フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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店舗経営雑感

2013年04月29日 07時55分24秒 | 店舗経営
今年は、4月28日から5月5日まで8日間の大型休暇となりました。
例年になく長期の休みを取れたので、
日ごろ読めない本を読みたいと思っています。


事業面では、
広告宣伝にほとんど費用をかけていないにもかかわらず
集客数は前年を上回り、費用対効果の面では順調。
顧客数目標はもう少し高いところにおいているので
GW明けにイベント等を開催して集客したいところです。

店舗運営の面では、
Nさんの加入で、仕事に余裕が出き、
いろいろやりたくてもできていなかった企画を
次々に打つことが出来ています。
企画の効果は3ヶ月後。
じっくり取り組み、じわじわと効果をあげたいと
狙っています。

店舗運営のスムーズさ・スマートさと
集客とは相関関係にあると思っています。
広告費をかけなくてもある程度集客できているのは
店舗運営に力を注いでいるからと考えています。
この方針は今後も継続していきたい。


もちろん、非の打ちどころがない!
というわけではありません(笑)

たとえば、営業力やアルバイトの募集方法や育成、活用方法
顧客の単価や広告宣伝方法などなど。

顧客の単価に関して言うと、
実を言えば、顧客にはお得感を感じてもらいたいので
押し売りして顧客単価を上げすぎないよう配慮はしています。
近隣の同業他社からうちに移ってこられた顧客の一部には
びっくりされます。トータルで見ると「安い!」って(笑)
しかもクオリティーはたぶんウチのほうがいい。
目に見えないサービスですし、
顧客との相性や実績の基準という点で
単純に比較しづらい面はあると思いますが。

ただ、すべての顧客が安さだけを求めているわけではない
という点が難しいところです。
さまざまな顧客のさまざまなニーズを
きちんと把握しておく必要があります。


加えて、高度なサービスも同じことを続けていると
それがあたりまえのサービスになって、
顧客には飽きられてしまうという問題があります。
イノベーションが常に必要な理由です。

同業他社が安値攻勢をかけてくるなかで
顧客単価をあげられるのか?

お客さまはもう増えない! だから接客で客単価を上げなさい (アスカビジネス)
クリエーター情報なし
明日香出版社


「顧客単価をあげればあげるほど顧客満足度があがる」
というのが本書のコンセプト。

まず、自分のなかでの「常識」や「思い込み」を
覆すところからはじめないといけないかもしれませんね。

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起業家―藤田晋著(幻冬舎) ブックレビュー 

2013年04月22日 01時00分00秒 | 書評  ビジネス系
起業家
クリエーター情報なし
幻冬舎


一見、華やかで派手な世界に見えますが
成長の陰で繰り返される葛藤や焦り、たゆまぬ努力は
どんな事業でも同様です。

サイバーエージェントが運営するアメーバブログは、
いまや他社の追随をゆるさないブログになっています。
人気のあるブロガーが使っているブログを見ると
大抵「アメーバブログ」です。
このブログはgooブログですけど(笑)
たぶん使いやすいのでしょうし、
友達の輪を広げやすいのでしょう。

多くのブログ運営会社が乱立する中で
なぜ、アメーバだけが突出したのか?
その理由がこの本には書かれてあります。

立ち上げ当初、アメーバブログは苦戦していました。
当初から爆発的に人気が出ていたわけではないというところがミソです。
むしろライバルであるライブドアの堀江氏からは酷評されていました。
グループ運営に徹していた藤田氏は
アメーバ事業を他の信頼すべき責任者に任せ
口出しはしていませんでした。
「任せてやる気を出させて伸ばす」ことを
大事にしていたと言います。
任せることで現場の責任感を引き出し、
自由度を高めて活性化させようとしていました。

このこと自体は、いろんなビジネス書が
人材活用法として推奨していることで
とりたてて間違っているわけではありません。
むしろ同じサイバーエージェントの
広告代理事業では成果を出していました。

しかし、結果的にはアメーバ事業では
なかなか成果が上がりませんでした。
さまざまな理由や原因が本書であげられています。
そのうち社員の士気すら低下していきます。


転機は、2007年4月当時のアメーバ事業本部長を更迭し
藤田氏自らアメーバ事業部の本部長に就任してからです。

期限をきり、進退をかけ不退転の決意でアメーバ事業に取り組み
必達すべき目標を掲げて
藤田氏自身が直接様々な施策を半ば強引な手法で実行に移してから
アメーバ事業は成長の軌道に乗っていきます。

その軌跡は、これぞサクセスストーリーというべきものです。



「任せるか、自らやるか」
その方法論としてはどちらが正しいのか
タイミングや特有の事情も絡んでくることなので
私にはわかりません。
しかし、いずれの手法を使おうとも、起業家は
自らの責任において結果を出さなければ意味がないことを
物語っているように読みとりました。



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なぜ勉強しなければならないの?

