪に問われた大阪刑務所刑務官(休職中)・森健充被告(52)の上告審判決が27日、最高裁第3小法廷であった。

 1審・大阪地裁の判決は無期懲役、2審・大阪高裁は死刑判決だったが、藤田宙靖裁判長(退官のため堀籠幸男裁判官代読)は「十分に審理を尽くさずに判断したと言わざるを得ず、事実を誤認した疑いがある」と述べて1、2審判決を破棄し、審理を同地裁に差し戻した。

 被告が犯人かどうかが主な争点になった事件で、最高裁が2審の死刑判決を破棄したのは21年ぶりで戦後7件目。同小法廷は2人が殺害されたことも考慮し、1審で改めて立証するよう検察側に求めたが、今後の審理の展開によっては無罪の可能性も出てきた。

 藤田裁判長を含む4人の多数意見。堀籠幸男裁判官は「被告が犯行に関与したことは合理的疑いを差し挟まない程度に立証されている」との反対意見を述べた。

 森被告は02年11月の逮捕後、捜査段階では黙秘し、公判では「現場のマンションに行ったこともない」と否認。犯行にかかわったことを示す直接証拠は一切なく、状況証拠による立証の成否が争点になっていた。

 現場マンションの階段の踊り場で、たばこの吸い殻が見つかっており、1、2審では、検出されたDNAが被告と一致したことなどから「被告が犯人と推認できる」と判断した。

 これに対し、同小法廷は「有罪と認定するには、状況証拠によって認められる事実の中に、被告が犯人でなければ合理的に説明できないものがあることを要する」と指摘。吸い殻は、警察が事件翌日に採取した段階で茶色く変色していたことから、「以前に捨てられた可能性があり、被告が事件当日にマンションに行ったとは認定できない」とした。
[記事引用終わり]

判例形成から言えば、こちらの判決の方が
より重要かもしれません。

新聞で報道されると、ポイントだけの報道になるので、
最高裁判所が判断を簡単にひっくり返したかのような
印象を受けますが、実際の判決文を読んでみると
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20100427165952.pdf
かなり詳細に検討していることがわかります。

多数意見にも、複数の補足意見が付与されており
刑事司法の基本原則に関する法律家たちへの意識を
喚起するとともに、裁判員裁判であっても
「合理的疑いを容れない程度の立証」というのは
どういうものなのかを脳みそが溶けるぐらい考えろ!
と言われているようで、襟を正して読むべき
判決文であるように思いました。

藤田裁判官の補足意見より引用
●一定の原因事実を想定すれば
 様々の事実が矛盾無く説明できるという理由のみにより
 その原因事実が存在したと断定することが,
 極めて危険であるということは,改めて指摘するまでもない

●「仮説」を「真実」というためには,
 本来,それ以外の説明はできないことが
 明らかにされなければならないのであって,
 自然科学における真実の発見と
 刑事裁判における事実認定との間における
 性質の違いを前提としたとしても,
 少なくともこの理論上の基本的枠組みは,
 後者にあっても充分に尊重されるのでなければならない

●一般国民にとって必ずしも容易に
 理解できる概念とは言い難い
「合理的疑いを容れない程度の立証」とは
 そもそもどういうことであるかについての
 手掛かりを全く与えることなく,
 手放しで「国民の健全な良識」を求めることが,
 果たして裁判員制度の本旨に沿うものであるかは
 疑問であるのみならず,刑事司法の原点に立った上での
 事実認定上の経験則とは本来どのようなものであるか
 を明示することは,法律家としての責務でもあるものと考える。

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供述「信用できない」検察側に打撃…郵便不正(読売新聞)

2010年04月28日 00時40分40秒 | 法律
供述「信用できない」検察側に打撃…郵便不正(読売新聞) - goo ニュース

[引用記事]
郵便不正に絡み、厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)に偽の障害者団体証明書を発行させたとして、虚偽有印公文書作成・同行使と郵便法違反の罪に問われた自称障害者団体「 凛 ( りん ) の会」元会長・倉沢邦夫被告(74)に対し、大阪地裁は村木被告との共謀を否定、虚偽有印公文書作成・同行使罪について無罪(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。  
 これまで検察側は倉沢被告の捜査段階の供述をもとに事件を組み立ててきたが、この日の判決は「信用できない」と断じた。一部の供述については「検察官が誘導した可能性もある」とも指摘した。  
 村木被告の公判でも、証人出廷した上司や部下が村木被告の関与を認めた捜査段階の供述調書について「でっち上げ」と訴えるなど信用性が争点になっている。二つの裁判は同じ横田裁判長が担当しており、村木被告の公判への影響は避けられない。  
 倉沢被告が無罪となったことで、検察側が描く事件の構図にほころびが生じたことになる。検察側は村木被告の公判で、倉沢被告を含め上司や部下の調書を証拠採用するよう求めているが、今回の判決は部下の調書の信用性を疑問視しており、大きなダメージとなりそうだ。[記事引用終わり]


事件の裁判途中から、大阪地検特捜部のでっち上げ捜査と
激しく批判されてきた裁判の関連裁判の判決です。

「意外な判断」とする大阪地検の次席検事のコメントも
載せられていましたが、公判途中からすでにこの判決は
予想されていたのではないだろうか?

このような事態に至った顛末を
責任ある立場の者は国民に対して
きちんと説明しなければならないのではないだろうか?

事件の最初から思いこみの捜査をして
無実の者を罪に陥れるなどということは
あってはならないことだと思います。

この裁判は単純に被告人の有罪・無罪を争う裁判ではない。
検察捜査のあり方が厳しく問われていると思われます。
このままでは、検察の信頼は失墜することになるでしょう。
歴史的にさまざまな局面で使い古されてきた言葉ですが
大阪地検特捜部は真摯に受け止めるべきだと思う。

菅谷さんの事件以上に悪質だと思います。

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悪さをすると地獄の閻魔さまに・・・。

2010年04月27日 00時03分25秒 | ヒマ話
今日もこんなことがありました。

『理化学研究所の「お手盛り」? 年収600万「秘書」に妻も』
何をしてんだ?理研!

子ども手当:554人分申請 韓国人男性「孤児と養子縁組」
恥を知りなさい!

「2千万円稼ぐ方法教えます」 情報料商法トラブル急増
そんなおいしい話が世の中にころがってるわけないやろ!



法隆寺の五重の塔


先週訪れた奈良では、法隆寺にも参詣しました。
修学旅行のような観光名所ですが、
法隆寺には、「法隆寺秘宝展」が期間限定で開催されています。

訪れた時期にも開催されており、
すこし立ち寄ってみました。
「法隆寺秘宝展」のリスト(毎回違います)

仏像とか涅槃図とかもそれなりに興味を惹かれましたが、
最も関心を奪われたのが、
「八大地獄図」
1539年室町時代の天文八年の作品だそうです。
八種類の地獄を詳細に描いていて不気味でした(笑)。

仏教は、「地獄」という観念を用いて人々に「正しい」行いを
させようとしたのでしょうか?
悪さをすると地獄の閻魔さまに舌を抜かれるよ!
という脅しを言われた経験は誰もが持っているはず。
幼い頃ってそういう発想をもっていたような気がします。
悪いことをすると閻魔さまに舌を抜かれる!

やむにやまれぬ事情で犯罪に手を染める
ということもあるかもしれません。
それでも、世の中には「なんで、そんなことするかなぁ」と
思うようなことをする人が存在します。

倫理観の問題かもしれませんが、
自分の行動に善悪の基準が欠けているのでは?と
疑問に思う人が少なからずいます。
「聖人君子」たれと偉そうに言うつもりもありませんし、
君子にもなれそうにもありませんが、
善悪の判断を社会通念を基準にしっかりと持つこと、
悪さをすれば報いがあること、
自分の良心に痛みを感じること、
少なくともそういう感覚は持っていたいと思います。

いつから「地獄」がフィクションだと
思い始めたのか定かではありませんが、
仏教が現代よりも力を持っていた時代は、
「地獄」という観念も、もっと影響力を持って人々を
コントロールしていたのかもしれません。



地獄の沙汰も金次第!?
そんな世の中は嫌じゃー(笑)

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そうだったのか!中国 池上彰著

2010年04月26日 11時30分05秒 | 書評 その他
文庫本ですけど2段組みの構成で、429ページの大部な作品です。
著者の池上彰さんは記者としてNHKに勤務され
1994年から11年間は「週刊こどもニュース」の
お父さん役として活躍されていました。
現在はNHKを退局され、民放各局に出演され
そのわかりやすい解説には定評があります。

本書は、中国の現代史を驚くほど詳しく、
しかもわかりやすく説明・解説されていて、
見えにくかった現代中国の今がつぶさに語られています。

テレビだと時間的な制約や不特定多数の視聴者の存在から
内容面もそんなに深く掘り下げられないのだと思いますが、
想像以上にこの方は該博なのですね。
中国の専門家も顔負けの綿密な事実の掘り下げと
大量の資料への検討を積み重ね、
本書が出来上がっている印象を受けました。

一方でジャーナリストらしい事実の伝え方。
読者への配慮を忘れない内容の伝え方がすごい!
というほかありません。

個人的には、
毛沢東の「大躍進政策」と「文化大革命」の内容とその背景
第2次天安門事件の事実とその背景についての内容が読み応えありました。

どこの国でも権力闘争は複雑で激しいものだと思いますが
中国はとくに激しい。しかも戦後の苦しい時代を
乗り越えてきた共産党初期時代の指導者たちの権力争いが凄まじいです。
一人の巨大な権力者の一言で組織や社会を動かせるような
単純なものではなく、権力者自身も周辺のヒトや社会の動きを
見極めながら意思決定をしているようなフシがいたるところでみられ、
中国の権力構造の複雑さを垣間見る思いがします。


中国の発展はとどまるところを知りませんが、
この国をコントロールするのは並大抵ではないでしょう。
突然、とんでもない方向へ走りだす可能性だって捨てきれません。
第5世代といわれる習近平、李克強らが
今後どのような国家運営をしていくのか、
中国の現状からは目が離せないですね。


そうだったのか! 中国 (集英社文庫)
池上 彰
集英社

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文庫本版では、「21世紀の中国の光と影」が追加され
2007年6月以降の中国の現況にも触れられています。


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受験法律と実用法律の相関関係

2010年04月26日 00時44分25秒 | 法律
俗に、英語学習には受験英語を学習する方法と
実用英語を学習する方法とが異なるということが
よく言われたりします。

英語の定期試験や入試はよくできるのに、
いざ外国人と話すとなるとからっきし
ということが起こりやすいため言われることです。

試験が基本的にはライティング・リーディング・リスニングの
3分野を主に問われるのに対して、
外国人との英会話ではスピーキングが問題になるからでしょう。
また、外国人との会話においては、度胸や話題など
スピーキング力以外の基礎的な力が問われるので
なおさら受験英語との相関性が低くなります。


実は、これと同じことが法律の学習についても
いえるのではないかとずっと思っていました。
いわば受験法律と実用法律の関係。

資格試験で問われるのは、
法律の知識であったり、条文の解釈であったり、
事案へのあてはめであったりします。
気の効いた資格試験予備校の講師は
法律の試験を通じて論理的思考や事務処理能力を
審査しているとまで言いきります。
しかし、それならわざわざ「法律」を使うことない!
別の指標を使えばもっと正確に判断できます。

要するに合格者を無理やり決めるためだけの試験。
実務での仕事に耐えうる勉強は別途経験を積みながら
重ねていくほかないのでしょう。

だから、下に書かれた本のような批判が書かれるのでしょう。
もっとも、「御社の・・・」「サルでもできる・・・」の内容は、
とても似通っていて、弁護士業界では昔から言われていたことなのでしょう。
最近弁護士の数が増えて、さらに問題がデフォルメされている
のかもしれませんが、外部からはうかがい知ることはできません。
これらの業界内幕暴露本のような本が時折出版されることで、
面白おかしい噂話が強化されるだけなのだと思います。

競争が激しくなり、士業もマーケティングなどが必要となる
時代が到来していますが、他業種では当然のことであり、
単に士業の世界が遅れていただけにすぎなかったのです。


御社の顧問弁護士はなぜ役に立たないのか (経営者新書)
金崎 浩之
幻冬舎メディアコンサルティング

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サルでもできる弁護士業
法律事務所ホームロイヤーズ 所長弁護士 西田 研志
幻冬舎

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平城京遷都1300年記念 「大遣唐使展」 奈良国立博物館

2010年04月25日 00時09分42秒 | 


平城京遷都1300年祭で沸く奈良の
奈良国立博物館にて4月3日から6月20日まで
開催されている「大遣唐使展」を観てきました。

公式HPはこちら》》》「平城京遷都1300年記念大遣唐使展」

4大国立博物館のひとつ、奈良国立博物館が
記念行事にあわせて展示するだけあって
日中両国を代表する二つの観音像などは
とても気品あふれる立像で、きりっとした表情が見事でした。
前日拝観した法隆寺に展示してある飛鳥時代の仏像群が
柔和な顔をしていたのと対照的で印象に残りました。

圧巻は、「吉備大臣入唐絵巻」。
吉備真備が唐で活躍した様子を
寓話のように絵巻物にしています。

普段は、ボストン美術館に保存されているとのことで
27年ぶりの日本公開です。

吉備真備といえば、菅原道真と並ぶ大学者。
かたや遣唐使によって高い知識を得、
かたや遣唐使を廃止した中心人物というのが
なんだか因縁めいています。

日本初公開の作品や
普段見ることができない仏像、工芸品の数々が展示されるので、
GWは、奈良を訪れるのもいいかもしれません。
でも、凄い人出が予想されますが。

「大遣唐使展」の公式ツイッターまであります!


奈良国立博物館本館。
外国人が前で立っていると、日本とは思えない雰囲気を醸し出します。

ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)と加藤嘉一

2010年04月24日 01時09分09秒 | 書評 小説系
真山仁著 ベイジン下巻は巨大な原子力発電所建設の現場で起きる
トラブルに主人公の田嶋とがどう立ち向かうかを描いていきます。

中国社会や中国人の気質を微に入り細に描き、
原子力発電所の建設の困難さを現実感あふれる筆致で描きます。

あとがきで著者の中国取材に協力した方々の名前が列記され
謝辞が述べられていましたが、その中に北京大学の加藤嘉一さんが
紹介されていました。

この方、4月10日の日経新聞の1面企画「こもるな!ニッポン」
でも紹介されていました。中国では加藤さんが語る日本論、中国論に
注目が集まっているそうです。

ネット上に公開されている彼のプロフィールによると、
1984年静岡県生まれ。2003年より北京大学国際関係学院に在籍。
現在は大学院での研究のかたわら、中国メディアなどでの
さまざまな言論活動を続けている。
主な出版物に、中国の有名演出家・山奇氏との対談集
「七日談」(新華出版社2007年)、
外務省アジア太平州局の小原雅博氏による「国益と外交」の翻訳書
「日本走向何方(日本はどこへ向かうのか)」(中信出版社2009年)。
2005年、東京大学と北京大学との学術プラットホーム「京論壇」を
立ち上げる。2008年、日中合作ドラマ「泣きぼくろ」の助監督を務める。
香港フェニックステレビのウェブサイト「フェニックスネット」での
ブログ連載や、フィナンシャルタイムズ中国語版のウェブサイトでの
コラム連載など、旺盛な執筆活動でも人気を博している。
中国語で書いた初の自著「以誰為師(誰を以って師と為すか)」
の出版も間もない。人民網より

高校から単身、中国に渡り北京大学に入学して
しかも中国のメディアにも登場してその発言が注目されるって
尋常じゃない凄さですね。26歳の若者、畏るべし!

ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)
真山 仁
幻冬舎

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地検や高検の会見参加「記者クラブ非加盟でも方策を」

2010年04月23日 11時37分40秒 | 社会ニュース
「暴走検察」のブックレビューを書いたばかりでしたが、
最高検察庁は記者クラブの改革に乗り出したようです。

行政組織の方から改革を示されるというのも
ジャーナリズムとして情けない感じがしますが、
自分自身をイノベーションするのは
マスメディアであっても難しいようです。

記者クラブの開放は
マスメディアにとって
ドラッガーのいう「イノベーション」のように
感じていたんですがね~。

以下、asahi.comnの記事引用です。
朝日新聞社asahi.com
地検や高検の会見参加「記者クラブ非加盟でも方策を」
最高検は22日、全国の地検や高検に対し、記者会見を実施する際、
記者クラブに加盟していない記者が参加することを認めるよう通知した。
各省庁で記者会見の開放が進むのに合わせ、
これまでより開かれた会見の実施を目指すことにした。

 通知によると、地検では次席検事が毎週または2週間に1度のペースで、
新たに定例の記者会見を実施し、検察として発表することがなくても
質問に答える。また「社会の耳目を集めるような重大事件」の着手や起訴、
判決があった場合には、次席検事や担当部長が臨時に会見を実施し、
発表や質疑応答をする。「臨時の記者会見を開くまでもないと判断される
事件」では会見に代えて発表資料を配布。高検や最高検は定例の会見は
しないが臨時会見や資料配布をする場合がある ――としている。

 これまでは各地の記者クラブに所属する新聞・通信・テレビなどの
記者に限って参加を認めてきた。今後の参加対象者について最高検は
記者クラブが選ぶ方法や、各地検で基準をつくる方法を提案。
基準案として
(1)日本雑誌協会や日本インターネット報道協会の会員社の記者
(2)十分な活動実績のある外国記者やフリー記者――などを挙げ、
事前に登録する方法を示した。

 今回の方針について最高検は「情報の伝達手段が多様化しており、
より多くの国民が情報に接する機会を設けるため」と説明。
記者クラブ以外の記者から参加の要望が増えたこともあり、
昨年から検討してきたという。

 小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体をめぐる
政治資金規正法違反事件では、東京地検特捜部による説明が不十分
との批判も出ていた。(藤森かもめ)引用終わり




民主政が成熟したら、
国民の判断に委ねるという事柄が多くなってくると
思いますが、そのためには多様で正確な情報が必要です。
インターネット社会が進化して
情報があふれているような印象を受けますが、
実際のところ質の高い正確な情報は限られているし、
手に入らないのは変わっていません。

どうやったら、判断可能な
多様で正確な情報が国民に行き渡るのか?
ということをもう少し考えたいと思います。


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圧倒的面白さ!ベイジン〈上〉(幻冬舎文庫) 真山 仁

2010年04月23日 00時05分22秒 | 書評 小説系
まだ、上巻しか読んでいませんが、
ものすごく面白いです。下巻に飛びつきました(笑)

ストーリーは、北京オリンピック前夜、
国家の威信をかけた原子力発電所の建設に携わる
日本人技術顧問と地方都市の中国共産党幹部との
葛藤を描く経済小説です。ストーリー展開のうまさ
もさることながら、日本人の思考方法、
中国人の思考方法というものが克明に描かれていて、
その対比をつかみ取りながら、中国のいま置かれている問題が
何に根差しているのかがよくわかる情報小説です。

本書は、北京オリンピック前夜に単行本として出版されていますが、
今また中国は上海万博の開催を控え
国を挙げての大イベントに総力を注ぎこんでいます。

国際社会の視線を気にして体裁を整える外側の部分と、
共産党一党独裁政治の中で腐敗と汚職が蔓延している内側の部分。
そこに、自我の強い中国人気質があいまって、
いわく言い難い強烈な国家体質を作り上げているのが今の中国です。
行ってみたいとは思いませんが、
強い興味と関心を惹きたてる魅力を持っています。


本書を読んでいると、
浅田次郎の「蒼穹の昴」「中原の虹」を思い出します。
こちらは、清朝末期の中国を描いたものですが、
中国人の気質は帝国主義社会下でも共産主義社会下でも
本質的には何ら変わっていないのだろうなと思わせる感じがしました。

もちろん創作の小説における描写で現実の中国人気質を語るのは
おかしな話だし、現実には様々な中国人がおられると思います。
しかし、観察力・洞察力に優れている二人の作家が描く
中国人の描写は、それほど的を外してはいないだろうと思いました。


ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)
真山 仁
幻冬舎

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メーンストーリーからは外れますが、
映画監督の楊麗清を支援する李明恵が言った言葉
として紹介されていた次の言葉が印象に残ります。
「国際社会に仲間入りしようと必死にもがきあがく中国の姿を、
過不足なく後世に残す責任を負っていると。
そのためには・・・、目の前で起きている現実から目を背けず、
むしろその現実の中から真実を浮かび上がらせようとする・・・」


目の前の現実に目を背けず
その現実の中から真実を浮かび上がらせ
問題解決に立ち向かうのは、
中国人だけでなく日本人にとっても
とても大切なことだろうと思います。

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暴走検察 上杉隆+週刊朝日取材班

2010年04月22日 00時44分55秒 | 書評 その他
もちろん、ひとごとですけど最近の検察活動は
一体どうしたんだろう?というほどひどいですね。

小沢氏周辺の秘書、国会議員まで逮捕して
大騒ぎしたあげく小沢氏を逮捕することができず、
(小沢氏を逮捕せよと言ってるわけではないですよ)
また厚労省郵便不正事件で村木厚子元局長を逮捕したものの
公判ではつぎつぎと覆る重要証言のオンパレード。
検察審査会で何度も起訴相当の決議が出されながら
起訴することができず、結局強制起訴になった明石歩道橋事故。

それぞれ、部署も違うし事件の種類も違いますが、
それだけに検察全体の威信力と信頼性を低下させる
話題が続いています。一体検察は何をしているのかと。

普段はあまり週刊誌を読まないので、
「週刊朝日」でこのような連載がなされていたとは
知りませんでした。本書は、「週刊朝日」2009年3月20日号から
2010年4月16日号に掲載された記事をほぼそのまま採録したものです。
なぜ、一度週刊誌上で掲載されたものを、再度、
しかもほぼそのまま採録する必要があったのか?
本書を読んでいただければ、その理由が
わかりますが、本書に掲載されている内容は、
扱う事件はそれぞれ当事者が異なっていますが、
首尾一貫して共通する当事者が「検察」なのです。
たった1年余りで扱われた内容の中に、
検察活動の不審を誘う事柄が多すぎます。

単発であれば、事件の担当検察官特有の問題だと
片付けられるようにも思いますが、事件、場所、検察官を変えて、
不審事由が頻発するのは、構造的な原因を検察当局が
抱えているのではないのだろうかと思われます。

さらに、
本書では、執筆者である上杉隆さんが長年取り組んでいる
「記者クラブ制度」についても多くの言及がなされています。
いくつかの省庁で記者クラブの開放が伝えられていますが、
日本特有のこの記者クラブ制度が、いまだに根強く続いていることが
日本のマスメディアがもつ病巣の深さを物語ります。

暴走検察
上杉 隆,週刊朝日取材班
朝日新聞出版

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厚労省の郵便不正事件では担当検察官の実名が報じられています。
通常、捜査・公判に携わる検事の名前が報道されるということは
あまりないのですが、本書では実名が載っており、その点でも
具体性をもってこの事件について深く考える契機を与えてくれています。
公権力を行使している役人の名前が伏せられていること自体が
おかしなことで、国民のチェック機能を
著しく阻害しているように思います。
抽象的な報道では、抽象的な論じ方しかできませんが、
なぜ彼、彼女がこのような判断をするように至ったのかを
具体的に論じることは公権力を公正に行使させる上で
非常に重要なことだと思います。

