goo

2月鑑賞の映画の紹介

ウクライナ紛争!悪いのは誰やァー!?プーチンやァー!あいつが悪い!あいつは極悪人や!
そやからロシアからLNG買うたらあかんデェー・・・・ここにシェール・ガスあるでぇ、これどうや?高いけど、これしかないでェー!!
見てみぃ!武力があらへんかったら、ウクライナみないになるでェ―。国は守らなあかん!
武器買いやァー。高性能のエエヤツあるでェー、どないや?!
この騒動で ほくそ笑み、隠れて高笑いしているのは誰や?分っかるかなぁ、ナニ!?分かんねェー?アホか!
ウクライナ人を“自由”で煽っておいて、騒ぎになったら手を引っ込めた。

ロシア軍の侵攻の速度が遅い。ロシア軍が車列を何十キロも作って渋滞するなどやってはならないことだが、既に軍事常識を越えるほど侵攻速度が遅いのだ。これで少なくともロシア軍の力量が三流に落ちていることが明白になった。
ウクライナ侵攻は48時間で終わらせる計画だったというが、1週間経っても終わらない。とうとう、パラリンピックが始まってしまった。作戦が戦略的に決定的に破綻しているが、どうにもならない侵攻。クリミアを攻めた経験でウクライナ軍を舐めてしまっていたが、二度同じことを繰り返すバカではなかった。米軍の対戦車及び対空携行ミサイルの威力が明らかになった。
焦ったロシア軍は、クラスター爆弾を病院近くに投下したり小型核兵器に近い燃料気化爆弾も使ったようだ。ついには欧州最大規模のザポロジエ原子力発電所を攻撃した。放射能汚染も何のその、であれば次は、戦術核の使用か。三流に堕ちた軍だからこそ、最大の兵器を使う懸念が高まっている。
それでNATO加盟のバルト三国や東欧の米軍駐留基地を攻撃できるのか?

哀れな独裁者・プーチン。近親の人間すら信じられず、必ず10m以上距離を取って話すという。閣僚会議でも大統領は閣僚と10m以上距離を取って話すという。暗殺を恐れている、という話もある。インナー・サークルですら機能停止か?愛人アリーナ・カバエワは消息不明、銃殺された警護隊員もいるという。このプーチンの暴走を止められるのは、軍だろうが軍首脳は腰抜けばかりなのか。無能な軍首脳ではウクライナは戦い抜けないはずだ。泥沼の悲惨はこれからさらに深刻になるのか。
誰かプーチンを“人道に反する罪”で告発できないのか。

先週のTVワイドショウでは、中国江蘇省での鎖につながれた女性が話題になっていた。この国では人身売買が普通で、その被害者だというのだ。
人身売買が“普通に”横行する国に、人権がある訳ないだろう。ITが進化した管理化社会で、何故そんな犯罪が横行するのかと思ったが、公安当局=政権が容認しているからなのだ。人権のないところに“民主主義”は成立しない。
全人代が始まったという。そこで人身売買が議題になるか。習政権の危機になるか。下手すれば、ウクライナ問題すら危機の種になりそうだという。専制のトップは大変だなぁ~。権力は蜜の味なのか・・・。
中国社会が“中国式民主主義”だというなら、正にこれが“中国式”であって、“似非”なのだ。かの国ではこのように、ほとんど全てが“似非”なのだ。その社会でニセブランドが横行するのは、当たり前の真ん中なのだ。
まぁ、この国も何だかそれに少しづつ近付いているかのような気配が漂ってはいるのだが・・・。衆愚社会のなれの果て。

北がミサイルを発射したという。今年9回目らしい。いよいよ春が来たのか。北のミサイル発射は春の風物詩。俳句の季語になるか?これは先代からの慣行・・・?

