フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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ビジネスマンのための「解決力」養成講座 小宮一慶著 ディスカバー社

2008年06月30日 09時47分51秒 | 書評  ビジネス系
ベストセラーとなった
ビジネスマンのための「発見力」養成講座の著書の第3弾

このところ躍進目覚ましいディスカバー社は
同時期にビジネスマン向けの同じような内容で
勝間氏と小宮氏の著書を市場にぶつけてきています。

ビジネスマンのための「解決力」養成講座 小宮一慶著 ディスカバー社


小宮氏の内容は、より問題解決に特化して
問題解決に必要な力、技術の解説を行っています。

眼目は
①問題の特定方法
②特定された問題の解決策
③決定した解決策を実行していくための方法
の三つです。

特に
解決策の「実行」には、
人を動かす知恵と知識と行動が不可欠であるとして
「実行」面を強調しているのが特徴です。

ポイントは
意識の共有にあり、そのためのディスカッションを
すすめていますが、
「人を動かす」ことが肝心って強調する割には
そのための具体策が乏しいので
若干物足りなく感じます。

人に「実行」させるのが難しいとは
マネジャーなら誰でも感じていることですから・・・
ディスカッションだけで意識の共有ができるのなら
これほど簡単なことはないですが
実際にはそれだけでは難しいです。

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ビジネス頭をつくる7つのフレームワーク力 勝間和代著 ディスカバー社

2008年06月29日 11時14分30秒 | 書評  ビジネス系
勝間和代氏の最新作です。

ビジネス頭をつくる7つのフレームワーク力 勝間和代著 ディスカバー社




帯には
勝間和代の発想と仕事の質と量と速さの秘密とあり、
「ビジネス思考力」を身につけることを目的とした本です。

ビジネス思考力とは、
ビジネスを遂行するうえで、日常的に役に立つ、
他の人より一歩先を行くために必要な基礎的なものの考え方

と定義されています。

勝間氏のいう7つのフレームワーク力とは
①論理思考力
②水平思考力
③視覚化力
④数字力
⑤言語力
⑥知的体力
⑦偶然力
です。

この中で興味を引いたのは「偶然力」

偶然力とは
予期せぬ出来事はどうしても起こるのだから、
それを避けるのではなく、起きたことをつねに最大限活用しよう
 
という考え方を言うそうです。

そしてこの偶然力を生かすためには
①好奇心
②持続性
③楽観性
④柔軟性
⑤リスクテイキング
が必要だといいます。

このうち、興味を惹かれたのは
「楽観性」「リスクテイキング」

ピンチをチャンスととらえる楽観性は
ビジネスの現場では絶対必要だと思っています。

どうしても自分の境遇をネガティブにとらえてしまう人がいますが、
どんな局面に立っても打開策を考えるしぶとさ
その境遇を楽しむぐらいの精神的なタフさを持たないと
ビジネスの現場ではいろんなことが起こりすぎて
やっていけないんじゃないかなあと思います。

「リスクテイキング」は
このところ慎重になりすぎている僕にとっては
一歩前に進むための背中を押す言葉になりました。

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公安調査庁の深層 野田敬生著 ちくま文庫

2008年06月29日 09時31分33秒 | 書評 その他
マニアックな本ですが・・・

公権力機関の仕組みには興味があって、
書店をぶらぶらしていて、本書を見つけたときは
即購入していました。

公安調査庁の深層 野田敬生著 ちくま文庫

著者は国家Ⅰ種試験を上位で合格しながら
公安調査庁に入庁した変わり種。
公安調査庁は
上級幹部にすべて司法試験合格の法曹資格を持つ検事が就任するので、
上位合格者は入庁を敬遠するといわれています。
現在著者は公安調査庁を退職し、
ジャーナリストとして活躍しています。

公安調査庁はそもそも何をしている機関なのか
得体のしれない政府機関でもありますが、

公安調査庁絡みで
記憶に新しいのは
元公安調査庁の長官である緒方重威氏が
詐欺容疑で逮捕・起訴された事件です。

大変不可解なこの事件を本書では
第1章で詳細に論じており、
元職員ゆえの迫力ある内容で
読み応えがありました。

こんなことまで書いちゃっていいのと思っていたら
案の定、守秘義務の観点から問題にもなっていたことまで
本書で語られています。


先日の「朝まで生テレビ」では、
裁判員制度がテーマでしたが、
その中で出席者のうちの一人で
刑事司法、法務・検察、
ひいては刑事裁判に対する国民の信頼が
揺らいでいる事件が多くなっていると
発言している方がいらっしゃいました。

