フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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企業内人材育成入門

2008年12月17日 00時04分26秒 | 書評  ビジネス系
久しぶりに「すごい!」本に出会ったという印象です。
はじめての課長の教科書」で有名な酒井さんのブログNED-WLT
人材育成の現状を体系的にわかりやすくまとめていると
紹介されていたため、アマゾンで早速購入しました。




教育や学習に関しては
あらゆる階層の人が関心があり
かつ雄弁に語れる分野でもあります。

しかし、「私の教育論」が万人に通用するわけではありません。

本書は、企業が教育主体であるときに
「どのような人材を、どのように育成すべきか」を
コンセプトに企業の現場で共感をもって捉えてもらうために
苦心して書かれた力作です。

理論書にありがちな小難しい理論の解説が少なく
現場の場面をイメージできるような事例が秀逸です。

まだ、すべてを読んだわけではありませんが、
「教育と学習はどう違うのか」の節における
「学習カリキュラムと」と「教育カリキュラム」の違い
には目からウロコでした。

学習とは、日常のなかで複合的・継続的に進行する
組織・個人の行動や考え方が変化していくプロセス
と捉え、
教育は、人が主体的に学習する活動を、支援する活動と
みなすというのです。

研修がうまくいかない一つの理由として、
受講者と人材育成担当者双方に
「学習」と「教育」に対する認識の誤解と
ギャップにあるという指摘はなるほどと
納得しました。

目次を見ると
本書では、その他に
「やる気を出させる方法」や
「仕事の現場でいかに学ばせるか」など
実に興味深い項目が並んでいます。


人材育成に関心のあるすべてのビジネスマンに
お薦めの一冊です。


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