河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-718

2019年12月17日 | Weblog
やりくりの時代

約80年ぶりで世界の秩序が代わり、日本も変わり、変われない人や組織から没落するのは当たり前である。
この当たり前のことを言わない人やメディアは不思議な存在になり、もはや新聞は発行部数を減らし、テレビは視聴率を落としている。

理由は簡単で面白くないからである。
自ら変わる心づもりの人は、いち早く情報を掴み、あるいはそのような場所へ出向く。
出向けば体全体でその情報に包まれるから、一般情報が届く前に自ら先に一歩を踏み出している。

ところがその情報は未確認の部分も多いから、あれやこれやと考えをめぐらし手探りで未来を探ろうとする。
実はたったそれだけのことなのだ。

あとは縷々書いたように、いろいろと試すことから始まりその感覚から次のヒントを持ってさらに手探りをする。
そして試作品を取り出して意見を聞けば、人は案外丁寧にアドバイスしてくれるものだ。
それらを取り込みつつ、やりくりして新商品・新サービスが出来上がるのである。

どうしてこれができないのか私には不思議だが、どうもその経験がないかららしい。
自分で行う経験のことである。
80年周期説が示す弊害はココかな、と思う。

つまりこうだ。
現代人は子供のころから「良い型」にはめられ、社会人になるときに完成する。
そのように生きてきた。
社会人になるという事は、「ポスト」を得る事からはじまる。
そしてより良いポストを目指すよう努力し、周りもそれを奨励する。

ところがある時に環境ががらりと変わると、「ポスト」自体が意味を持たなくなる。
必要なのは「ポスト」をゲットする事ではなく、自分で「創り出す」事に変わるのである。
つまり積極的に「やりくり」という試行錯誤を繰り返して創り出す行為のことだ。
それが楽しいのなら本気で取り組んでみたらどうか、と言いたい。

何故ならそれこそが本当の意味で「新しい」からである。

本当のクリエイティブの意味が分かっただろうか。
さて、以下の動画は「ポスト」と「創る」ことについて述べられた貴重な動画である。
参考にされたら良いと思う。

・内山 節「経済のゆがみ、社会のゆがみを正していく時代」
https://www.youtube.com/watch?v=nbconwfWmLw
コメント
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