著者は、京都大学大学院工学研究科教授。
公共政策のための心理学を専攻していることから、
損と得の問題に関する心理学・経済学・倫理学を
取り扱います。
本書では、
「正直者は最終的には馬鹿を見ないのだということを、
だからこそ幸せは正直者に訪れ
利己主義者には不幸しか訪れ得ないのだという現実」
を明らかにしていきます。
本書のもくじ
1章 人間は「利己主義者」ではない
2章 「人間は利己主義者ではない」と考えてみる
3章 跋扈する利己主義者、馬鹿を見る正直者
4章 敗北する利己主義
5章 利己主義者は自滅する
6章 利己主義と向き合う力
本書は、人間は純粋な利己主義者ではないことを明らかにしつつ
それでも利己的な行為をする人間は損をする、
むしろ正直者である方が得をすることを立証して、
損と得の問題に直面したとき、
利己的に行動するのではなく正直であれ、
ということを促しています。
まさに、「Honesty is the best policy.」という、
英語の諺そのままの理念を実証するのが本書のねらいです。
得を求める利己主義者に正直であることを勧める内容ですが、
「幸福になる、ならない、とは別の次元で、
正直者として振る舞うことを決める者だけが、
幸福を享受することができるだろう」と
本書の注釈210頁に書かれているように
得になるから、正直にふるまえというのは
背理であるとおもいます。
そんな正直はしょせんにせものの正直であるにすぎません。
職場に、意図的に話を創作する利己主義者がいますが、
この本を読ませたいです。
↓いつも読んでいただいてありがとうございます。
↓あなたのポチが大変励みになっています。
公共政策のための心理学を専攻していることから、
損と得の問題に関する心理学・経済学・倫理学を
取り扱います。
本書では、
「正直者は最終的には馬鹿を見ないのだということを、
だからこそ幸せは正直者に訪れ
利己主義者には不幸しか訪れ得ないのだという現実」
を明らかにしていきます。
本書のもくじ
1章 人間は「利己主義者」ではない
2章 「人間は利己主義者ではない」と考えてみる
3章 跋扈する利己主義者、馬鹿を見る正直者
4章 敗北する利己主義
5章 利己主義者は自滅する
6章 利己主義と向き合う力
本書は、人間は純粋な利己主義者ではないことを明らかにしつつ
それでも利己的な行為をする人間は損をする、
むしろ正直者である方が得をすることを立証して、
損と得の問題に直面したとき、
利己的に行動するのではなく正直であれ、
ということを促しています。
まさに、「Honesty is the best policy.」という、
英語の諺そのままの理念を実証するのが本書のねらいです。
得を求める利己主義者に正直であることを勧める内容ですが、
「幸福になる、ならない、とは別の次元で、
正直者として振る舞うことを決める者だけが、
幸福を享受することができるだろう」と
本書の注釈210頁に書かれているように
得になるから、正直にふるまえというのは
背理であるとおもいます。
そんな正直はしょせんにせものの正直であるにすぎません。
職場に、意図的に話を創作する利己主義者がいますが、
この本を読ませたいです。
↓いつも読んでいただいてありがとうございます。
↓あなたのポチが大変励みになっています。