緒方重威氏が詐欺容疑で逮捕・起訴された事件も
裁判の行方が注目されています。

「社会正義」や「公平」「公正」って
いったい何なんだろうって再度考えさせられる一冊でした。
なにがどうなってんだか、
よくわからない事件が世の中には多いですね。

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三国志傑物伝 三好徹著 光文社文庫

2008年06月29日 00時25分06秒 | 書評 歴史系
日本の戦国時代や幕末のように、
中国の三国志時代にも多くの英雄が生まれ
日本でも多くの作家が小説に描いています。

皆さんは三国志の登場人物では誰が好きですか?

僕は、諸葛亮孔明が好きです。
信頼できるボスがいて、
そのボスに死ぬまで信頼される
優秀な軍師であり続けた、
その生き方に憧れています。

三国志傑物伝 三好徹著 光文社文庫


著者である三好徹氏は「興亡三国志」で
曹操を主人公にした長編小説を書いています。

本書では、三国志に登場する
烈士、忠臣、謀臣、智将の物語を
列挙し、一人あたり15頁程度で解説しています。

ただ、三国志でもっとも有名な
劉備や曹操、関羽、張飛などは
項目をとって描かれているわけではありません。

むしろ、ややマイナーなわき役的存在を
それぞれの特徴をあぶりだし、
いろいろな生き方の類型を
詳しく描いている点が
興趣の尽きないところだと思います。

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PDCA(PDS)サイクル 

2008年06月28日 11時18分32秒 | ビジネス実用
昨日は、形式知化の話題をしましたが、
ノウハウを明確化・体系化・文書化していけば
あとからチェックして、評価することも容易になるので、
いわゆるPDCAサイクルにも有用性があります。

ご存知な方も多いと思いますが
PDCAとは
Plan Do Check Action 
のそれぞれの頭文字をとったものです。

計画を立て、実行し、検証して、さらに改善行動に移すことで
品質の維持・向上や
継続的な業務改善活動を推進する
マネジメント手法です。

計画の立てっぱなし、やりっぱなしの
組織は実際のところ多いような気がします。
計画の有用性や実行結果の成果を検証しなければ
次の発展につなげることはできません。

計画やその実行の結果を
文書化・共有化をしなければ
検証のしようがないし、
口頭で言われたって
評価のしようがありません。

めんどくさくても、
計画・実行・検証・改善の経過は客観化して
他者の評価に耐えうるようにしておかなければ
組織の財産として蓄積されません。

肝心なのは、
その文書化された知識はいつでも利用可能な形で
管理されておかなければならないということです。

どこに保存されているのかわからなければ
文書化・客観化されたとしても
利用価値を生み出すことができません。


PDCA(PDS)サイクルは
業務改善に有用な手法だと思いますが、
根気強く実施しなければ、
組織に文化として根付くことはありません。

前の事業部長も
「PDSサイクル」を
唱えていました。

しかし、スタッフには全く浸透せず、
長続きしませんでした。
辛抱強く成果を出すまで
継続する忍耐力に欠けていたように思います。

新しいもの好きで、次から次へと新しい概念に飛びつき
試しながら、成果をまたないまま、また次にうつるという
拙劣な事業経営をしていたように思います。

いい道具も使い方がずっと重要です。

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暗黙知と形式知

2008年06月27日 09時42分53秒 | ビジネス実用
ある個人のきわめて主観的な洞察や勘は、
形式知に変換して社内の人たちと共有しないかぎり、
会社にとっては価値がないに等しい。
     「知識創造企業」野中郁次郎・竹内弘高著 東洋経済新報社

形式知とは、
知識のうち、言葉や文章、数式、図表などによって
表出することが可能な客観的・理性的な知のこと
をいいます。

これに対して
知識のうち、勘や直観、個人的洞察、経験に基づくノウハウのような、
言語・数式・図表で表現できない主観的・身体的な知のこと
暗黙知といいます。

僕の事業部でもつい2年ぐらいまでは業務マニュアルがなく
業務の伝達は口頭で行っていました。
これは、業務運営の点で非常にやりづらかったです。
スッタフそれぞれがノウハウを持っていましたが、
個々に微妙に差異があり共有化されていませんでした。

