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“福島自主避難者の声”の講演を開催

先日、福島から大阪に自主避難して来ている人たちをグループ化するための先頭に立っている人を呼んで、私の所属するネット・ワーク・グループで講演してもらった。そのグループは、ある大学が主催していたリスク管理者養成プログラムを受講、修了した人々によって構成されている。そして、リスク・マネジメントの発想を社会に普及させようと活動している。 私は、このグループの活動が東日本大震災からの復興に対し、何らかの影響を受けるか、または逆に何らかの寄与ができていないことに若干の苛立ちを覚えていた。私が、所属する別のISO研究会では、広島から来ている若者が東北救援に東奔西走の活躍を聞いていて、それに比べて何もできていないことへの忸怩感があったのかも知れない。そんな状態だったところで、6月にインテックス大阪で開催された“地域防災展”に行って、リスク・マネジメント上も重要なビジネス継続計画(BCP)等についての知見や、東北復興の実情を聞き、良い情報を得たと思っていた。しかし、そこで最後に聞いたパネル・ディスカッションでの福島自主避難者の会の代表の言葉“「何ができるか」は、被災者と話すことで見つかるはずだ”に心動かされたのだった。何とか仲間の“リスク管理者”にも話を聞いてもらって、リスク・マネジメント上の知見を活かした活動を開始するなり、新たな発想を得るなりできれば 今後新たな活動が展開できるのではないかという期待を抱いたのだった。この福島自主避難者の会に、大阪技術士会が支援してパネル・ディスカッションが開催されているということにも、一種の焦りがあったと言えなくもない。 . . . 本文を読む
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