2013年04月17日 08時51分47秒 | よもやま話
ふた昔前までぐらいなら、

「なんで勉強せなあかんの?」と聞く子どもに、

「子どもは勉強するのが仕事や!」

と切って捨てれば、しぶしぶでも
机の前に向かったような気がしますが、
フリーターやニートがもう普通になってしまった
現代の子どもたちにはそんなことを言っても
容易には納得してくれません。


子どもたちの現状をつぶさに観察してみると
二極化の様相を呈しており、
ものすごく勉強する層と
まったく勉強しない層に大きく分かれ、
以前は分厚い層であったそこそこ勉強する層が
薄くなっているように感じます。

いわゆる中流もしくは中間層が崩壊している現状です。

政府は、その現状に危機感を持ち、
教育指導要領を改訂して
小中高校生の学習量の増大を図る政策を打ち出していますが
社会全体の風潮を変える起爆剤となりうるかどうか
その改革は緒に就いたばかりで道のりは長く感じます。

さて、「なぜ勉強しなければしなければならないか?」
という問いに対してみなさんならどう答えますか?

理想は、学問への興味や知的好奇心など、
学ぶこと自体が楽しいという
学び本来への動機を喚起できればいいのですが
現実は、一握りです。

「教育は、階層上昇の手段である」と説いても
やはり、その重要性を認識している層は
多くありません。


「後悔先に立たず」

得てして大切なことは
あとになってから気づくものですが、
過ぎさってしまった時間を取り戻すことはもうできません。

出来るのは、未来を変えることだけです。

遊びたい、怠けたいと思っている子どもたちに
あの時勉強していればよかったと
後悔させる日が来ないように
今日もまた、大人たちは、
手を変え品を変え、
教育の重要性を説き続けることになります。


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開店時間までの準備が勝敗の分かれ目

2013年04月07日 13時59分00秒 | 店舗経営
お客様の立場からすると店舗運営は
開店時間から仕事が始まっているように
思われるかもしれません。


しかし、店舗運営する側から見ると
開店するまでに仕事の半分
もしくはそれ以上が実質終わっています。

開店までの準備を
いかに入念に用意できるかが
その日の一日の出来不出来を
決定付けてしまいます。
少なくとも、私はそのように考えています。


その日の勝負は、
お客様が来てから始まるわけではありません。
すでにその時点では半分終了しています。
何らかの理由で準備が中途半端となり
うまくいかなければ、
その日の運営はがたがたに。
満足いく運営からは程遠いものになります。

そのひとつひとつの積み重ねが
顧客の信用をつかみ取ることにもなるし
不信を買うことにもつながるのです。

一朝一夕にいくものではありません。

だから、開店までの準備はとても大事。
神は細部に宿る。
準備を怠るな。

また明日からがんばろ~。

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学歴と、仕事。―ビジネス能力と関係はあるのか?

2013年04月01日 07時29分34秒 | 書評  ビジネス系
日経プレミアPLUS VOL.6
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社


データからみると
高学歴―高収入―ビジネス能力あり
という関連性がありそうにも思えます。
もっとも、どんな職業に就いているかによって
学歴の威力は変わってくるでしょうし、
学歴を経る過程で身につける一般的な基礎学力のほうが
ビジネスの能力を身につける上で重要かもしれません。


本書では、「学歴と、仕事。ビジネス能力と関係はあるのか?」
という問いは発しつつも、結局はあるかもしれないし
ないかもしれない、ひとそれぞれ・・・というこれまでと同様の
一般的な、ありきたりな、平凡な解答になっています(笑)

日々結果責任を問われている
10年選手以上のビジネスパーソンにとっては
あんまり学歴は関係ないのかもしれません。

本書の中で山崎将志さんが書いているように
「成功をどう意味づけるか、ゴールをどこに置くか、
によって、学歴の重要性はまったく異なる」と解釈する
のが正しい答えのように思います。

学歴と学力とは、また別次元の話かもしれませんが、
学歴が、正しい学力が身についた結果としての学歴であったなら
学歴にはもう少しこだわった方がいいかもしれません。

テストの成績であったり試験の結果だけを評価するというのは
ものすごい狭い範囲のモノサシにすぎず、目に見える成果ではあっても
世間一般で言われているほどの価値はないかもしれません。

しかし、その結果を獲得する過程で身につけられた
学習習慣や考える力、理解力、計画性、実行力、伝達力などは
ビジネス社会でも威力を発揮するのではないでしょうか。

もちろんビジネス社会で成功するには、
対人関係能力特に、協調性や、
コミュニケーション能力、人を巻き込む力、
リーダーシップや、マネジメント能力など
直接学力とは関係のないと
一般的に言われている能力も大切です。
そういうものは、
あまり学力を身につける過程では問われない。

むしろ、クラブ活動であったりバイトだったり
ボランティア活動を通じて
身につけられる能力であるのかもしれません。

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