業務マニュアルを作成して
今まで、スタッフ間で暗黙知として認知されていたノウハウを
明確化・体系化・文書化することによって、
形式知にしました。
そうすることで、
業務運営の標準化を図ることができましたし、
何より客観的に業務をチェックすることができるようになりました。

もちろんこれだけで業務が万全に運営されるわけではなく
スタッフの意識も重要ですが、
マニュアルがなかったころに比べると
業務推進のレベルが数段上がったように思います。

形式知化する効用は
これだけにとどまりません。
組織の拡大にとって
業務の標準化は欠かせません。
多くのスタッフが同程度水準のサービスを
提供できるようになるためには
ノウハウの形式知化は必須です。

中小企業では
マニュアルを軽視して、
マニュアルがない企業もありますが
スタッフが持っているノウハウを形式知化する
マニュアルは企業に大きな知的財産をもたらすように思います。


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ブログの効用

2008年06月26日 23時53分11秒 | ヒマ話
今年の3月21日にPC買い替えを契機に
ブログを立ち上げて、まだ3カ月を超えたぐらいですが、
我ながらよく続いているなあと思っています。

リアルの日記は付けていないし
付けたとしても長続きしたことがありません。

それなのにこのブログは3カ月も続いています。

自分の知らないヒトに読まれていると思うと
きちんと続けないと、と思う強制の契機が働くのも
一因かなあと思っています。

また、ブログ村のランキングも続ける励みに
なっていますね。
仕事や勉強もそうですけど、
ゲーム性を組み込むと楽しんであるいは熱中して
取り組めるものですよね。

読者がいることを前提に記事を書くので
ある程度内容のあるものにしようと
しっかり頭を使います。

趣味の読書も、ずっと以前から読書記録をつけたい
とは思っていたものの読みっぱなしにしていました。
書評を書くようになって、
より深く読み込むようになったと思います。
読んだ本を反芻することで
理解も深まるような気がします。


また、ブログを読み返すと
自分の思考の変遷がよくわかります。
たった3カ月なのに
内面的には3か月前の自分と今の自分は
ずいぶん変わったように思います。


毎日エントリーするのは
大変と感じるときもありますが
結構ブログを楽しんでいる自分がいます。


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会計不正 浜田康著 日本経済新聞出版社

2008年06月25日 11時46分20秒 | 書評  ビジネス系
昨日は会社が休みだったので
喫茶店で読書をしていました。
昨日のエントリーで一節を紹介した本とは、

会計不正 浜田康著 日本経済新聞出版社



です。

NHK土曜ドラマで「監査法人」が放送中で
会計監査に少し興味をもったので
読んでみました。

著書の浜田康氏は、
崩壊した「中央青山」で勤務していた公認会計士で
本書では「監査人」の立場から会計不正、監査不全の問題
について検討されています。

第5章 監査人はなぜ会計不正を見逃すのかでは、
監査人のタイプをあげて
生の監査人の考えていることが示されています。
なぜ監査人間で対立が生じるのか、
外部からはうかがい知れない
監査法人内部の事情も知ることができ、
問題点を具体的にイメージできます。

会計士に関しての考察だけでなく
第7章 不正を許さないシステムでは
会計教育についても一言触れているので
参考になります。

会計教育のポイントとしてあげているのは、
なぜお金が増えるか、
次の二点の場合しかないことを教えるのが
肝要だとしています。

①誰かが働いて付加価値を創出した場合
②誰かのお金を減らして、ほかの誰かのお金に上乗せする場合

そして、
お金が動くときに、その背景でどのようなことが
起きているのかということを教える必要があるとしています。

第8章 監査人は会計不正にどう対応すべきか?

会計技術うんぬんよりも
「監査人」としてのあり方を示しているところが
この本の秀逸な点であるように思います。

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企業文化

2008年06月24日 13時53分56秒 | ビジネス法務
飛騨牛の偽装指示認める 丸明社長、国と県に(共同通信) - goo ニュース

「丸明」という会社、売上が年間100億円あるそうです。
うちの会社の倍近くあるや~ん!?

