河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-68

2006年07月30日 | Weblog
まちづくりへの参加について。

まず、わかりやすい質問だが、まちづくりへの参加は「儲かるか?」(笑)。
私は儲からないと思う。

強いて言うなら、行政の仕事を例えば”シニア層”が肩代わりして受注し利益を得る。NPOになればという意見もあるが、ともかくどちらも「低価格受注」。
若い現役への直接の金銭利益はない。

いずれにせよはなかなか売上げが上がらないので、現役時代のように「儲かった」という感覚はどこにもないだろう。

では、次にまちづくり参加は増えるか、減るか。

私は増えると思う。
儲からないのに増えるのはなぜか。

・ 面白そうだから。
・ 気持ちがいいから。
・ 何か副産物を得るから。
・ 新しい出会いがあるから。
・ 良き友がいるから。
・ あるいは断れない友人に頼まれたから。

などなどで、これは人間の本能に近い。
「利益」より「気持ち」である。

そんな人がいるのだろうか?
と思えるが、私の周りを見回すといるのだ。
しかもその人たちは少しづつ増えそうである。

「世の中はめぐりめぐって」の世界なのだから、
「それが社会のためになるからだ」
などとヤボなことは言わないほうがよい。

金銭はともかく、という人が現れ始めたのは新しい、とも言える。
それを理屈でなく、本能で感じる人は何かをやる。

それに選挙に行って、まちづくりにも参加すれば、
「行政はもっとスリムに!」
と言う資格くらいはあるでしょう(笑)。
こういう力が今は個々に分散しているが、いずれ集まって大きな力になる。

市民の利益はズバリ「行財政改革」とセットの
・ 「暮らしやすさ」
で、「めぐりめぐって」の輪はこのときに結ばれることになる。

実は大きな利益を産むのである。
コメント (2)
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