参院の委員会が特定秘密法案を怒号の中、与党の数の力で強行可決した。
参院本会議での採決は今日以降に持ち越されたが、体裁を繕っているに過ぎず時間の問題だろう。福島での公聴会はアリバイ作り、田舎芝居と言われている。
なぜ、こんな憲政を否定するような法案が、自民や安倍首相の公約にもなかったのに急浮上したのだろうか。
新聞投書を読んでいるとアメリカから強要されたとか、海外向け放送ではズバリ国家機密法案と英語で放送していると書いてあった。
知識人やマスコミの反対、各地での反対デモも無視されている。
ゴルフ場の食堂での会話では、保護法案の目的、焦眉の急は福島原発の諸々を隠すためと卓見を言う友人がいた。あれだけ大量の汚染水は、海に流しているに違いない。韓国の批判など国際問題となっている。三陸沖の魚は食うな。安倍内閣は長期政権を狙っている。やりたい放題、民主の野田のバカがヘマをやって・・とまくし立てた。
彼は私どもの元会社の労組退職者の会の事務を長年ボランティアで勤めている。月に足代、昼食代を5万円貰っているが誰か変わってほしいとも言っていた。
良くも悪くも自民一党支配の議員を選んだ国民の側に責任がある。吾輩は勤労者階級なので選挙で自民に投票したことはない。保護法案を手掛かりとして憲法改正に持っていくのであろう。その結果は日本の右傾化、戦争へという構図になりかねない。
家庭内野党のアッキーは大好きだけれど、旦那は好きになれない。
(昨夜、岩手沖産生イカを一杯買ってきた。福島沖とか宮城沖とか札がついていたら誰も買わない。チエッカーのお姉さんは、イカ一杯とレジに打ち込んだ。イカの単位は一杯なのだ)
(何年か前、新聞投書して愁眉の急と書いて投稿したら、焦眉の急と校正された。眉を焦がすほど切迫しているという意味らしい)