ミクシィが売上高100億円というから、
売上高でいえば同規模の会社とイメージすれば
いいんですかねぇ

100億円の売り上げがあれば
上場することも可能な企業規模なのに
偽装という事実だけではなく
記者会見や従業員に対する
社長の姿勢には不可解極まる行動が多くて、びっくりです。

ちょうどいま読んでる本にこんな一節がありました。

経営者が何を言ったか、
経営者の立ち振る舞いがどうだったのか、
業績達成への姿勢や社会的責任への取り組みはどのようなものか
などは速やかに組織の隅々まで浸透して企業文化を形作っていく。

コンプライアンスは実はその会社の企業文化と密接につながっています。
口先だけ法令遵守を唱えても実効できるものではありません。
そして、企業文化はその会社の経営者自身の言動とイコールでもあるのです。
企業文化を形成するのは経営者の責任です。

今回の事件は社長自ら偽装を指示していた可能性が高いので
企業文化以前の問題だとは思いますが、
従業員に責任を押し付ける経営者って一体どうなんでしょう?

「丸明」「船場吉兆」だけでなく
上記の言葉を差し上げたい会社は
少なからず存在するような気がしますね。


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時間管理  (4)

2008年06月24日 11時11分25秒 | ビジネス実用
始業時間ぎりぎりに出社する同僚も多いですが、
僕は少なくとも30分前に出社するように心がけています。

時間ぎりぎりにあわてて出社するっていうのが
性格的に嫌っていうのもあるとは思いますが、

始業時間が始まってしまうと
ミーティングやお客様の問い合わせ、
部内の上司・同僚・部下からの報告・連絡・相談などで
自分自身が抱えている仕事が中断され、
集中力が途切れてしまうことが多々あります。

そこで、やるべきことを先に集中的にこなすため
早めに出社するようにしています。

残業するくらいなら、
早めに出社した方がましだと考えています。
たった30分程度なのに、
早めに出社することで、
その日一日の仕事がスムーズに進みます。

出社したらメールチェックして
その日の仕事の段取りも大まかに決めていきます。
だれにも邪魔されない時間を自主的に確保するのは
時間管理にとって、また一日を有効に使うことにとっては
非常に重要だと思っています。

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行政書士の役割 

2008年06月23日 01時26分05秒 | 行政書士開業に向けて
行政書士が業とする許認可申請は
大抵本人自ら行おうと思えば行うことができるものです。
にもかかわらず、なぜ行政書士を利用するのか?
そもそも、
行政書士はなぜ、存在するのか?

この命題に検討を加えた著作がありました。

行政書士の役割 三木常照著 西日本法規出版


です。

本書では、行政書士を
行政と市民の媒介者として捉え、

行政書士の機能とは
許認可行政の目的を達成しやすくし、
かつ処理の迅速性、効率性を高めること
にあるとされています。


通常、多くの許認可申請は
一般の市民が自ら処理するよりは
行政の実情に通じている専門家が処理する方が、
はるかに効率的ですし、
行政からみても
特定書式やフォーマットが要求される書類の作成を
市民にわかりやすく説明し、
作成する媒介者がいることは
行政処理の効率性につながると
考えられています。

行政固有の「論理」や「文化」の精通し
市民の要求を行政に伝え、
行政の意図を市民に翻訳する媒介機能を担う
というのが伝統的な行政書士の存在意義と考えられます。

もっとも、現代的な行政書士のあり方は
もう少し変わってきているように思います。
IT技術の進歩の影響で、
知恵を働かせれば、他士業の職域を冒さずとも、
行政書士として活躍する場はますます増えそうな
予感はありますね。
伝統的な行政書士のあり方にこだわる必要はない
と思っています。
そのために、法律はもちろん
マーケティングや会計の知識も貪欲に学んでおきたいですね!

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時間管理 (3)

2008年06月22日 23時03分14秒 | ビジネス実用
時間を生み出す黄金の法則として
必要以上に「いい人」にならない、と
勝間和代氏の「年収10倍アップ時間投資法」では説かれています。

頼まれごとを無制限に引き受けない。

勝間氏によれば、
なぜ頼まれたことを断れないのかというと、
頼まれたことで、自分が承認された気になって舞いあがってしまうか、
あるいは自己肯定がしっかりしていないため、
頼まれたことを断ると相手が自分を嫌うのではないかという
疑心暗鬼にかられてしまうから、だそうです。

ちょくちょく気前よく
仕事を引き受けてしまう僕にとっては
頭の痛い言葉です。

確かに、本来は自分がやるべき仕事を
報酬もなしに人に任せて楽をしようとする人たちは
僕の職場にもいますので、
勝間氏の言葉に思い当たる節がないわけではありません。


ただ、「人間はみんなずるく、利己的である」とか
気前よく他人の仕事を引き受けることを「いい人」を演じていると
考える人間観を僕は持ち合わせておりませんので、
やや違和感を感じてはいます。


勝間氏の著作は仕事に大変参考となるヒントが満載で
ベストセラーになるのも、むべなるかなとは思いますが、
勝間氏の著作全体に感じる僕の違和感が
そういう人間観の違いに基づくのかなあとは思っています。

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企画書、通った!

2008年06月21日 22時11分57秒 | ビジネス実用
自らを社内コンサルティングに見立てて、
事業部内の事業を見直し、
2009年度の事業部新事業展開についての
企画案を書いて提出したら、
見事採用されました。


今後2009年度実施に向けて、
企画書に基づきプロジェクトを
進めることになります。


企画案作成については
「仮説思考」 内田和成著 東洋経済
「ロジカル・シンキング」 照屋華子・岡田恵子著 東洋経済
「MBAクリティカル・シンキング」グロービズ著 ダイヤモンド社 
「わかりやすいマーケティング戦略」 沼上 幹著 有斐閣
「マーケティング戦略」 和田 充夫ほか著 有斐閣
などなどを参考にさせていただきましたが、

最後に
企画書を作成する書き方として参考にしたのが

すごい企画書の書き方 岡部泉ほか著 中経出版



です。
完全なハウツー本ですが
企画書作成のポイントが的確に示され、
わかりやすく利用やすいテクニックが満載でした。

今回の企画書作成では
企画書の3ステップと
ガントチャートをヒントに利用しました。

社内の企画書作成だけでなく
コンサルとして社外の顧客に提案する際にも
使えそうです。


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時間管理 (2)

2008年06月21日 01時30分14秒 | ビジネス実用
司法試験の勉強をしていたときに
「択一試験は事務処理能力を見ている」のだと
言われ、なるほどと新鮮な印象を受けた記憶があります。

今でも覚えているくらいですから
強い印象を持ったのかもしれません。

それまでは単純に法律の知識を問われているだけだ
と思っていました。


ほとんどの仕事には期限があって
限られた時間内である程度の仕事の成果を出せるか
が大事であって
期限を越えて完璧なものが出来上がっても
それには何の意味もない。


憲法・民法・刑法の5択問題60問を3時間半で解く択一試験は、
その事務処理能力の有無を見るのに
格好の判断材料だというのです。


行政書士試験の問題も
60問を3時間で解くのですから
事務処理能力を見るのに格好の判断材料です。


確かに時間は無限にあるわけではないので、
期限内に仕事の成果を出せなければ
期限経過後にどんなに完璧なものを出してきたとしても
意味はないのです。

資格試験を通じて
こういう視点を持てたことは
今の仕事にとても活かされています。

「事務処理能力を磨く」

時間を管理するのに有効な手段だと言えそうです。


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イスラム金融

2008年06月20日 00時55分20秒 | ビジネス実用
みずほコーポ銀、イスラム金融で4000億円超の協調融資 19日夕刊日経


19日夕刊の日経新聞で、
みずほコーポ銀行がイスラム金融で協調融資
という報道がされており、
おっ!と思いました。


イスラム金融とは
イスラム教の教えにしたがった金融取引で、
利子のやり取りを禁止しています。

資金を常に経済社会に循環させ続け、
資金の出し手よりも借りて、
商品の売り手よりも買い手の保護が優先され、
銀行がそうした取引の仲介機能を担う
という原理で営まれる金融だそうです。


「人間を助ける」という金融原理に沿って
国家的規模で営まれる銀行のタイプとして
今後大きなパワーを発揮するだろうと
以前紹介した
「金融権力」本山美彦著岩波新書
解説されていたものです。

直近の出版物では
イスラム金融入門―世界マネーの新潮流 門倉貴史著 
が詳しく紹介してくれています。



日本ではまだ、
銀行によるイスラム金融の取引は認められておらず、
今年の12月を目途に解禁される予定だそうです。

今後、イスラム金融の展開に注目です。

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