ところで新型コロナ・ウィルス感染が話題から消えた。しかし実効再生産指数が、先週末で0.96~0.98からさらに急速に下がらない。一体、何が起きているのかサッパリ分からない。どうやら欧米とは感染状況が異なるようだ。
その上、子供たちへの対策が見えないまま感染がかつてなく拡大しているようだ。だからといって闇雲に子供へのワクチン接種は危険ではないのか。10~20年先の影響が不明のまま子供へのワクチン接種は甚だ危険だと考えるが、間違っているか。
欧米からの科学的情報が当てにならないはずなのだが、日本で独自の科学的調査、検査を実施していないから、どうすれば良いのかサッパリ分からないままだ。適切なPDCAが出来ないのだ。だからいつまでたっても、“マンボウ”が解けない。
世界は様々な縛りを解いて動いているが、これでは日本社会は動かず、景気は良くならないままだ。非科学的で情緒の国では動かないのだ。停滞の国へ、どんどん世界に遅れをとるハメになるのだ。
何度も言う。“敵を知り、己を知れば百戦危うからず”は古代の知見だが、それすら21世紀の日本ではできていない。PDCAも適正な現状認識Check(調査・点検)があって対策Actが出来、その結果が正しいかCheck(調査・点検)して、節目で戦略をPlanして実行Doする・・・政策を推進するべきなのだ。


さて、今週は月初めの週なので、先月見た映画の紹介としたい。先月は17本。NHK・BSプレミアムのBSシネマが8本、ネット無料映画が9本。まぁ仕事があってこの本数は頑張った方ではないか、と自己評価。

BSシネマは次の通り。だが②は見ながら眠ってしまったので、BSシネマが7本が本当のところか。
①2/1“ハチ公物語”1987年・日本・監督:神山征二郎・脚本:新藤兼人
出演: 仲代達矢、八千草薫、柳葉敏郎、石野真子、山城新伍、長門裕之
[コメント]事実とは異なる脚本だという。“前飼い主の死後、次の飼い主に可愛がられていたのを、前飼い主の娘に虐待の末捨てられたことにする。ハチが一部からうとまれていたことを誇張して表現するなど”で評価の分かれる作品の由。やはり、事実は尊重するべきであろう。

②2/3“トロイ Troy”2004年・米・監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、ダイアン・クルーガー、ブライアン・コックス、ショーン・ビーン、ブレンダン・グリーソン、ピーター・オトゥール
[コメント]寝不足で気付けば緒戦が終わったあたりで眠っていた。気付いたのは既に戦士が木馬から出て、トロイを混乱に陥らせていた。ザンネン!これでは“見た”とは言えない?

③2/7“遊星からの物体X  The Thing”1982年・米・監督:ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、ドナルド・モファット、キース・デイヴィッド
[コメント]起承転結の結が無い・・・。“SFホラーの古典「遊星よりの物体X」のリメイクで、よりキャンベルの原作に近い”とされている。

④2/8“アウトブレイク Outbreak”1995年・米・監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・スペイシー、キューバ・グッディング・Jr
[コメント]ここでも感染症は“検査して隔離する”が当たり前の原則。だが、レネ・ルッソがロン毛のまま出演していたのには、違和感大。細菌兵器の存在を隠し通す上官(少将)に下位の将校が抵抗し、ついには少将を逮捕して燃料気化爆弾の投下を阻止する。ロシアがウクライナで使っている残虐な兵器だ。米国人は“上司への忖度”より、“正義”が優先するのだ。それがテーマの映画が多いような気がする。例えば“クリムゾン・タイド”。それも民主主義の基礎なのかもしれない。

⑤2/9“グーニーズ The Goonies”1985年・米・監督:リチャード・ドナー、製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ショーン・アスティン、ジョシュ・ブローリン、ジェフ・コーエン、コリー・フェルドマン、ケリー・グリーン、マーサ・プリンプトン、キー・ホイ・クァン
[コメント]伝説の海賊が隠した財宝を探す少年たちの冒険を描いている。スピルバーグ好みの映画か。

⑥2/14“マイ・インターン The Intern”2015年・米・監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ、アンダーズ・ホーム、ジョジョ・クシュナー、 アンドリュー・ラネルズ
[コメント]“intern”とは“(実習生)として働く”ことのようだが、この場合、現役引退の爺さん(ロバート・デ・ニーロ)が、ヒマを持て余して、若い女性経営者(アン・ハサウェイ)の起業したばかりの会社に就職して働き、活躍するハッピー話。だが、やっぱり“お話”の域を出ないのは仕方ないのだろう。だがこの爺さんは“ノースウェスタン大学出身で学歴としてはまずまず”、と言っていたのに注目した。

⑦2/18“荒野のストレンジャー High Plains Drifter”1973年・米・監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ヴァーナ・ブルーム、マリアンナ・ヒル
[コメント]“High Plains”が“荒野”なのか?ロケ地選択で監督が頑張った、という。ラストシーンが分かり難かった。私の鑑賞力不足か。

