河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-64

2006年07月12日 | Weblog
先日、四国でオリジナル農法を実践している青年が私を訪ねてきた。
昨年、丸の内で開催された「社会起業家・ソーシャルアントルプレナー養成講座」の受講生だ。

そこで昼食に近くの中華料理屋の「冷やしそばバンバンジー風味」を食べながら四方山話をした。
「金はね、生活できて、たまに美味しいものが食べられればいいんです。もっとあればそりゃあ嬉しいですが。アハハ」

目の前の青年は日焼けした顔で屈託なく笑った。
このごろこういうタイプが多い。
豊かな日本の今風の青年だ、と思う。
そして健康的だと思う。

世の中、事業というとどうしても「大きさ」「量」「話題性」に興味が集中しがちだけれど、それだけですかね。
あるいは株式公開というサクセスストーリーはマスコミをはじめいろんな人が大好きだけれど、それも今の日本では選択肢の一つにしか過ぎなくなってしまった。

事業を行うものとしては、会社の内部留保と個人の内部留保を増やすことを第一目標に動くわけだが、これは「いざ」というときのためである。

「贅沢な暮らしをする。そんなことを目標にしている男なんてつまらない奴だ」と言い切ったのは戦後日本を代表するジャーナリストの草柳大蔵さんだ。
別に貧乏を勧めているわけじゃないのです(笑)。
まあ、無いよりはあったほうが、の類ですな。

時代は一元化から多元化へ。
無理に意見を合わせるのはやめましょう。
成功の定義も、金の定義も自分で作ればよいのです。
コメント
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