一般的には、検察活動は事実と証拠に基づいて
行われているようにしんじられてます。
しかし、実際には思い込みとでっち上げによって
検察活動が行われているのではないか、
そう思わせるほど検察不審の病巣が進んでいるように思います。


その不審に対して、検察はいったいどのように応えるのか?
厚労省郵便不正事件が試金石になるだろうと思われます。


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幕末・維新(岩波新書)

2010年04月21日 00時00分34秒 | 書評 歴史系
「泰平のねむりをさます正喜撰(じょうきせん)
 たった四はいで夜もねられず」
幕末期のペリー艦隊来航当時の日本の様子を
表したものとしていたるところで引用される狂歌です。

幕府がアメリカに対して弱腰外交を展開していたというのも
おそらく学校の教科書で習った通説だったと思います。

本書はその「通説」に真っ向から勝負を挑み
幕末期の幕府外交の再評価を行った意欲作です。

日本を半未開国としてペリーが取った外交手段は
当時の国際法からも逸脱したやり方であり、
日本に文明の儀礼を要求するのは
全くのご都合主義だと指摘するあたりなどは痛快です。

一方で、幕府役人の、軍事的に全く劣勢な状況のなかでの
率直で巧みな外交という指摘もあります。

歴史的事実は一つかもしれませんが、
歴史的評価はいくつもあるということを
如実に証明する作品です。
立場によってさまざまな見方・評価がなされるから
歴史というのはおもしろい。
また、だれがどういう立場でものを言っているかを
よく見極め、判断する必要を痛切に感じさせる一冊です。

この本を皮切りに、岩波新書では
日本の近現代史をシリーズで扱っているので、
大学受験をめざす高校生なんかには
とてもお薦めのシリーズです。

幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書)
井上 勝生
岩波書店

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FC本部との打ち合わせ

2010年04月20日 00時08分31秒 | 創業準備
開店までのスケジュールの見直しをかねた打ち合わせを
FC本部としてきました。

結論から言うと、誠実な対応でした。
基本的に僕の不安感は払拭されています。
打ち合わせを申し出たのは良かったと思いました。

まずは、
物件調査の進捗状況を教えていただきました。
僕が想像していた以上に、多くの地域と物件に
あたっていただいていたようです。
内装費の負担にならないよう
スケルトンではない物件を調査してくれていたようで
それだけに物件選定のハードルが高くなっているようでした。

建物の1階は基本的にスケルトンが多く
2階以上は事務所仕様になっている物件が
多いそうです。2階以上でスケルトンだと
内装の交渉をしやすいと言ってました。

スケルトンだと内装費に通常700万円近く
かかってしまうので、スケルトンではない物件を探す
というのが課題になっているようです。

5月上旬までは物件調査を比較的続けていく、
開店日は、7月中旬をリミットに臨機応変に
対応していくということで合意しました。

5月からは、FCの研修に入りますが、
FC契約は物件が決まってから、
加盟金・保証金はもともとありませんが、
研修費などもFC契約を締結する際でOK
ということになりました。

僕もまだ1銭も稼いでいませんが
FC本部の方もまだ1円の利益を
計上できていない状況での研修実施になるわけで
たいへん有り難いお話だと思っています。

また、万が一物件が決まらない場合には
直営店で勤務しながら、
物件調査を進めるということで
その際には給与も保証するということです。


打ち合わせしたからといって
物件選定の進捗度が進むというわけではありません。
しかし、はじめて店舗をひらくFCオーナーというのは
些細なことで、さまざまな不安を抱くわけです。
そのとき頼りになるのがFC本部であり
こまめに打ち合わせをひらき、顔を合わせるだけでも
FCオーナーの不安は和らぐものなのです。

FCオーナーは独立した経営主体であって
最終的にはすべての経営責任を負うということは
頭ではわかっていますが、それゆえに、
いやそうだからこそ、FC本部は
FCオーナーの不安に、きめ細かく配慮すべきだと
思うのです。


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