⑧2/23“A.I. A.I. Artificial Intelligence”2001年・米・監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演: ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジュード・ロウ、フランセス・オコナー
[コメント]スタンリー・キューブリック監督の企画をスピルバーグが引き継いだ、という。悲しいロボットの話。それにしてもたった2000年で人類は絶滅し、異なる種が地球を制覇している想定は合理的とは思えない。

ネット無料映画は次の通り。少々、ヤクザ映画の見すぎかもしれない。これは見過ぎると不毛。
⑨2/2“ラム・ダイアリー The Rum Diary”2011年・米・監督:ブルース・ロビンソン
出演:ジョニー・デップ、アーロン・エッカート、マイケル・リスポリ、アンバー・ハード、リチャード・ジェンキンス、ジョヴァンニ・リビシ
[コメント]“米国のジャーナリストであるハンター・S・トンプソンの同名自伝小説を原作としている”という。大変な体験だったのだなぁ、という感想しかない。

⑩2/4“実録 史上最大の抗争 義絶状2”2002年・日本・監督:津島勝
出演:清水健太郎, 哀川翔, 草刈正雄
[コメント]山王会=山口組、丸和会=一和会と思って見た。日本極道史上最大の抗争。

⑪2/11“ジェシー・ジェームズの暗殺 The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford”2007年・米・監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック、サム・シェパード、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェレミー・レナー、ポール・シュナイダー、ズーイー・デシャネル、サム・ロックウェル、ギャレット・ディラハント
[コメント]BSシネマでこの日放映されたが、五輪のためチャンネル権無く、たまたまネットで見れたので、ゆっくりネットで見ることにした。アメリカ版ヤクザ映画。ブラッド・ピットがやりたがった、という映画だが、徹頭徹尾暗い。場面も暗く主人公周囲にはピリピリした緊張感が漂う。ジェシーが死んで、緊張が解ける雰囲気。

⑫2/14“日本やくざ抗争史 絶縁 第1章、2章”2014年・日本・監督 ‏ : ‎ 渋谷正一
出演:白竜, 小沢仁志, 古井榮一, 小沢和義, 中野裕斗
⑬2/14“日本やくざ抗争史 首領襲撃”2014年・日本・監督:金澤克次
出演:小沢仁志、水元秀二郎、古井榮一、千葉誠樹、舘昌美、村内孝志、鯉迫ちほ、小沢和義、白竜
[⑫⑬のコメント]山口組分裂と抗争の経過をなぞっている。同じシリーズなのに出演者が入れ替わっているのが見難い。

⑭2/18“日本やくざ抗争史 巨大組織分裂”2015年・日本・監督:金澤克次
出演:白竜 波岡一喜 古井榮一 松田ケイジ 工藤正也 水谷ケイ 山口美也子 小沢仁志
[コメント]山口組分裂と抗争の経過をなぞっている。この手の映画が多すぎる。

⑮2/20“熟れた本能 PARTIR”2009年・仏・監督・脚本:カトリーヌ・コルシニ
出演:クリスティン・スコット・トーマス、セルジ・ロペス
[コメント]痩せぎすのそう美人でもなく可愛くもない女優に演じさせたのは間違い。40過ぎてもせめて可愛い人でなければ現実味がない。

⑯2/21“ネイビーシールズ:チーム6 Seal Team Six: The Raid on Osama Bin Laden”2012年・米・監督:ジョン・ストックウェル
出演:カム・ジガンデイ、ロバート・ネッパー、ウィリアム・フィクナー
[コメント]ビンラディンの暗殺事件の映画。現地米協力者、医師、ワセム達工作員はパキスタン政府によって国家反逆罪で死刑、それで良いのか?

⑰2/21“ミニミニ大作戦 The Italian Job”2003年・米、仏、英・監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、セス・グリーン、ジェイソン・ステイサム、モス・デフ、フランキー・G、ドナルド・サザーランド、
[コメント]全てが奇想天外で面白かった。さすが欧米人の映画。後半の強奪事件での3台のミニ・クーパーの走行が可愛い。それで日本の題名が“ミニミニ”なのだと気付いた。3台なので“ミニミニミニ”が本当では。それまで、映画題名を言われても思い出せなかったほどだった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鑪幹八郎・著“... 京都梅小路公... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。