河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-363

2009年10月06日 | Weblog
健康維持-続き

健康維持には、自社のポジショニングが大切な要素である事は言うまでもない。
顧客から頼りにされ、企画を含めた提案営業ができる立場。
あるいはスケジュールに自由度がある形態。

などに自社をポジショニングできなければ、

・ 相手の要求と納期

で忙殺されることになる。

このような体系にならないためにも、事業計画を練り自社のポジションを有利に
位置付けるよう努力を続けるのには意味がある。

あきらめては何も始まらない。
やっていると意外な突破口が見つかる事があるものだ。
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実行へのヒント-362

2009年10月05日 | Weblog
SOHOの健康維持

30歳ぐらいまでは、仕事の流れや利益を出す仕組み、その数値の把握を実務を
通して学ぶのがいい。
いわば社会人大学院生になったつもりで、広い世間の勉強をしたらいいと思う。
広い世の中で学ぶことは尽きない。

その後は、会社に残る、転職する、独立するなどの道が開かれる。

会社に残るのは
・選ばれしエリート、と
・凡人
で、ダメな人と意欲のあるリアルエリート、つまり組織の最上部と下部が
転籍の対象になる。
それまで実力を鍛えられなかった人は、会社に残る方がどう見ても幸せ。

30代に自分の道を選び(これが本当の就職の時期、と言う人もいる)、
40代は今までの経験をバックに活躍する年代になる。

ところがその時期、体の方は30代の若さを保てない。
そこに気がつかず、パソコン仕事や会議、はたまた退社後の宴会と、エネル
ギッシュに活躍しすぎて体を壊す人が多い。
40代は要注意、である。

何度も言うが、原因は働きすぎとストレスだ。

進んで、50代に入ると体力は一段と衰えるから、日常のリズムそのものを変えた
方がいい。
ややルーズになるくらいの方が体調がいいのだ。

働く人は、昔と違った意味での病気の原因とその理由を抑える賢さがほしい。

例えば、働きすぎとはこういう事。
パソコンを使って視神経を連続で使うと、交感神経を刺激していつまでも精神が
興奮状態にセットされてしまう。
会議の連続も同じ。

「ひと息つく」
という感覚がないままに一日が過ぎてしまう。
短期間なら問題はないが、継続すると体がおかしくなり始める。

「その感じがわかる」
と思った人は、今がチェンジ!のタイミングである。
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新プロジェクトは

2009年10月04日 | Weblog
ポスト産業資本主義時代、新しいプロジェクトを起こすのには、
お金がほとんどかからない。

一番大切な経営資源は、頭の中にある。
次に企画やPRや販売のチーム力。

実行者も、お客様の心の中も豊かだから、

・世の中の役に立って
・世間のうわべの評価ではなく
・お客様の心と自分の心が同時に喜ぶ仕事

をやるようになる。

だから、まず大切なのは自分の心の姿勢。
それに連なる人間的な心がわかるチーム。
単なるシステム論や精神論ではないところがミソである。

産業資本主義では、大量生産・大量販売が必要だったから、会社は資本力
に比例して大きさが決まり、大、中、小、零細…と格付けされた。

ポスト産業資本主義の時代には、丁寧にサービスや顧客の要求が満た
される規模であれば良く、それは規模や形態も千差万別の企業が乱立
する世界になる。

会社は大きい方が安定していい、給料もいい。
と言う人はいまだに多いと思われるが、それはひと昔、ふた昔の時代の話
である。

むしろそんな古い会社へ行けば、過去の負の遺産処理という仕事が待っている。
医者から言わせると、人間関係のストレスと、パソコン仕事が多いための眼精疲労
を始めとする”過労(働きすぎ)”で体を壊す人が増えている。

時代が変われば仕事も会社も変わる、という社会常識がわからない人が案外多い。
だから、そんな人の言う事を聞いていたら大変である。

若い人には、新しい市場で新しい仕事にチャレンジしてほしい。
30代くらいまではダボハゼのように仕事に喰らいつき、その経験を持って起業する
人は本当に逞しい。

よってその成功率も高いのである。
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もうひとつの”痛さ”

2009年10月01日 | Weblog
ここ数年、身の丈起業の事業計画の書き方を教えている。

どんな事業を実行するか。
事業テーマを決めるのは受講生、すなわち新しい社長予備軍だ。

ところがそのテーマが、スーっと出てくる人、出てこない人がる。

出てくる人には、

・会社勤めの時にその仕事を実際にしていた、関わった事がある。
・会社がその仕事を切りだして外注してくれる。
・現在の仕事をそのまま独立してやるだけ。
・趣味でやっていた。これからは本業で。
・今までその周辺の仕事の事をしていた。
・会社を辞めたら、かねてからこれをやりたいと思っていた。
・新しい資格に挑戦した。これで勝負したい。

などの理由があり、こちらはわかりやすい。

一方で、すぐ出てこない人には、なかなか大変な事になり、長期にわたって
試行錯誤を余儀なくされる人がいる。
もちろん、講義の時間にはおさまらないので仮のテーマで書いてもらうのだが、
やはりその後の格闘が続く。

これも一種の”痛さ”である。

事業テーマを決める際、カギになるのは自分自身と市場(お客様)だが、自分
自身を掘り下げていく時の痛さがあるのだ。
自分との対決なのかもしれない。

日常の仮面を剥ぎ、その下の皮の皮をはぎとって、自分の中心に向かって穴を
掘り続ける作業は大変で、物凄い痛みが伴う場合がある、と思われる。

大事なのは、その時中途半端で止めない事である。
覚悟を決めて掘っていく。
そこに何かあるのかどうかはわからない。
ない場合が多いだろう。

しかしひたすら掘っていくと、その本来の目的ではなく、作業の中で何かをつかむ。
こうして人はその何か、をきっかけに事業テーマを決めていく事が出来る。

そして数値目標に裏付けられた事をひとたび始めると、実感が伴う小さな実業が
始まり、体中の細胞の感覚が明確になって、実行しながら新たな情報や経営資源
を得てより自分の心に沿った事業へと前進させる事が出来る。

だから人は自分の事業テーマが決まった時、顔が輝く。
私はこれら一連の活動を、自己実現の活動ではなく『自己表現の活動』と呼ぶ。

人は自分を出すときに痛みを伴う、と書いたが、それは輝くことへの影の部分
でもある。

もう少し影の存在を大切にしてみたい。
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