フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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現況報告

2012年06月29日 11時40分36秒 | 店舗経営
3週間ぶりのご無沙汰です。

・・・忙しいです。物理的にだけでなく
心理的にも忙しいです。

ブログを書く心の余裕がありません(笑)


と、ぐちはこのくらいにして。


今週の土日をラストに3週間ノンストップで続いたイベントが終了し
次は、夏のイベントに向かうことになります。


前回のイベントよりはだいぶ落ち着いたとはいえ、
やはりたくさんの方の来店があると心配り、気配り、目配りで
精神的に疲れ、ぐったりしますね。ありがたいこととはいえ。



税理士さんと契約してから
いろいろと経理面での不備を突つかれ
大至急で手直ししているところです。
これまでに膿を出し切ってすっきりする・・・かな
といったところです。



店舗経営のほうは、まずまず。
経営的には、顧客数はほぼ飽和状態に入りそうなので、
客単価の見直しをしなければならないかなと思っています。
懸案だった1年更新の損害保険について
FC本部で見直して下さって解決しました。
保険料が3分の1に激減しました。



規模の拡大や人材補強など、
もう一歩うえのステージに進むには
相当のエネルギーが必要だなと感じています。


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6月期の顧客数・売上確定

2012年06月09日 15時14分08秒 | 店舗経営
6月期の顧客数・売上高が確定しました。


前年度6月度と比較すると
顧客数が65%、売上高が54%の伸びです。
利益率は6月の人件費が確定してからになります。
売上高が伸びて、家賃などの固定費率がだいぶ下がりました。
利益率が大事といわれますが
やっぱり売上高に目がいきますね。

税理士さんからの指摘をうけて
利益率の改善に努めています。

ちなみに5月度の利益率は30%を超えましたので、
まずまずです。人件費率は売上高比約30%程度。
前年と比べ広告チラシ費をだいぶ削減しました。
チラシからの集客が期待できないのは痛いですが。


夏のキャンペーンが始まる前に
6月下旬からまたイベントが始まります。
前回のイベントでは、店舗内が顧客であふれかえって
クレーム寸前だったので、対応策を取っています。

想定していても想定外のことが起こるのが世の常で、
想定外のことが起こっても対応できるようにしたいものです。

基本的には、準備をきちんとできているか
いろんなケースの生じることを考慮して
対応策を考えているかに尽きると思っています。

夏のキャンペーンの準備も並行してしなくてはならないので
大忙しの夏がまた始まります。


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フランチャイズの光と影

2012年06月06日 01時13分43秒 | FC店開業
おなじFC本部に加盟したオーナーさんから
店舗運営に関して相談をうけることがあります。

フランチャイズに限らないことだと思いますが、
独立開業するに際して、
くぐりぬけなければならない関門がいくつかあります。
大小さまざまな関門があると思いますが
大きい問題としては3つ考えられます。

ひとつは、開業前の資金問題。

もうひとつは、開業直後の集客。

そして、最後に、開業後の生活。



開業前の資金問題を乗り越え、
開業直後の集客はFC本部の助けを借りてなんとかクリアできても
肝心の開業後の生活で苦労されているオーナーさんがいらっしゃいます。

開業後の生活は、集客も含め利益をあげながら
日々の店舗運営をうまく行うことと密接に結びついているので
開業後の店舗運営の善し悪しが
開業後の生活を左右してしまいます。

独立開業と同様、フランチャイズにおいても、
開業後の集客はオーナーさんの腕次第というところがあり、
開業直後はともかく、FC本部がそれ以降も常に集客を
面倒見てくれるわけではありません。

顧客を思うように集めることができなければ
店舗維持どころか生活を維持していくのにも
困ることになります。

もちろん始める前から、
そういったリスクは考えられているのでしょうが
いざ始めてみると様々な要因から
思うように顧客を集めることができず、
想像以上に厳しい現実が目の前に迫ることになります。

特に異業種からの参入であればなおさら、
言語化できない業界特有のあうんの呼吸が理解できず、
どう対処していいのか戸惑うようです。


別のオーナーさんから、
ついにオーナーさんの一人が
赤字続きの店舗の売却を
決意されたとの情報を聞きました。
私より約1ヵ月後に開業した方で
2年足らずでの撤退となります。

誰もが成功するとは限らない
店舗経営の厳しさを感じますが、
赤字をいつまでも引きずることなく
潔い決断には敬意を表します。


黒字となった幸運を感謝しつつ
今一度店舗経営を引き締めたいと思います。


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おそらく「仕事の仕方」っていうタイトルをつけたら、売れないから。

2012年06月05日 13時34分38秒 | 書評  ビジネス系
あっという間に6月ですね。
原発稼働の是非と節電と、今年も暑い夏がやってきそうです。
さて、7月19日で本格的に営業を開始してから丸2年がたちます。
いつまでも、立ち上げ当初のような働き方を続けていくわけにもいかず
この辺りで仕事の仕方を考えてみたいと思った次第です。

そこで手に取った本のタイトルが
「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」
意味深ですね。
今の働き方に不満がある人に手に取ってもらいたい
タイトルです。おそらく20代のサラリーマン向けの
内容だと想像がつくのですが、
なぜか興味をひきました。タイトルに引きずられています(笑)

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)
クリエーター情報なし
講談社



この本の趣旨は、
マルクスの書いた「資本論」にいう
商品の「使用価値」や「価値」の概念を
「働き方」に流用して、
現在の働き方を考え直してみませんか
という提案です。

使用価値=有益性・有用性、何かの役に立つかという問題。
価値=人のテマヒマがいくらかかっているかという問題。

給料は、使用価値ではなく価値で決まっている。
だから、価値の大きさが大きくなるような働き方をしよう
というのが著者の主張です。

給料が高くても「自己内利益」が低ければ
「しんどい働き方」をしていると著者はいいます。
自己内利益とは、「年収・昇進から得られる満足感」から
「必要経費(肉体的・時間的労力や精神的苦痛)」をひいて
得られるものをいいます。

ちょうど、売上-費用=利益 の「利益」に
相当するものと考えればいいらしいです。


年収が多くても、必要経費が多くては
自己内利益として得られるものが少なく
いつまでも「しんどい働き方」を続けることになるといいます。

そこで、労働力の価値をあげる働き方をしよう
ということになるのですが。
労働力の価値を積み上げるには、手間暇をかける必要があります。
すなわち、知識、経験、スキルを積み上げていく必要があるのです。
それも短期間ではなく10年単位の長期にわたる積み上げ。

インセンティブを得るために短期的な仕事の仕方をするのではなく、
知識や経験やスキルが積み重なるような仕事の仕方をしよう
ということです。

主張自体はそんなに目新しいとは思いませんが、
若い人が意識的にそういった働き方をするかしないかで
10年後に大きく差がつくかもしれません。

もっとも、若いうちからそんなに老成しなくても、
与えられた仕事を着実に、ときには必死にこなしていく中で
自分の資産といえるような知識や経験は
身についていくんじゃないのかなとも思いますけど。

テキトーな仕事をしていたら
「資産」どころか生活するための「給料」
も危うくなっちゃうでしょう。
それはいつの時代でも同じです。



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