フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち

2013年09月23日 15時38分12秒 | 書評  ビジネス系
経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち
クリエーター情報なし
日経BP社


口先だけの人は多い。
見せかけの成果を誇る人も結構多い。
でも、実際に行動する人は少なく、
成果をあげる人はもっと少ない。


稲盛和夫氏が支持されるのは、
誰にも成し遂げられなかったことを
成し遂げてきたからです。見せかけではなく。


成果を上げられる人になりたいと思って
稲盛和夫関連の著作を読む。


盛和塾という稲盛和夫氏が主宰する経営塾があります。
稲盛氏を慕う経営者のあつまりですが、
稲盛氏はこの塾生たちを「ソウルメイト」といって
とても大切にしています。


海千山千の創業型経営者だけでなく
悩める2代目、3代目の経営者も塾の門をたたくと言います。
「経営者とは何か」について深く考えないまま
経営者に就いたすえの行き詰まり。


稲盛氏自身が盛和塾に人が集まる理由を3点あげています。
①孤独な経営者が悩みを吐露できる場である
②経営者の人間的魅力を高めるという方向性
③経営者として向上するには「思いやり」が大切だというベース―利他の精神

宗教じみていると思われる方もいらっしゃると思いますが
実際のところ、稲盛氏は65歳の時に臨済宗妙心寺派円福寺で得度しています。


本書には、門下生7人の話も掲載されています。
「ブックオフ」や「俺のフレンチ」で有名な坂本孝氏や
地元で確固たる地位を築き上げている企業経営者、
中国人経営者までさまざまな方たちです。
それぞれが稲盛氏とのかかわりをのべておられます。

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小善と大善

2013年09月21日 16時42分32秒 | 書評  ビジネス系
成功への情熱―PASSION (PHP文庫)
クリエーター情報なし
PHP研究所


以前なら漫然と読んでいたことであっても
経験をふんだ今ならピンとくることもあります。

本書もそういう類の本です。
折に触れ何度も読み返し、自分の経験に照らすことで
違った感想を持つことになるのでしょう。


たとえば・・・


その人にとって良かれと思ってやったことは
たいていその人のためにはなっています。
が、ときどきその人のためにならないことがあります。
そういう時は「小善と大善」の話を思い出します。

「大善は非情に似たり、小善は大悪に似たり」

本書で引用されている具体例は
「親が子供を甘やかすあまり、
子供は自分では何も出来ないようになってしまい、
成長するに及んで人生を誤ってしまう。
逆に、厳しい親に育てられた子供は、
自分を鍛錬することを学び、
人生における成功者になるということがある。」

愛情をもって厳しく鍛えることが「大善」につながるというのです。

本書では、この項目の次のページで
「思いやる心が信頼をかちとる」というテーマを掲げていますから、
形だけの、心がこもっていない厳しさは
「大善」とはいえない点が難しいところです。

ひるがえって
昨今の「体罰」問題。
気合を入れるつもりで、
試合中に平手打ちを何度も繰り返していた
運動部の顧問の行動が問題になっています。
暴力は言語道断ですが、
「厳しく」の意味を取り違えてしまうと
ただ人格を傷つけるだけの言動になってしまいます。


北風と太陽の話もありますしね。


私はよく、優しい、優しい・・・・→ 甘い(笑)って言われるので
もっと厳しくしないといけないのかなぁと思ってしまうのですが、
キャラに合わないことを背伸びしてやると
たいてい失敗することを経験上知っています。

優しい人がときどき怒ると効果があるようなので
たまにそういう方法を使っています(笑)


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自分でやった方が早い病 (星海社新書)

2013年09月14日 00時03分01秒 | 書評  ビジネス系
自分でやった方が早い病 (星海社新書)
クリエーター情報なし
講談社


思うところがあって読みました。

「任せる」「任せられない」は難しい問題です。
一歩まちがえると「丸投げ」になって無責任のそしりを免れないし、
かといって、なんでも自分がやってしまうと、
自分の時間がなくなり、生産性のある仕事に取り組めなくなるおそれや
後任の人材を育成できなくなってしまいます。

自分の仕事が一番クオリティが高いはずだ!
というのも思い込みかもしれませんし。

本書には、
『「任せる」に関する3つの大きな勘違い』という記載があって、
①「任せる」は失敗が前提
②「任せる」は「丸投げ」ではない
③他人に任せても楽にはならない
とあります。

そもそも、吹けば飛ぶような零細企業で「失敗」が許されるのか?
という問題がありますが、
吹いて飛んでしまわない程度の失敗なら許されるであろうし、
大きなダメージを受けない程度に
上位者が失敗をコントロールしないといけないのかもしれません。
そういった意味で、任せることは丸投げでもないし、
任せても最初のうちは楽にはならないのかもしれませんね。

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オーナー募集広報のための取材協力をしました。

2013年09月13日 19時47分35秒 | FC店開業
今日は、SVさんが来店する予定が
キャンセルとなったので、時間が出来ました。

2週間ぶりのご無沙汰でございます。

今月初めには、FC本部の依頼を受けて
雑誌アントレの取材を受けました。
開業してから2回目です。
前回は、開業後3カ月目でしたが
今回は3年目の取材で、
記者さんのインタビューを受けながら
自分自身これまでの3年間を振り返ることができました。


オーナー募集のための、FC本部の宣伝広報活動の一環なので
話したことがすべて掲載されるとは思いませんし、
掲載されることはFC本部にとって良いことばかりです。


もっとも、御承知のように
物事には表もあれば裏もありますので
良いことばかりではありません。
うれしいことや楽しいことの陰で
つらいことや悲しいことを乗り越えてきています。
いちいちそれをヒトには言わないだけのことです。


FC本部には強みもあれば弱点もありますので
弱点に出来るだけ影響されないよう、
FC本部や自分の強みを生かしながら
舵取りをするバランスが必要だとは思います。


それでも、3年間FC本部との信頼関係を構築しながら
会社勤めではできない自由な裁量を発揮して
自分の好きなようにやってきて、
曲がりなりにも4年目に突入することが出来ているので、
このFC本部に加入して良かったと思っています。
(もちろん、多くの方のご協力があってこそですが)


少なくともFC本部自身には、
フランチャイジーが成功してほしいという想いがある
ということ自体は伝わってきていますから。


Nさんが十分育ち一人立ち出来ており、
私自身に時間的な余裕が出来始めているので
漠然とではなく、長期的な方針を決めていきたいと
思っています。

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