河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-608

2013年04月08日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-2

社会経験があると騙されにくい。
これが生きることの根本で、起業以前の「生存」に関わる問題である。

次に社会的ルールをベースに働くことを知っていること。つまり「社会常識」。

その次に、人とうまく調和できる「ちから」。

その次は、お客様のお役に立とうとする「姿勢」。

その次が自分の仕事の核になる「基本知識」と「基本技術」。

前回述べたのは、ここまでを経験を通して自分のものにしている必要がある、
と言っている。
これらが身についていない人で本格的な収益を上げようとするなら、もう一度どこか
で修行したほうが早いのかもしれない。


さて、世の中はいつも話題であふれかえっている。
この頃は「起業」その中に入っているようだ。
しかしここで一歩立ち止まり静かに考えてみよう。

巷で人々が話していること、つまり起業に関する話題や、今はやりの何かとか、事業に
関する戦略的ナニナニなどは、甚だうわべだけのものが多いということだ。
小手先の技術論でしかない、ということも多い。
もっとすごいのは、空虚な理想と貧しい経験と非現実的な思考回路の組み合わせである。
結果を見れば失敗しているので、あとからならそうだ、とわかるのが味噌である。

ともかく、基礎の基礎は騙されないこと。

多くの人は、今の雰囲気や流行の話題、あるいは横文字の単語に騙される。
流行に乗りたいという心理も、起業には不要である。

流行に乗るのではなく、時代の大きな流れに乗ること、合わせることだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-607

2013年04月08日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-1

SOHO CITY みたかで過ごした15年や起業塾で教えている経験から言うと、SOHO
スタイルでの成功者には4つのパターンがある。

1-
1つは、卒サラ組で豊富な社会経験をもとに知識や経験をベースに、例えば60%
の出力で楽しんで仕事を行う。
安全運転で、見ていても安心する。
収入は現役時代の何割かだろうが、年金にプラスだと考えれば十分だろう。

2-
2つ目は主婦の副業。
イラストレータやフォトショップにフォーカスしてスキルをトップレベルまで
上げる。
主婦の経験を活かして起業。無理のない範囲で売上を伸ばす、など。
こちらもお金をかけずに身の丈で事業を上手に展開するのは女性に多い。

3-4
3つ目と4つ目は、本業をSOHOスタイルで行うケースだ。

結論から言ってしまえば、十分な社会経験かそれを補う猛烈な努力がなければ、
上手くいかない。

二つのタイプとは、こんな具合だ。

1-ひとつの分野を究めて、事業を伸ばすタイプ。
レンズ屋の永田さん、メディカルシステムの永井さんが挙げられる。
お二人とも十分な経験を基にして起業し成功されている。

2-プロジェクト複合型で収入を重ねていくタイプ。
収入が複合プロジェクトになっている。
個人でもやるが、チームでも動く。
チームは仕事を終えるまで疑似カンパニーとして動く。

チームを構成するメンバーは仕事のプロであること。
チームとして動くときのコミュニケーション方法やルールは、それまでの経験
からよく理解しているか、それに向けて努力することが求められる。

以上から言いたいことは、20代-50代の人が本格的な収入を得るには、仕事の核
については経験があることが基本になる。
(すべての業務に精通している必要はない)

逆に、社会に出て仕事をした経験がまったくない人が本業タイプで成功するのは、
非常に難しい。
これが現実だ。

若いうちは金より経験、とはそういう意味である。
「よーし、それならおれも会社で下働きをしよう」と思ったなら心から賛成する。
数年は割り切って頑張ってみるのがいい。

もう十分経験を積んだよ、という人は次を読み進んでほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする